三ツ石のつづき。
三ツ石で絶景に癒された後は、貴船神社で歴史を感じてほしい。
真鶴町最大のお祭りで国の重要無形民俗文化財に認定されているお祭りの起点となる神社だ。
神社の脇に駐車場があるのでふらっと立ち寄れる。
寛平元年(889年)の創建といわれ、大国主神事代主神、少彦名神がまつられている。毎年7月27・28日に行われる日本三船祭のひとつ、『貴船まつり』で使われる神輿はここから海へ運ばれる。
模型からでも珍しくにぎやかな祭りであることがわかる。
三百有年続いているというから驚きだ。
飾りを付けた東西2隻の小早船(東は東明丸、西は貴宮丸)、櫂伝馬、はやし船が海上を賑わし、神輿が海上を渡御する勇壮・華麗な祭です。「恩返しまつり」とも呼ばれ、真鶴の基幹産業を支える人たちが安寧な暮らしの加護に対する感謝祭でもあるようです。町内では鹿島踊りや花山車が練り歩きます。小早船と鹿島踊りは漁師たちが、櫂伝馬と花山車は石工や石材運搬船の船乗りたちがその役目を担うとされているのだそうです。
(引用:yoritomo-japan.com 貴船まつり より)
貴船神社の石段と石の灯篭は、真鶴町のジオサイトにもなっている。
新海誠監督の映画に出てきそうな、歴史と景観を備えた美しい神社。
普段史跡や神社を見学しても歴史までわからないことが多いけど、今回は生まれも育ちも真鶴のまなづるっこが紹介してくれた。
ありがたい。訪れただけじゃわからない気づきがあるね。
普通に上っても急な石段を神輿を担ぎながら登ったり下ったりするんだから壮観だろうなぁ。
この説明文にもあるように、担いだ神輿は禊として海へ沈める。
祭りには今以上にお金がかかったんだろうなぁと思う。
私はハレトケという言葉がピンとこない。祭りが身近でない地域で現代社会を送っているとわかりそうでわかってない。この祭りの存在を知って、真鶴の人はハレトケの言葉の意味を身をもって知っている気がした。
ふらふらしていたらお腹が空いてきた。
今日のランチはここ。真鶴漁協の近くにあるhonohonoさん。
明るく広々とした店内で海を見ながらのランチは気持ちいい。
店員さんの接客も爽やかでさらに気持ちがいい。
地元農家さんの野菜を使ったり、おしゃれな雑貨もあるこだわりレストランだ。真鶴でのランチはhonohonoさんがおすすめ◎せっかくなので数ある日替わりランチメニューの中でもお魚を食べてほしい。
日替わりランチメニュー:鰆と根菜のトマトスープ仕立て
honohonoさんの近くには漁協がある。朝早くて魚が採れれば直売所で安くておいしい魚が買えるみたい。
\ 詳しくはご確認ください /
勝手に漁港スナップ!
絵になる町、まなづる。
シルエットスナップもかっこいい。
高貴な空気を漂わせるマリーナもある。
スナップ終わり。
お次は船に乗る。
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