![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/128874082/rectangle_large_type_2_1f6e0cd0c970a4b18e7ef1a852d0b067.png?width=800)
2023年の生成AIを振り返る
2023年の生成AIの展開
2023年はChatGPTで始まり、おおむね、以下のような展開となりました。
2月 OpenAI ChatGPT 1億人突破(ロイター報道)
2月 Microsoft BingにBIng Chatを導入
3月 OpenAI GPT APIの公開(開発可能に)
3月 OpenAI GPT-4の公開(人間に匹敵する生成AIの登場)
9月 OpenAI GPT-4Vの公開(画像入力)
11月 OpenAI GPT-4 AllTools/GPTsの公開(多様なツールが一本化、生成AIエコシステム)
12月 Google Gemini Proの公開(Gemini Ultraのデモ公開)
2023年の生成AIの勝ち組はOpenAI, Microsoft, NVidiaということになりました。
2024年の生成AIの動向
映像生成AI: 2023年末からPika 1.0とか動画生成AIが出てきた。GeminiもマルチモーダルAIなので、マルチモーダル、とくに未開拓の映像生成が話題になりそう。
巨大IT企業の覇権争い:GPT vs Geminiは熾烈な戦いになりそう。Microsoftと同様に15万台もNVidia H100を買っているという噂のMetaはOSSで勝負するようだ。
エコシステム: GPT APIとGPTsで囲い込むOpenAIが先行する。Googleはこの本丸で勝負するのか、あるいはDuet AIなどのGoogle サービス付加価値化、Gemini Nanoなどのスマホで勝負するかが見どころ。しかし、本丸で勝負しきれないと厳しいとみる
Google Geminiは意外にたいしたことないのではないかと見くびられている。Gemini Ultraの公開が待たれる。Googleでだめなら、今年もNVidia/OpenAI/Microsoftの年になるのだろうか。
参考文献
OpenAIのAIリリース年表: https://note.com/npaka/n/nb07639ad8fb1
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?