iPhoneバッテリー膨張顛末記

バッテリー膨張発覚

以前話題になっていたiPhoneのバッテリー膨張ですが、自分のiPhone Xでもバッテリーが膨張してしまいました。しかも、よりにもよって、iPhone Xsの販売日に…。
備忘録も兼ねて、顛末をまとめることにしました。

普段、iPhoneは液晶保護シートとカバーを付けて使用しているのですが、iPhoneがなんか分厚くなってるなと思ってカバーを外すと、見事に膨張していました。
その前日までは気にならなかったので、1日で急激にバッテリー膨張してしまったようです。

iPhone修理手段の確認

まず、Appleの修理サイト(https://support.apple.com/ja-jp/repair)から最寄りの修理可能な場所を探してみたものの、どこも予約可能なのは1週間以上先という状況。都内、修理できる場所少なすぎじゃないですかね?

そこで、ダメ元でビックカメラ新宿東口店に定時後の19時過ぎにいってみたところ、担当者が19時に退社して取扱できる人間がいないとのこと。
この店22時まで営業してるんですけど、週末で人が多い時間帯に担当者不在とか、シフトっていう概念ないんでしょうか?

そこで、近くのApple Store新宿に行ってみましたが、予約いっぱいで対応できないとのこと。コールセンターの電話番号を聞いたので、電話してみることにしました。
ちなみに、日本の修理コールセンターの番号はこのページに記載されています。
https://support.apple.com/ja-jp/HT201232#asia

コールセンターに電話したところ、iPhoneのバッテリー膨張は修理扱いではなく、本体交換となってしまうようです。AppleCareに入っているかどうかも修理金額に影響出るので、基本加入していたほうがいいと思います。今回は購入後1年以内のうえ、AppleCare加入期間中だったので助かりました。

iPhone本体交換の方法

本体交換の場合は、いくつか方法があるようです。
1)Apple Store 直営店、または Apple 正規サービスプロバイダの店頭対応
2)エクスプレス交換サービスの利用
3)コールセンターでの郵送修理対応

店頭対応

今回、1)は予約可能なのが1週間先という状況なので見送りました。

修理の場合、サイト経由だと以下のような流れになります。
1. Appleのサポートページ修理を申し込むをクリック
2. 修理対象の製品を選択(今回はiPhone)
3. 修理と物理的な損傷を選択
4. 該当項目を選択
今回の場合は、該当するトピックがないの選択後にバッテリー膨張と入力して続けるボタンをクリック
5. サポート方法の確認画面になるので、持ち込み修理を選択
6. Apple IDを入力
7. 場所の検索欄に探したい場所を入力(デフォルトは現在地)
8. 行きたい修理場所を選択し、予約可能な日時を選択して予約する

キャンセル待ちを狙うのであれば、店舗などに行ってキャンセル待ちをするか、電話で空き状況を確認して電話予約するしかありません。

エクスプレス交換サービス

2)については、コールセンターで確認した限りだと、下記2点が不可欠なようです。
・AppleCare+への加入が必須
・対象iPhoneの新規端末価格分の与信枠があるクレジットカードが必要

2番目のカードの件は、虚偽申請などで端末を郵送させてiPhoneを受け取り、複数台所持することを防ぐ目的があるようです。そのため、該当するiPhoneの新規端末価格分の請求を起こして、故障分のiPhoneを修理センターが受領・確認したら請求をキャンセル扱いしているようです。
この方法の場合、AppleCare加入時でもバッテリー膨張以外の故障が見られた場合には、強制的に修理代が発生してしまうと説明されました。

これを利用すれば、新しいiPhoneを受領後、故障したiPhoneを返送することになるので、修理期間中に端末がない、もしくは他の代替端末になってしまうということを避けることができます。

コールセンターでの郵送修理

3)については、過去のiPhoneが手元にある場合などには有効です。
この場合、コールセンターで郵送修理の依頼をした後で、データのバックアップ、iPhoneを探すの解除、SIMの抜き取りを行って、指定時間帯に来た配送業者にiPhoneを渡すことになります。
この時、可能であれば、iPhoneを初期化しておくとデータののぞき見などを防ぐことができます。

手元に過去のiPhoneなどがない場合には、契約しているキャリアに修理のための代替機種の貸出手続きを行ったうえでコールセンターに郵送修理の依頼を行うことになります。

もう一つの選択肢

幸か不幸か、iPhone Xs/Xs MAXの販売日だったので、機種変更も検討してみることにしました。
キャリアの下取りサービスやアップグレードサービスを利用する場合、iPhoneは故障していないことが前提となるので、やっぱり修理は必要になってしまいます。

auのアップグレードプログラムの場合、アップグレード対象期間が加入から13カ月目以降に新たな機種に機種変更する場合が対象となるため、機種変更時にアップグレードしたい人は契約期間の確認も必要になります。
au:アップグレードプログラムEX

結局、今回は過去のiPhoneが手元にあったので、コールセンターでの郵送修理対応を選択することになりました。

最近のソシャゲはバッテリー消耗が激しいものが多いので、長時間プレーじている方はだってリー膨張しないように、きちんと対策したほうがいいかもしれません。
ただし、冷却時に端末内部で結露が発生するような方法は修理代が発生してしまうので、要注意です。

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