えらいこっちゃ：BIG FISH観ました！

星組BIG FISH、千秋楽おめでとうございました。ラッキーなことに先日観に行くことができまして。ありがたや。

超ざっくり言うと、映画とはちょっと違って、とってもティム・バートンで、とってもディズニーでした。フィナーレナンバーもないし、タカラヅカを見た！という感じではなかったかな。でもコレ、今の宝塚ではこっちゃん（礼真琴）じゃないとできない作品かもなと思いました。出ずっぱりすぎて心配にもなるけど。

だって、エドワードは喋りっぱなし、歌いっぱなし。映画版だと若い頃と晩年で別の人がやっているけど（回想シーンはユアン・マクレガー）こっちゃんは舞台上で若返ったり老け込んだり。ナウオンでご本人も言ってた通り、えらいこっちゃですよ。
エドワードの最期はかなり客席からすすり泣きが聞こえてました。こっちゃんはまだ辞めないはずなのに、退団ともちょっと重なったりして。
そういうとこも含めて、観た人は恐らくほとんどの人がウィルに感情移入してたんじゃないかなと思うんですが（私も）、いやー極美慎くんよかった！そもそもタカラヅカ的にはウィルが主役っぽいキャラクターで、それもとても似合ってた。

よかったと言えば、サンドラの2人も。特にほのかちゃん（小桜ほのか）は可愛いし包容力はあるしで、素晴らしかった。私だってなこちゃん（舞空瞳）の次はうたち（詩ちづる）だと思ってるけど、ほのかちゃんも有り得ると思ってしまった。「若き日の唄は忘れじ」をまた再演するなら、今ならふくは絶対ほのかちゃんがいい。

みんなキャラ立ちしてて、中でも人魚のきさちん（希沙薫）が特にディズニー感を強めてたと思います。それとカールの大希颯くん！RRRの新公ビームですよね？新公のライブ配信も見てなかったのであんなに素敵な歌声だなんて知らなくて、かなりときめきました。
そういえば、今度は新公について文春砲が発射されたらしい。どんな記事なのかもまだ知らないけど、本公演だけでもハードなんだから新公もやるのが楽なわけないし、何が書かれているんだか。。。