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【BRAV5】画像生成AIで使える『ポージングプロンプト』立ち姿・座りメイン

本日は、人物やイラストを生成する際に使える、ポーズについてのプロンプトを紹介していきます。

SNSで使用する画像など「いつも同じような構図やポーズになってしまう」という方も多いかと思いますが、色々なバリエーションのポーズをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

「AIグラビアのポージングに使えるプロンプトを教えてほしい」という声が多かったので、こちらの記事にまとめました。よければこちらもチェックしてみてください!

立っている状態と、座っている状態をメインにお伝えしていきます。


立ちのポージング

Hands on Hips - 腰に手を当てる

ポージングの中でも大分ポピュラーかと思います。

Hands on Hipsと指示をしても、上記画像のように片方だけしか適用されないケースが多いみたいです。両方の手がうまく腰にあたるようなプロンプトがわかったら、また追記します。

left hand on hipsのように、片方だけお尻に手を当てて、という指示を出すとこのような画像が生成されます。

先ほどよりも、腰を強調してくれているのがわかると思います。こちらの方が割と確率高くこのようなポージングをしてくれるので、片手の指示出しは有効かもしれません。

woman with hands in pockets - ポケットに手を入れる

類似したポージングでいうと、ポケットに手をいれるポージングもおすすめです。

グラビアのポージング、というよりは、アパレルはモデル撮影に使えそうですね。

こちらも腰の時と同様に、片方だけポケットに手を入れるように指示(woman with left hand in pockets)をしてもサマになります。

fashion model posing - ファッションモデルポーズ

ポージングをあまり指定せずに、AIにお任せする場合はfashion model posingというプロンプトがおすすめです。ポケットに手を入れるようなポージングも、勝手に生成してくれています

割と色々なバリエーションで生成してくれるので、こちらはガチャを楽しみたい方には良いプロンプトだと思います。

crossed arms - 腕を組む

こちらは腕を組むようなポージングです。

Stable Diffusionなどの画像生成AIは指や手が苦手とされていますが、解像度を高くした状態で生成すれば、比較的うまくいくような気がします。

ポージング的に指が少し隠れている状態になるので、あまり気にならない場合が多い、といった感じでしょうか。

Looking Over Shoulder - 肩越しに見る

Looking Over Shoulderというプロンプトを追加すると、このようなポージングになります。「肩越しにみる」というような指定ですが、不意に写真を撮られたような雰囲気を演出することができます

look behindというプロンプトを追加すると、さらに精度が高まるような感覚があります。

色々と試しましたが、縦長の画像との相性が良いように思えます。参考までに、こちらは9:16の縦横比で生成しています。

arms behind head - 両手を上げる

頭の後ろに手を持っていくポージングを再現するために、よく使われているであろうarms behind headを使用してみたのですが、こちらはなぜか再現度が低かったです。

代わりに色々と試したのですが、Pose to show armpits by raising both handsというプロンプトを用いると、高確率で手を上げてくれることがわかりました。

しかし、こちらは「ワキを見せて」というような指示なので、たとえばTシャツの指示出しだと、水着になったりしていまいます。

Long Sleeve T-shirts、のように、袖の長さまで指定してあげると服を着たまま手を上げることができました。(多くの人はそもそも水着や下着でこのポージングをするかと思いますが、参考までに笑)

座りのポージング

Sitting Cross-legged - 足を組んで座る 

足をクロスさせるために、Sitting Cross-leggedというプロンプトを試したのですが、期待通りの画像が生成される確率が低かったです。

そこで、sit on a chair with one's legs crossedのように、より具体的な状況を指示してみました

すると、このように足を組んだ画像が綺麗に生成されました。

もちろん椅子以外でも、たとえばソファーだったりを指定してもOKです。Sitting Cross-leggedのみのプロンプトだと、指示が大雑把すぎて、AIのさじ加減次第になってしまいます。

また、状況に応じて縦横比を変更しましょう。今回は椅子に座って、全身を写したかったので正方形で生成してみました。

他の座り方もみていきましょう。

Slouching - 猫背で座る

少し猫背気味で生成できるプロンプトです。これを追加することで、かなりナチュラルで、力の抜けた画像が生成できます。

横長にすると、顔が切れてしまったりする事も多かったので、表情のプロンプトを追加するなどして対処するのが良いかと思います。

また、on the floorを加えると、AIが自然なポージングを追加してくれる印象があります。

引きの画角すぎると、足や手が崩れたりもしますが、そこはガチャをしながら楽しむのもアリだと思います。

Sitting with Knees Up - 膝を立てて座る

体育座りをうまく表現する英語が無い(?)ので、Sitting with Knees Upというプロンプトを使ってみました。足が崩れてしまうことが多かったのですが、先に小さいサイズで色々と試してからhires.fixなどで高画質化する、などで対処しました。

もし体育座りをうまく表現できる方がいれば、教えていただけますと幸いです。

frog-sit on the floor - 膝を広げ、足を内側に向けて座る

続いてはこちらのポーズ。

こちらはカエルのようなポージング、という指定をしてみました。

カエルという特徴をAIが拾って、リアルなカエルが生成されてしまうこともありますが、ネガティブプロンプトにカエルを入れるなどして対処すると、うまくいくことがあります。

座りながら足を広げるポージングは、なかなか難しい印象がありますが、こちらもう少しアレンジを加えるなどして、色々と試す価値がありそうです。

また良い方法が浮かび次第、ノートなどに追記をしていきます。

squatting open legs - 足を床につけて、腰を下ろす(足を広げる)

似たようなポージングを生成できる、squatting open legs、というプロンプトも割と使えます。

成功率はそこまで高く無い印象がありますが、これも色々とプロンプトを研究すれば改善の余地はありそうです。

全身を映さなくても、以前動画でご紹介したカメラアングルと色々と組み合わせると、色々なバリエーションの画角で生成できそうです。

座り系と、例えばfrom aboveのようなプロンプトとは結構相性がいいと思います。よければこちらの動画も見返しつつ、合わせ技で色々試してみてください。

まとめ

これ以外にもまだまだ沢山あるのですが、取り急ぎ使いやすくて精度が高そうなポージングをピックアップしてみました。

服装はわかりやすいように白の上下で設定していますが、例えば水着だったり、ご自身がお好きな服装でプロンプトを設定すれば、SNSや写真集用にも応用可能だと思います。

また冒頭でもお伝えしましたが、こちらの記事でAIグラビアのポージングに使えるプロンプトをまとめています。合わせてチェックしてみて下さい!

本記事が参考になったという方がいれば、フォローやいいねをしていただけると大変嬉しいです。

それではまた。

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