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バルブシート入れ替え完了

エピソード39

令和5年2月

バルブのシートリング入れ替えが、納期は1ヶ月と言う事だったのに11ヶ月掛かってようやくNAPRECから帰ってきました

3ヶ月までは何も言わずに待ちました
その後は電話口に出ない、メールの折り返しもなし、ようやく返信をくれるようになったのは9月になってからで、しかもノーマルバルブを一緒に送ってくれてないから手が付けられない状態で保留にしてますと言う言い訳です

もちろん素人ではないのでバルブの突き出し量を測る為に一緒に送ってます
一緒に送ってますと伝えると、探したら見つかりましたと言う返答
もし本当に無いと思うなら、それを私に伝えなければなりません

そんなこんなで引っ張られて、11ヶ月掛かったんですが、絶対、私より後の注文を先にやってるはずです

こんな愚痴は皆さん聞きたくないと思うので、そろそろ本題に入ります


バルブシートの材質はベリリウムで作ってもらいました

シートリング削り取り
Be-Cu シートリング
シートリング焼き嵌め完了

仕事に掛かったら、進捗状況が写真付きでメールで届くようになりました
やってますよアピール(笑)

出来上がりを見て下さい
上の写真は大きくなった具合が分かります
下の写真は奥の60°のシートカット部分の厚みが分かると思います
バルブのINとEXの比率を考えて、ちゃんとシートリングの内径を作ってくれてます
これならEXバルブ径は大きくても大事なスロートは狙い通りにいけそうです

良く分かってる証拠です
ナプレック流石です!
突き出し量のデータも送ってくれました

バルブの突き出し量が変われば、もちろん燃焼室の容積も変わります
だから自分で適当にシートカットをしてはいけません
それに何回もシートカットをすると、どんどん圧縮比が下がっていきパワーダウンします
自分はシートカットは2回までと決めてます


燃焼室容積を測らないと先へ進めなかったのですが、ヘッドが帰って来たので、11ヶ月間も止まってたフルチューン計画がようやく再開です

次は燃焼室の容積測定とポートの加工です

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