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のんびり地学基礎 #02 地球はまるくない
地球はまるい、以上!
って、
ちょっと待ったぁ!!!
実は、
正確にはまるくないんです
ほんの少し上下につぶれた
みかん型の楕円なんです
![](https://assets.st-note.com/img/1642502612919-xLJjHIT5hM.jpg?width=800)
もちろん
楕円なのにも
理由があります
それは
「地球の自転」
に関係しています
前回、
地球がまるいのは
ものがお互いに引き合って
中心に集まろうとする力、
引力が働いているからだ
と学びました
それとは別に、
ものが円運動をする時は
遠心力というものが働きます
それは、
今度は逆に
中心から外へ飛び出そうとする力
です
![](https://assets.st-note.com/img/1648990721012-XlEd9Q6HfA.jpg?width=800)
ちなみに、
引力と遠心力を
合わせた力が重力です
地球上において
地面に引っ張られている力で
ものの重さに関わる力です
ちょっと脱線しました
もとに戻ります
地球は
北極点と南極点を結んだ地軸
を中心に、1日1回ぐるっと
反時計回りに
自転をしていますね
はい、「円運動」です!
そこで当然、
地球にも
遠心力が働いているのです
遠心力は
回転数が速いほど
回転数が同じなら
長い距離を動くほど
大きくなります
![](https://assets.st-note.com/img/1648992619735-3KANm4pf0e.jpg?width=800)
バケツの水をこぼさないコツも
できるだけ、ぐっるーんと
大きく回しながら
(腕の長い人の方が有利!?)
回転速度を
上げていくことですよね
この時
水にかかる重力よりも
遠心力のほうが上回っているから
真上でも水が落ちてこないのです
てことは、
地球に置き換えてみると
世界中、どの都市でも
回転数は1日1回だけど
軸からの距離は
極では最も短く、
赤道に近くなるほど長くなります
想像してみて下さい
極付近の場合
その場で24時間かけて
じりじりと1回転、
ですが
赤道の場合は
1周、約 40,000㎞ ですから
24時間で1回転しようと思ったら
ものすごい速さです!
![](https://assets.st-note.com/img/1648992297668-AIOcM8vFnF.jpg)
ググってみたら、
なんと
時速、約 1,700 ㎞でした!!
極付近と赤道付近では
外へ飛び出そうとする力が
かなり違うことが分かって
いただけたと思います
赤道を最大、
極を最小にした
この遠心力の差のために
固い地球だって
潰れちゃうんですね
ゆえに
地球は常に回り続ける
「回転楕円体」
というわけです
回転楕円体って
何かかわいいな( *´艸`)
ちなみに地球の扁平率は
1/298.257
赤道半径が30cmの地球儀が
あったとしたら
極半径は29.9cm
その差は1㎜ほど
ほぼ真円ですね
謝辞 ~星屑の子供たち~
◯さんのウィットに富んだ独特な遠心力の解説に、笑ってしまいました。
いつも楽しく講義を進めていただきありがとうございます。
がっつり学びたい方はこちらもどうぞ!
あさせさんの復習回
正確には「地球はいびつなジャガイモ」らしい、
という見なかったことにしたやべーヤツを
いつかお願いします(^_^;)
地学を教科書通りにやろうとしていた頃、
地球の扁平率の公式を自力で解けず、
音声芸人ベジさんに計算してもらいました。
数学の教師だったというだけで、畑違いということを分からず気軽にお願いをしてしまいました。ですが、とても快く丁寧に解説していただきました。
その節は本当にありがとうございました。
何回聴いても身が縮む思いです。
♫ベジの声を 聴かせて
雲をよけ 世界照らすような
ベジの声を 聴かせて
遠いところも 雨の中も
すべては 思い通り♪
思い通りに生きられるように、いつも応援しています。頑張って下さいね!
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