「信じてると言ってくれ」というドラマになりそう。

最終面接の案内がきた。やったぜ!!!・・・・。

でも、大手を振って喜べる状況にはまだなっていない。

まだまだ妻との温度差があるからだ。

「休みはどうなるの?」
「子どもたちの行事は休めるんだよね?」
「土日ぜんぶ潰れちゃうわけじゃないよね?」

「4月からじゃダメなの?」と言われたときはイラっとしてしまった。

「俺、履歴書見せたよね。”1月から”って書いたの知ってるよね。それを4月からなんて言えないよ。わかるでしょ?」

今度の会社は休みも やることも ”ぜんぶ自分次第”なんだと あれほど言ってきたのに。それでもまだ伝わらない。

ここまでくると「お前の能力じゃ無理だ」と言われてるのかとさえ思えてくる。



「信じてほしい」

と僕は言っていた。

「信じてほしい」と言えるだけの仕事の経験値を積んできたし、家庭では10年一緒にいて価値観を擦り合わせてきた。

時間内にきっちり仕事が収まるような仕事だってできる。
休みは休むし、第一に子どもたちの存在があるのは ずっと変わらない。

今なら、ぜんぶをひっくるめてやれる自信がある。

だから、もうそれを信じてもらうしかなかった。


「考えてみたんだけど、、、あなたを信じたことなかったのかも」

と少し経って言われた。

フッ

思わず笑ってもうた。

これだけ根拠と確信をもって妻としゃべってるのに。疑う前提にあるワシって・・・

「信じてる」と言ってくれ。

豊悦と常盤貴子のあのドラマとともにドリカムの「LOVE LOVE LOVE」が頭の中に流れた。

それと同時に、当時の彼女との思い出も。

あっ、こういうところ よね。

それでも「信じてる」と言ってくれ。

to be continued...

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