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ChatGPTとExcelマクロ:VLOOKUP関数を使ったプログラミングの新たな可能性

AIの進歩は日常の業務処理を劇的に改善しています。特にOpenAIのChatGPTを使用してExcelのVLOOKUP関数を用いたマクロプログラミングを行うことが可能になりました。この記事では、具体的なプログラミング例とともに、この方法の新たな可能性について解説します。

ChatGPTは大量のテキストから自然言語処理の技術を学習し、その知識を様々な応用に活用できます。PythonとChatGPT APIを用いて、VLOOKUP関数を使ったマクロを自動生成します。

始めに、PythonからExcelを操作するためのライブラリopenpyxlと、OpenAIのAPIを操作するためのopenaiライブラリをインストールします。

bashCopy codepip install openpyxl openai

次に、ChatGPTを活用してVLOOKUP関数のマクロを自動生成します。たとえば、「A列の値がB列にあるか確認し、存在する場合はその値をC列に表示する」という要求をChatGPTに投げ、それに対応するExcelのマクロを生成します。

以下にその具体的なPythonプログラムの例を示します。

import openai
from openpyxl import Workbook

# OpenAIのAPIキーを設定します
openai.api_key = 'your-api-key'

# ユーザーからの要求
instruction = "Create a function that checks if the values in column A exist in column B, and if so, displays them in column C."

# ChatGPTによる回答の生成
response = openai.ChatCompletion.create(
  model="gpt-3.5-turbo",
  messages=[
        {"role": "system", "content": "You are a helpful assistant that understands Excel."},
        {"role": "user", "content": instruction}
    ]
)

# レスポンスからのアクションを解析し実行
actions = response['choices'][0]['message']['content']

# Excel スプレッドシートの作成
wb = Workbook()
ws = wb.active

# A列とB列にサンプルデータを入力
for i in range(1, 11):
    ws[f'A{i}'] = i
    ws[f'B{i}'] = i + 5

# ChatGPTから得られた指示を実行
for i in range(1, 11):
    ws[f'C{i}'] = f'=IF(ISNA(VLOOKUP(A{i}, B:B, 1, FALSE)), "", VLOOKUP(A{i}, B:B, 1, FALSE))'

# スプレッドシートを保存
wb.save('sample.xlsx')

このプログラムは、ChatGPTが指示に基づいてVLOOKUP関数を自動生成し、それをExcelのマクロとして適用します。この方法は、Excel作業の自動化と効率化に

ホームページ:ai-frontline.com/

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