2021年スマートホームまとめ(その2)

実はAmazon Alexa、Google アシスタントと同じことをApple純正でやっていたのがHomeKit。あんまりちゃんと追っていなかったのだが、いつのまにかiOSデバイスのコントロールセンター(画面右上隅からスワイプするやつ、名前わからなくて調べてしまった)内にもコマンドが用意されていて、地味に便利になっていた。ワークスペースの電気がつけっぱなしなのをリビングからiPhoneで消したりとか。まあ、歩け、という話だが、あるに超したことはない。

ところが、TP-LinkはなぜかApple HomeKitに対応していない。これはライセンス料とかいろいろと理由があるようだが、なので、AlexaとGoogleアシスタントからは呼び出せるが、HomeKitからは呼び出せない。ちょっと気になったので調べてみたら、HomeBridgeというNodeJS上で動作するサーバを介すると、それらがラッパーとなっていろいろなデバイスなどをHomeKitにつなげてくれるとのこと。

なるほどと、こちらを導入することにした。

導入先としては、Raspbery Pi マシンを一台用意し、こちらにNode.js、Homebridgeインストールする。Homebridge動作のためであれば非力でよいと思うので、古いものでもよいだろう。インストールはわりと簡単。

このHomebridgeのGUIがよくできていて、ここに表示される巨大なQRコードをiPhoneでスキャンするとそのままHomeKitにこのHomebridge環境を加えることができる。その後はHomebridgeに加えられた機器はそのままHomeKit上にあらわれる。

こちらにTP-Linkのプラグインをインストールする。

実際はHomebridgeのGUI上でプラグインメニューから上記のプラグインを選択すればインストールされる。

これだけで、HomeKit上で卓上照明も操作できるようになった。

せっかくなのでエアコン操作も行ってみようと思い立つ。

(続く)

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