イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話〈「桃始笑(ももはじめてさく)」〉
2021年3月10日~15日
七十二侯 第8侯 啓蟄 次侯 「桃始笑(ももはじめてさく)」
桃の花が咲き始める頃。
『笑』と書いて『さく』。
この表現、すごく素敵だなあと見るたび思います。
桃の花と桜の花、パッと見ると似ています。
違いがわかるとよりたのしめます。
桃の花は花びらの先が丸い
桜の花は、花びらの先が割れているそうです。
どちらも春のおとずれを教えてくれるもの。
たのしみですね。
伝統美に触れる春
初春から初夏にかけては、何かと伝統的な行事ごとに触れる頃なのではないでしょうか。
今年は色々と重なって、桃の節句も何もせず、SNSでお友達の方々がかわいらしく飾り付けたお雛様をシェアしてくれていたり、美しく春のお花を活けておられるのを楽しませて頂いていました。
今年は仕方ないかしら…
と、身近なところではあまり触れられなかったので少しさみしくも思っていたところ、急遽、お招き頂いたお座敷に、見事なお雛様の飾りが✨
いつもは三月三日のお祝いを終えたらすぐに片づけてしまうそうですが、今年はお座敷の補修工事が必要となった兼ね合いで出すのが遅くなったため、少し長く飾られていたのだそうです。
そこでわたしもお目にかかれたというわけですね。
ちょうど乾いていたところにお水を注いで頂いたような、満たされた気持ちにさせて頂きしあわせな時間でした。
ご縁は本当に不思議でありがたいものだなと感じます✿
大切にしていけますように。
20210324
『透明な栄養』をテーマに有形無形の造形活動をしています。ホリスティック~全体観~という捉え方を活動の基盤にしています。この捉え方は、いのちの息苦しさが紐解かれたり、改善される可能性をかんじます。noteでは日々の思考研究も兼ねて、この考えをもとに書いたものをシェアしています。