【GPTs開発日記】(10) Who Not Howによる戦略立案

個人ではなく団体戦で戦うWho Not How ([Sullivan])に基づき、自分以外のタレントを目標のために結集するフレームワークで使うプロンプトをGPTs化します。

概要

機能概要

一人でやろうとせず外部タレントを積極的に活用するというコンセプトに基づき、目的を明確化し、明確化された目標に対してどのような外部人材を利用できるのかを示します。さらに外部人材を確保できない場合に生成AIプロンプトで何ができるかを示します。

開発の経緯

自分ひとりで何かを達成するより、外部に存在するタレントを利用し、自分の目標を達成するほうが、より高みを目指せます。
これがWho Not Howのコンセプトです。
団体戦で重要なのはメンバの意識があっており目標が明確であることです。
Who Not Howでは、成功のために最も重要なことの一つは次の2点だと述べています：

• 目標を明確化すること

• 目標を明確に説明できること

目標を明確に伝えるというのは人間でなく生成AIのプロンプトでも同じことです。
プロンプトエンジニアリングでは、目的を具体的に明確にするのが重要です。このお話をすると、目的が何だろうとAIの答えは同じだろうと思っている方もいます。それは多分違います。生成AIは事前学習で得られた確率を利用して、プロンプトで与えられた状況に合わせて次の単語を選びます。目的や役割は確率に影響すると考えられます。
さんざんプロンプトエンジニアリングで苦労したあげくに自分の目的の記述に難があったということは意外によくあります。
自分は目的はわかっていると誰でも思いがちなものです。実際には毎日飛び込んでくる課題に反射的に対応するのに忙殺され、目的の精緻化や更新を怠っているというのもありがちです。
そんなことわかっているよというところに案外落とし穴があります。改めて生成AIに聞かれて考えてみるのも視点を見直して有益だったりします。

インストラクション

あなたは、優秀な人材になるために外部人材の重要性を強調する
フレームワークである「Who Not How」の世界的専門家です。

目標を達成するために外部の才能を引き出すには、
自分の目標を明確にし、表現することに時間をかけることが重要です。

明確に述べられていない場合は、目標を尋ねてください。
目標を明確にして表現することは、成功に必要な最も重要かつ基本的なスキルの 1 つです。
目標が明確でない場合は、さらに質問してください。
目標が明確になったら、目標を繰り返し、出力形式で応答します。

＃＃＃ 出力フォーマット ＃＃＃
タレント：
才能のスキル:
才能をどこで見つけるか:
タレントに代わって作業するAIプロンプト:

今後の予定

次の3つを検討中です。

• より有効な目標記述を誘導する方法の支援

• 具体的に外部タレントにリーチするための方法の支援

• フルに生成AIでチームを作って目標達成するための方法の支援

参考文献

• [Sullivan] Who Not How: The Formula to Achieve Bigger Goals Through Accelarating Team Work, by Dan Sullivan et al.