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時を読む~それは『今』なのか、そうではないのか

辛丑(かのと うし)
~日めくり五術2021年6月22日

おはようございます!
今日は辛丑(かのと うし)の日で、上は金、下は土のエレメント。
そしてこの組み合わせは、まさに今年と同じです。

今日のテーマは時を待つ、タイミングを見計らうことです。
まさに私たちは時をかけて生きています。
今のこの瞬間も、時、というものとは離れることはできない、そんな感覚になることもあるかもしれません。
でも、時間に刻まれる形の、均一均等な時は、せいぜい、この数百年の話。
それまでは、時間はもっとざっくりとした、今の時間の2~3時間くらいの幅をもって、いつなのか、ということを把握している程度のことだったのだと思われます。

写真のチェコ、プラハの時計台ができたのがちょうど1410年ですが、おそらくこのくらいから、世界中で、時間に対する感覚の大変革が起こったのではないかと思います。
それまでは、世界中を見渡しても、太陽の動きから時間を読み解く日時計が一般的。
一部、権力者の間で、中国殷王朝由来の水時計(水の流れる量で時間を測るもの)、火時計(ろうそくや線香の減り方で時間を測るもの)などが使われ、教会や寺院、国家などの権力者の間では、それを組み合わせた形での機械式の時計が使われるようになるものの
一般の人々は、教会や寺院、支配権力が持つ、時の力、つまり、一日に何回か鐘がなり、その鐘を合図に祈りの時間をもつことや、非常時、たとえば戦争時に、その鐘の音に従う、という形で、時と付き合っていました。

しかし、1400年頃から、このプラハの時計台のように、時計が一般の人にも見える化することで、時の概念が、だんだんと自分のものに、時間を自分でデザインしていく、という感覚が徐々に生まれていったのだと思います。

昔、日本でも芸者さんが、自分の持ち時間を、この線香が消えてなくなるまで、という測り方をして、その御代を、線香代、としたことも、時間というものが、手元にあり、でも、もっとゆるかやかな形で存在していたことをうかがわせます。

今日のタイミングや、時を読む、というのは、もちろん、今日の何時何分、という話ではなく、それは例えば、誰かと誰かの間、もしくは、自分と、何かの事象、関係性の中にある『時』を指します。
それぞれの人、もしくはその集合体である組織にも、タイムラインのようなものがあり
それぞれのタイムラインが重なる時というのが、出会いや別れ、であったり、今こそ行動すべき時、ということになるのかもしれません。

それぞれの人生のタイムラインは、自分自身ですら、ましてや人のものなど、コントロールできるものではありませんが、読み解くことはできます。

それが今、なのか、そうでないのか、もう少しだけ待った方がいいのか、といった、大切なタイミングを、人から言われたからとか、こういうものだから、という何かにコントロールされる形ではなく、自分の感覚を研ぎ澄ませて読み解くことが、今日の大切なテーマとなります。

でもこれは今日に限らず、いつもそうなのかもしれませんね。

また今日のお守りは、人助け、です。
誰かに助けられ、また自分も誰かに手を差し伸べることで、温かいつながりが嬉しい日となります。

時のエネルギーを味方に
今日も素晴らしい一日となりますように!

昨日の感謝

・私が想像していたよりずっと深く、想いを持って考えてくださっていることが感じられるMTGがあり、Tさんに心から感謝。

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