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平気な顔をして羽が生えている


 一要君、たまには顔見せてよ、と上条加奈子から電話があった。

「どしたの、その頭」「なに、その恰好」
「これ? アキラ君の服、整理しようと思って……」
「着る必要はないんじゃないの」
「なんとなく」
「あんな小柄なひとの服でも、カナちゃんが着るとぶかぶかなんだ」
「ネクタイの結び方が判んないの」
「ああ、それで蝶結びにしてるんだ」
「うん」
「結んであげる」
「……なにすんのー」
「なんとなく……」
「もー。一要君は自分からこういうことしないってカナギシさんが云ってたから、安心してたのに」
「ごめん」
「……って云っといて、なんでまたすんの」
「そんな恰好してるから」
「スーツ着てるだけじゃん」
「女のひとがサイズの合ってない男もの着ると、こんなにエロチックに見えるとは思わなかった」
「アニー・ホールだって男の恰好してたよ」
「あれはダイアン・キートンに色気がなかったから」
「自分で脱ぐってばー」
「もしかして、こういうことされたのはじめてとか」
「はじめてだよ。一要君にファースト・キス奪われるなんて思わなかった」
「だって明良さんと暮らしてたし、もう二十七でしょ」
「アキラ君、こんなこと絶対しなかったよ」
「寝室なんかに逃げたら余計、不味いことになるってば」

 …………。

「なに笑ってるの」
「ボタン、一個いっこ外してるのがなんか可笑しい」
「明良さんのシャツ、引き千切る訳にはいかないじゃない」
「コシマさんのことはボコボコにする癖に」
「あのひと見てるとむかつくんだよ」
「こういう場合、あたしが一要君の服脱がすの?」
「自分で脱ぐから、おとなしくベッドに這入ってて」
「うわー、ほっそい」
「ひとのこと云えないじゃん。ジェーン・バーキン並みにぺたんこの胸して」
「あのひと、好きだからいい」
「あのひとも妙な色気があったなあ」
「よく脱いだしねえ」
「ほんとにはじめてなの?」
「なんで」
「めちゃくちゃ呑気にしてるから」
「どんなことすんのかなー、と思って」
「特殊なことはしないけど」
「やだ、変なとこ触んないでよ」
「いきなり入れたら、ものすごく痛いと思うよ」
「そうなんだ」
「死ぬほど映画観てるから知ってるでしょ」
「体験してないことはよく判んない」
「そりゃそうだろうけど」
「なにしてんの」
「妊娠しないように」
「なんで」
「困るのカナちゃんだよ」
「赤ちゃん出来たら困るの?」
「未婚の女性の場合は大抵そうだけど……」
「あたしは困んないと思うけど」
「ぼくが困るよ。護さんにばれたら殺される」
「カナギシさんがそんなことする訳ないじゃん」
「自分の立場、判ってなさすぎ」
「なんかへん」
「力抜いてよ」
「産婦人科のお医者さんみたいなこと云って」
「いいから」
「いやだあ」
「痛いの?」
「痛いし、気持ち悪い」
「気持ち悪い……。そんなこと云われたの、はじめてだ」
「やめようよ」
「今更そんなこと云われても」
「すごく厭かも知んない」
「もー、なんでもいいから」
「すんごく気色悪い」
「いちいち感想云わなくていいってば」
「黙ってればいいの?」
「出来ればそうしてて慾しい」
「……まだ終わんないの」
「黙っててって云ってるじゃん」

 …………。

「なんかへたっちゃったけど、大丈夫」
「普段の三倍くらい疲れた」
「なんで?」
「ちょっと待って、動かないで」
「なんで」
「避妊した意味がなくなる」
「なにしてんの」
「もー、覗き込まないでよ」
「あー、生理の時みたいな血が出てる。どろっとしたやつ」
「ほんとにはじめてだったんだ」
「嘘ついたってしょうがないじゃん」
「他の男だったら、たぶん呆れてやめちゃうか殴るかしてるよ。そんな態度取ったら」
「やめてもらうのは構わないけど、殴られるのは厭だなあ」
「明良さんが居なかったらカナちゃん、今頃生きてなかったと思う」
「あたしもそう思う」
「ちょっと。素っ裸で窓際なんか行って、どうすんの」
「カーテン閉めようかな、と思って」
「ぼくが閉めるから。どうしてそう、常識外れなことばっかすんの」
「一般常識はアキラ君に叩き込まれたよ」
「とてもそうは思えないけど。って、そっちも開けっ放しだから」
「シーツまで被せることないじゃん」

 …………。

「だから、なんでそういう恰好するの」
「ただ単にシャツ着ただけじゃん」
「そういう恰好に男が弱いこと、ちゃんと覚えておいた方がいいよ」
「女がワイシャツ着るとそんなに色っぽいの?」
「すべての男がそうだって訳じゃないど、普段と落差があるとくらっとくるんだよ。ワイシャツとかじゃなくても、いつも野良着で畑を耕してるとこしか知らないひとと、レストランのディナーを食べに行ったとするよ。で、そのひとがさっさとクロークに上着を預けて、その下には派手じゃないけど、布も仕立てもいいワンピースなんか着てたら、鼻どころか耳からも血が出ちゃうよ」
「鼻血はいいけど、耳から血が出るのは不味いよ。すぐに救急車呼ばないと」
「……カナちゃんと喋ってると、気が抜ける」
「馬鹿だって云いたいの?」
「そうじゃないよ。純粋過ぎて、なんかの妖精みたい」
「ふうん……。で、どうしてまた、そんな北欧のひとみたいな頭にしちゃったの?」
「脱色剤つけたまま眠っちゃったから」
「起きてすぐやればよかったのに」
「ああ、そうか」
「アキラ君はもっとまっしろだったけど」
「ぼくだからいいけど、他の男のひと相手にあんまり明良さんのこと、云わない方がいいよ」
「なんで」
「なんでって……。明良さんが他の女のひとのことばっか話してたら、カナちゃんだってあんまりいい気はしないでしょ」
「そっか」
「シャワーでも浴びようか」
「ふたりで?」
「ひとりづつでもいいけど」
「あたしもどっちでもいい」

 ………。

「なんで水ぶっかけるの」
「頭冷やした方がいいかな、と思って」
「こんな直接的に冷やさなくてもいいじゃん」
「お腹、空かない?」
「特に空いてないけど」
「あたしお午食べてないから、なんか頼もうかな」
「何ひとのことじろじろ見てるの」
「食事持ってきてもらったら、少しは食べる?」
「食べろって云われれば食べるけど」
「じゃあ、カロリーの高いもの頼も」
「なんで」
「一要君、太らせないとアキラ君みたいに死んじゃいそうだもん」
「あのひとみたいに体弱くないよ」
「そんな痩せてていいことない」
「カナちゃんだってがりがりじゃない。女の子としては魅力のない体型だよ」
「そんなはっきり云わなくてもいいじゃん」
「ぶっ叩かないでよ、防御するものがないのに」
「何処が魅力ないっての」
「ごめん。すごく可愛い」
「ほんと?」
「うん」
「ほんとに?」
「そうだって。なんでそんなに訊いてくるの?」
「アキラ君、そういうこと云わなかったから」
「そうなんだ」
「魅力がないのかな」
「素朴な魅力はあるよ」
「無農薬野菜みたい」
「なに云ってんだよ」

 …………。

「そうだ。食事が届く前に、隣の倉庫からモニター持って来ようかな」
「バスローブのまま出てくつもり?」
「ちゃんとした服に着替えなきゃ駄目かな」
「廊下に山ほど監視カメラがついてるの、知ってるでしょ」
「なんか一要君、アキラ君より教育的」
「なんで服持って洗面所に閉じ籠るの」
「着替えるとこ、見られたくないもん」
「悪いけど、カナちゃんの体は隅々まで見させてもらったよ」
「すけべ!」

 …………。

「亀山のモニターか」
「アキラ君が、蠟燭の産地がなんでまたいきなり液晶で世界的に有名になったんだろうって云ってたけど」
「あんまり明良さんのこと、云ってもらいたくないんだけど」
「なんで」
「なんとなく」
「ふーん……」
「大きいけど、たかが液晶モニターがなんでこんなに重いの」
「パソコンの機能がそん中にぜんぶ入ってるんだって」
「台車とかないの」
「それ乗せる台に車がついてるから、そこに乗せればいいんじゃないかな」
「今までずっと、ノートパソコンの画面で映画観てたの?」
「うん」
「普通、映画好きだったら大きい画面で観たがるもんだけどなあ」
「そうなの?」
「カナちゃん、普通じゃないから判んないけど」
「ひどい云い方」
「何処に置けばいいの?」
「ソファーの前の壁んとこに……。やっぱあっちの窓際の方にしようかな」
「段差がないから、どこに置いてもひとりで移動出来るからいいけどね」
「ついでに椅子とテーブルもどけちゃおうかな」
「どうして?」
「いいこと思いついたの」
「碌なことじゃないでしょ」
「違うよー。窓がおっきいから、此処にシート敷いて外見ながら食べれば、ピクニックしてるみたいじゃん」
「子供みたいなこと考えつくんだね」
「あ、食事が届いた」
「ピザ……。ほんとに高コレステロール、高カロリー。しかもワイン二本」
「呑み切る前に一要君、寝ちゃうだろうけどね」
「たぶんね」
「おもしろいねー、ビル見ながらピクニック」
「床までガラス張りで、ちょっと怖いけどね」
「開かないし、防弾ガラスだから安全だよ。でも予算内では無理だって云われて、UVカットじゃないんだって。アキラ君にとっては命取りみたいなもんだけどさあ、倉庫の改装って名目だったから、お金にも限界があったみたい」
「そうだったんだ……。それにしても高所恐怖症のひとは、こんな処で呑気に食事なんか絶対出来ないよ」
「『めまい』みたい」
「目眩いがするの?」
「違う、ヒッチコックの映画。主人公の男のひとが高所恐怖症なの」
「ああ、『サイコ』とか『鳥』の……」
「後で観ようか」
「怖い映画、嫌いじゃなかったっけ」
「ヒッチコックはそんなに怖くないもん。あ、でも、せっかく一要君が居るんだから、ひとりじゃ観れないような怖いの観ようかな」
「そうか、いっつもひとりなんだ」
「うん」
「誰か呼べばいいのに」
「みんな仕事してるもん」
「慥かにぼくは今のところ無職だけどね」
「ちゃんと食べられるじゃん」
「これ以上は無理だけど」
「じゃあワイン、がんがん呑んで」
「カロリーが高いから?」
「そう」
「そういうの、ものすごく不健康だって判ってる?」
「こんだけ呑んだくらいでアル中になったりしないもん」
「ぼくも馬鹿じゃないから、急性アルコール中毒になるような飲み方しないけどね」

 …………。

「あーあ、ころっと寝ちゃった。じゃ、このおっきなモニターで映画観てみようかな。『アタメ』……意味判んない。あ、これがいいや、絶対怖くない筈」

   +

「今、何時?」
「やっと起きたんだ。映画二本目の終わりがけだよ」
「なに見てるの」
「んーと、『ウェイトレス』っていうの」
「恐怖映画じゃなさそうだね」
「恋愛コメディだった」
「解説読んでから観ればいいのに」
「内容判っちゃったら面白くないじゃん」
「まあそうだけど」
「もう一本はなに観たの」
「『天使とデート』っていうの。すっごく可愛い映画だった。脳腫瘍の男の子を天使が迎えにくるんだけど、その天使が恋に落ちちゃって、神様にお願いして命を助けてあげるの」
「自分もそうしたかったとか思ったんだ」
「うん」
「明良さんもそこまで執着して慾しいとは思ってなかったよ、たぶん」
「そうかも知れないけど……。死んじゃったから訊けないじゃない。アキラ君、自分のことは殆どなんにも云わなかったんだもん。きっとあたしのことなんて、子供だからなに云ったってしょうがないって思ってたんだよ」
「そんなこと思ってなかったって」
「思ってたよ。あたしに大切なこと、何も云い残さなかった」
「心配させたくなかったからだよ」
「……起きたばっかで、なんでこういうことすんの」
「自分でもよく判んない」
「発情期?」
「ひとのこと、動物みたいに云わないでよ」
「今度からキスする時はちゃんと云って」
「いちいち?」
「うん」
「なんかそういうのはなあ……」
「やなの?」
「気が殺がれるというか」
「殺がれてもいいじゃん」
「なに、それ」
「まあいいや。映画、もうちょっとで終わるから、後でね」
「そういうこと他のひとに云うと、ほんとに怒られるよ」
「……ねえ、お産てあんなに苦しいんだ」
「痛み止め打った筈なのにね」
「この女のひと、子供が出来たのすごく厭がってたんだよ。それにこのお医者さんと不倫してたの」
「へえ」
「あ、でも、赤ちゃんの顔見たらすごく喜んでる」
「普通、そうじゃない?」
「あたしのお母さんは平気で捨てたよ」
「そうなんだ……」
「すごい色のパイだねえ。なんで出来てんだろ」
「……この歌、すごくいいね」
「憎んでる男の子供でも可愛がれるんだ」
「お腹を痛めたっていうくらいだからねえ」
「アキラ君がねえ、命を奪うのは馬鹿でも出来るけど、生かすのはものすごく知恵がいるって云ってた」
「……慥かにね」
「お母さんが苦しい思いしてまでちゃんと産んでくれて、川とかに捨てないでくれたからアキラ君に拾ってもらえたし、一要君にも会えたんだなあ」
「そうだね」
「あたしも女の子が慾しいな」
「男じゃ厭なの?」
「男のひと、あんまり好きじゃない」
「うーん。女の子だと心配事が多いと思うよ」
「どうして?」
「ぼくみたいに部屋に上がり込んで、いきなりことに及ぶ人間も居るから」
「拳銃か毒薬でも持たせておけばいいじゃん」
「そんなことしたら犯罪者になっちゃうよ」
「強姦されたくらいじゃ死なないよ。子供が出来たって、この映画の女のひとみたいに可愛がってあげればいいし」
「現実はなかなかそういう訳にはいかないって」
「アキラ君みたいに子供の頃からいつ死ぬか判らないって思ってれば、どんなことでも耐えていける」
「千尋の谷に突き落とすような教育するつもりなの」
「自分が痛い目に遇わないと、どれだけのダメージを相手に与えるか判らないってアキラ君が云ってた」
「間違ってないけど、すごい教育されたね」
「アキラ君、遠廻しなことが嫌いだったから」
「それは知ってるけど」
「パイ、頼もうか」
「影響されやすいねえ」
「でも、あんな黄緑色やピンク色のは厭だから……」
「あれはたぶん、体に毒だと思うよ」
「それよりも食べたいと思わない」
「明良さんは何が好きだったの?」
「野菜とお豆腐食べてるとこしか見たことない」
「菜食主義だったのかな」
「判んないけど……。一要君以上に少食だったな」
「よく三十二まで生きられたね」
「……スモークハムとブリーチーズのキッシュパイがあるって。食べられる?」
「好き嫌いはないから」
「アキラ君、甘いものが全然駄目だった。見るだけで気持ち悪くなるって云ってた」
「ほんとに極端なひとだなあ」
「電気消すから、カーテン開けて」
「なんで」
「外、明るいし、面白いじゃん」
「窓の傍だと恐怖症じゃなくても怖いよ」
「下までずっと灯りが点いてて、きれいだね」
「ほんとに呑気だね、カナちゃん」
「明るいと犯罪率が低くなるんだって」
「明良さんの話はもういいよ」
「じゃあ、怖い映画観よう」
「どんくらい怖いの?」
「初心者向きくらいの」
「これがいいかな」
「『ショーン・オブ・ザ・デッド』……。ゾンビ映画でしょ」
「よく判ったね」
「なんとかザ・デッドって、絶対ゾンビ映画」
「怖くないから大丈夫だよ」
「あ、ご飯来た」

 …………。

「駄目な奴だなあ」
「男のひとと暮らしてるなんて、一要君みたい」
「一緒にしないでよ」
「あー、ゾンビが出てきた」
「ゾンビの真似すれば助かるって思うのがすごいなあ」
「だってこのひと、馬鹿だもん」
「相手も脳味噌、腐ってるしね」
「赤ワイン飲んで食事してても観れるゾンビ映画って、すごい」
「こんな馬鹿馬鹿しい映画じゃ、食慾減退すらしないよ」
「ある意味、傑作かも」
「友達がゾンビになっちゃった」
「これは始末に負えないよね」
「ゾンビも社会の役に立つんだ」
「ものは考えようだね」

 …………。

「先刻の映画の監督、製作した後に死んじゃったみたい」
「ゾンビの?」
「パイの映画」
「男のひと?」
「眼鏡掛けたウエイトレス役のひと」
「なんでそんなこと調べたの」
「気になって」
「そんなの教えないでよ」
「主人公の女のひとが最後に抱いてた女の子、彼女の娘だって」
「可哀想……」
「お母さんの映画に出られて幸せだったと思うよ」
「そうかなあ」
「映画産業に関わる女性の為にって、『エイドリアン・シェリー基金』ていうのが設立されたみたい」
「そこに寄附する」
「幾ら?」
「全部」
「あのねえ、ポーカーやってるんじゃないんだから。そんなことしたら路頭に迷うひとがたくさん出るじゃない。その中にはひとりで子供育ててるひとや、介護が必要なひとを抱えて働いてるひとも居るんだよ。だいたいカナちゃんの資産って、護さんの許可がないと一銭も自由に出来ないんじゃなかった?」
「じゃあ、一日千円とか」
「いきなり規模が小さくなるなあ。この基金自体、フェミニスト団体みたいなのを掲げてるから一般化しないんだよ。主義主張がはっきりしてると敬遠されるでしょ」
「そうだ。パイ作りの講習会開いて、集まったお金をこっそりそこに寄附すればいいんだ」
「ああ、それはいいかもね。そんなのに来るくらいだから、お金と閑を持て余したひとばっかだろうし」
「その時に参考になる映画って上映すればいいじゃん」
「さすが明良さんが仕込んだだけあるねえ」
「あの映画の女のひとみたいに可愛い女の子が慾しいな。アキラ君みたいなまっしろな子」
「遺伝子操作すれば出来なくはないけど、子供が苦労すると思うよ。普通と違うと、苛められる」
「でも、天使みたいな可愛い女の子になると思う」
「まっしろじゃなくても、カナちゃんの子供だったら天使みたいな子になると思うよ」
「アキラ君が生きてても、あたしに子供が出来るようなことはしてくれなかっただろうな」
「それはまあ、そうだろうね」
「カナギシさんはどうだろう」
「絶対、無理」
「だよね。じゃあ、一要君は?」

   +

 何処かで明良さんが笑っているような気がした。ぼくは子供の頃、何度か会ったきりなのだけれど。

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