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イマここに生きる!オーガニックオーダー、暦のお話 〈立秋・末候「蒙霧升降(ふかききりまとう)」

2020年8月18日〜8月22日
七十二候第39候
立秋・末候「蒙霧升降(ふかききりまとう)」


立秋(8月8日から8月22日)
→二十四節気の第13番目


立秋は秋の気配が現れてくる頃とされますが、この期間のいよいよ最後の5日間です。


濃い霧がたちはじめる時期と言われますが…

うーん、どうでしょうか。
わたしが居る地域では、霧というか、すごい湿度と水蒸気を感じます。
霧といえば霧かもしれませんが、自分の『霧』のイメージはもっとひんやりしたイメージだったので、なんだかピンときていません。
早朝も煙ったようになるのでそういうことなのかな?と考えたりもしますが…。

日本に広まっているこの暦は、農業を意識して作られた暦と言われています。
今の気候とピッタリでもないとわかってはいても、ここのところの連日の猛暑と熱帯夜。
最高気温41度超えを観測された街もあり、真夏としか感じられない体感です。
やはり、先日も書きましたが、望む秋を迎えるための準備期間と捉えると養生もしやすく、なんだかしっくりきます。

ただ、生き物を見ていると確実に推移していて、飛ぶ鳥の様子が変わり、これまで咲いていたものは咲き終わりから結実の準備、椿の実は丸々と太っていたのが弾け、艷やかな種が地面に撒かれました。
上質なオイルが取れそう。


近所の方のプライベート果樹園では栗の実がどんどん育ち、育ち盛りの若者のようで頼もしい感じがします。
また、昆虫、とりわけ蜘蛛達は、時期に正確なような気がします。インパクトがあるからかもしれませんが。
季節ごとに種類が入れ代わり、姿を変えていくのがわかりやすいと思います。
わたしもそれほど節足動物が得意なわけではありませんが、散策の折に見かける蜘蛛たちの種類や姿、大きさに、時を知らされるようです。
小さくても、ほんと、インパクトありますしね。

つい先日、お盆が終わる頃、朝、キッチンの窓を開けると、窓の格子上部にかかるように大きな蜘蛛の巣が。
なかなかの大きさだったので『これは…』と思い、そっと外壁の上のほうを覗いてみると…

おられました。
都心部だったらちょっとした騒ぎになりそうな大きさ。★ここは山なのでポピュラーです。だれも驚きません(笑)

家屋の正面ではありませんが、来客もあるし、取り払うか迷いましたが、はたと思い出しました。

この窓は、換気に使うので、夜も度々開けますが、灯りにつられて手の爪ほどの小さな蛾が隙間から入ってきてしまうことがよくありました。
毒虫でない限り、外へ追い出すのですが、お料理も佳境ですとそんな暇はありません。
ちょっとやだなーと思っていたのでした。

この蜘蛛の巣を観察すると、丁度、蛾が入ってきそうなところにかかっているようにも見えます。

家族に相談していましたが、すぐに払わず、少し様子を見てみようということでお願いしました。

最近、自然農法のひとつ、合鴨農法の記事を久しぶりに読んだところでした。
これも薬剤をつかわない対処法となるかも知れません。
とはいえ、合鴨さんの愛らしさから考えると、件の主はかなりのインパクト。正面から見えにくいところで良かった。

お盆は殺生を避け、余計な払いも極力避けると言われます。
すべりこんだ?のかも知れないこの件、どうなってくるのか観測を続けたいと思います。
もしうまくいっていたら、ご先祖さま方からのお使いの担い手と受取ることにしようかな。

ことしの夏ごはん

先日投稿したこちらとか⇩

●『いっしょに食べよう♪』夏バテ防止ごはん✨


こんなかんじとか

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サラダライスが人気です♥

タコライス風に、チーズを散らしたり。あとからトッピングしても飽きなくてgood♪

夏野菜をたーっぷり使って、お酢とオイルで頂きます。
お醤油やミネラルソルトで塩分補給も。
瓜系のお野菜を一緒にとって、汗で出てしまうカリウムも補給。

タンパク質はお好みで。
ビーガンさんはお豆でも良いでしょうし、卵okのベジタリアンさんはゆで卵や温泉卵もおいしい。
お肉ともお魚とも相性が良いのでベテランコメンテーターみたい(笑)

この写真のは、豚肉の切り落としをお醤油、生姜、にんにくで煮て、黒岩塩を隠し味に。
エアコンで痛めた喉の粘膜をいち早く回復させようと考案。
サロン近くの湧き水とのセットでメキメキ回復できました✨
そしてお酢は、今回初の柿酢です。
いつもは黒酢とりんご酢で作ることが多いのですが、地元の方が柿酢を仕込んでおられることを知り、早速チャレンジ。
キリリとした中にまろやかさもある、美味しいお酢でした。
残暑が厳しいのですが、エアコンが苦手なので日中もほとんど自然の風と扇風機のわたし。
3日ほど前からかなり慣れて、日中の気温上昇時も原稿書きをしています。
汗をある程度出しておくと調子が良くなりますが、出過ぎるのも補充が間に合いません。

漢方では酸味は身体を引き締め、水分の出過ぎを調整するものです。鹹味と言われる塩味もまた、身体に水分をある程度留める働きをしてくれます。
お酢やゴーヤでキリリと引き締めて、ミネラルソルトで栄養補給しながら水分が出ていく速度を落としておくと、巡りを保ちながらバランスを取るようなメニューになります。瓜系は余分な水分を排出してくれますから、良い塩梅で取るなら最近メンバーです。
今の時期はこのメニュー、とても良いなと感じます。


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残ったら、こんな感じで夜はオーブン焼き。地産の大葉を散らして、温かいけどさっぱりな、たのしい養生ごはんです。


20200818

『透明な栄養』をテーマに有形無形の造形活動をしています。ホリスティック~全体観~という捉え方を活動の基盤にしています。この捉え方は、いのちの息苦しさが紐解かれたり、改善される可能性をかんじます。noteでは日々の思考研究も兼ねて、この考えをもとに書いたものをシェアしています。