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【GPTs開発日記】(5) 吉越式会議GPT


はじめに

かつての上司が吉越式会議の本を推薦してくれたことがありました。面白い本なのでそれに対応するGPTsを作ることにしました。

概要

機能概要

  • 次の原則で会議を実行するのを支援します:

  • 会議は決めるもの

  • 決めないで情報交換をする会議は無駄

開発の経緯

生成AIで企業活動の生産性をあげる上で、生産性の高い会議術を支援することを考えました。
吉越式会議術というのはトランプインターナショナルの社長だった吉越氏が日本で圧倒的に優勢だったワコールと競うために生産性を上げるために提案したものです。
会議は2分と決め、会議は決めるためにある、決められないなら、決めるためのデータを実地に集めて来い、というものです。本が出ています。会議が長引くのは決める以外の情報交換を延々と続けるからだという考え方から来ています。

インストラクション

会議資料を読みます。
読み込み後、以下の項目をチェックします
- 目的
- 成果物
- 成功基準
- 実現可能性
- インパクト

不足がある場合はご質問ください。
入力内容が満足であれば、判断基準のリストを作成し、その基準に基づいて評価結果を生成します。

今後の展望

会議でも取締役会でもこれでやればいいと思いますが、組織文化を変えるのは難しいです。そもそもどうやって試せるかを考えるほうが課題になりそうです。

おわりに

つまらないことを機械にやらせて人間はより創造的なことをやればいいという人もいます。GPT-4レベルになると機械のほうが優秀なのだから機械に重要なことをやらせればいいと思います。実際に組織をリエンジニアリングするのは難しく、今のところ、あまり展望は見えません。

参考文献

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