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ふと思い出した新専科の話

スカステで花組版「ザ・レビュー99」やら「TAKARAZUKA舞夢!」やら「タカラヅカ・グローリー」やらを見ました。
1999年から2004年までまとめて括るのは乱暴かもしれないけど、この頃は後年トップになった人がひとつの公演にたくさん出演していて豪華だなぁと思う。新専科制度やアニバーサリー特出のおかげですね。
複数人で銀橋渡りなんかしてると、来る人来る人のちのトップスター!みたいな。男役群舞も最前列はほぼ全員トップになった人で占められていたり。

ただ、それって後から見るからそう思うんであって、当時は新専科=将来トップにするかか白紙に戻しまーす、みたいに見えていたんですよね。80周年の三番手あたり(愛華みれ、真琴つばさ、轟悠、稔幸のいわゆる四天王)までは順当にトップになっていたから、酷なことするなぁとちょっと引いてしまっていた。かなりピリピリしてる新専科スターファンもいたし。気持ちは分かるけど、怖かった。。。
この時既に「誘われたら行く」程度まで熱量が落ちていた私は、もはやトップとトップ娘役以外は誰がどの組とか把握しきれなくなっていて、特出や組替えで更に混乱し、ますますファン活動から脱落していったような。

今の専科は従来の大御所の似合う高学年、女役もできる芸達者、まどかちゃん(星風まどか)みたいな暫定、と何でもありで専科というより全科って感じ。スター専科風味は残りつつ、新専科時代ほど殺伐としてはいない気がします。もうあんな雰囲気にはしないでほしい。。。

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