【上級】302_ハートの描き方4/4【動画】
その昔、ハートって、大きな円と小さな円の組み合わせでできてない?って気づいた時があった。それはこんなイメージで…。
ただ、その当時は2つの円を斜めの接点に添わせる技術を、持っていなかった。(※そんな技術は今もないけれど)
このイラレのnoteを読んでくれている人は「斜め」に悩んだ時はどう対応するべきか、もうご理解いただいていることと思います。
そうです。…一度水平垂直にして考えればいいのです。
というわけで、もしあなたが勇者ならばこの最後のハートの攻略法を、想像してから動画を見てね。
ハートの描き方その4で使う技術
・正円を描く
・数値で拡大縮小
・リフレクトツール
・パスファインダの分割と合成
作り方レシピ
①画面クリックで、数値を入れて正円を描く
②オブジェクトの拡大縮小で、15%程度に縮小 コピーボタンで複製する。
(※ここのパーセントを変えることで印象が変わる。)
③二つを選択して、整列で右に揃える
④45度に傾ける(※ここの傾斜を変えても印象が変わる)(ここが今回の肝です。斜めで接している面を綺麗にくっつけるには、最初に垂直水平で整列させてから回転させればいいのです)
⑤右に水平移動しつつ複製
(※動画では、コピー→前面ペーストからリフレクトさせてましたが、移動複製のほうが、一手間減るので、時短になります!)
⑥リフレクトツールで左右反転、(詳細は、前回の記事を参考に)いい感じでハートの形になるように調整
⑦全てを選択してパスファインダで分割(これも前回の記事参考)
⑧グループ選択ツールで、上半分を削除
⑨残った部分がハートに!!おめでとう!完成です。
大から小へ…
このハートを最後に持ってきたのは、今までのハートが、部品を組み合わせて組み上げられるのに対し、これは、完成図より大きな図形を削ってハートを作り出しているからです。
実際に作るサイズより、大きな補助線を想像できると、制作できるものの幅が広がります。図形の中には、全体の中の部品を想像しないと作れないものもありますし、製図などは、全体のサイズから部品サイズを導いてゆくものもあります。
というわけで
4回分のハートの作り方はおしまいです!
この4個分の作り方を理解しているだけで、イラレの操作はバッチリだと思います。…思い立ったら、自分なりにハートを作って見ていただけたら幸い。
ちなみに
慣れれば、線からハートを作れますし、フォントのハートを使うという手もあります。それこそ、人によって作り方が違うのがハートの醍醐味。
もし、「あなたの知らない、こんな高度な作り方もあるんですよふふふふ」という、のがありましたら、ぜひ教えていただければ幸いです。
それではおつかれさまでした。またイラレの現場でお会いしましょう。
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