さよならまたね

バカがつくほど鈍感な僕は
君の幸せそうな笑顔を見るまで
これが恋だったんだと気付かなかった
そっぽ向かれて寂しかったり
違う誰かと笑ってる君にイラついたり
そんなこと全てが
僕の恋だった

もし時が戻せたとしたとして
僕に言えるだろうか?
心を尽くしてまっすぐに
彼のようにカッコつけずに
君が好きだと

さよならまたね
確かに僕らは幾度となくそう別れた
変わっていく景色の中
変わっていく君の姿を見ていた
僕だけが置き去りのまま
さよならまたね
去っていく白いベール
手を取って奪い去るには全てが

遅すぎた