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のんびり地学基礎 # 07 プレートってなに?
プレートが動いている
とか
プレートが沈み込む
とか
プレートてくとにくす
とか
プレートプレートって
いうけれど、
そもそも
プレートって何!?
今回は
分かっているようで
分かっていなかった
プレートの本質について
復習しました
![](https://assets.st-note.com/img/1654597443583-WNKMJLUBR8.jpg?width=1200)
前回までは、
地球の中身を
物質的なもので
分けてきました
つまり
ここは花こう岩
ここはかんらん岩
ここは鉄
といったように
何でできているかによって
区分しました
そしたら
地殻・マントル・核
となりました
プレートがないじゃないか!
プレートを出せ!
プレート呼んで来い!
![](https://assets.st-note.com/img/1653468776406-ugDo3GlZXn.png?width=1200)
お、お客さま、
落ち着いてくださいっ
すぐプレートが参りますので!
物質的に分けると
プレートは出てきません
今回は地球の内部を
物性(力学的)に
分けることで
プレートに
ご登場いただきます
![](https://assets.st-note.com/img/1653113934696-9DZXZWYmDC.jpg?width=1200)
さて、上の図
左側の物質的区分と
右側の力学的区分
気持ち悪いですが
ちょっとずつズレています
力学的な区分では
構成する物質の種類ではなく
力をかけた時のふるまい(物性)
で分けるので、
このまま覚えなくてはなりません
リソスフェア=硬い固体の岩石圏
地球の1番外側の
地殻とマントルの
ごく上の方を合わせた部分、
そこは
とても硬い物性で構成される
比較的低温の岩石圏です
この
地殻+マントルのごく上の部分を
力学的区分で
リソスフェア
と呼びます
そして実はこれが
プレートなのです!!!
これは、
どーゆうことだ?
リソスフェア=プレート
そーゆーことです!
高校時代の
生物の青野先生の
真似なのですが
ぜんっぜん
伝わらないですね(^_^;)
![](https://assets.st-note.com/img/1655013847017-j9IHnoKOF2.png?width=1200)
うーむ、、、
プレート=地殻ではないんですね
プレートは
海側と陸側を
分けて考えることが
この先、
重要になってきます
海洋プレートは
数十km~100kmほど
大陸プレートは
100km~250kmほど
の厚さと言われています
![](https://assets.st-note.com/img/1655730629680-2CCxUTURQb.jpg?width=1200)
(リソスフェア)
プレートとは、 物質ではなく物性です
プレートは
リソスフェアと
ほぼ同じ領域です
地球の表層にあり
地殻とマントルの最上部を
合わせた層で、
1つの塊として動く
とても硬い固体の岩石圏
がプレートの正体です
お客様、
ご納得いただけましたでしょうか?
それでは、プレートの下に参ります
閉まる扉にご注意ください
アセノスフェア=対流する水飴状の岩流圏
![](https://assets.st-note.com/img/1653552479993-IRFG35YTnu.jpg?width=1200)
リソスフェアの下の層は
柔らかい物性に変わります
粘っこい
固まりかけの水あめ
のような岩石の層が
対流している
と考えられています
そこを
アセノスフェアと呼び
100km~200kmほどの
厚みがあるとされます
木綿豆腐とレンガのふるまい
リソスフェアは硬く、
アセノスフェアは柔らい
この2つの物性の境目で
プレートが動いています
例えば、
同じ力をかけた時
木綿豆腐のアセノスフェアは
ずぶずぶと
崩れてしまうが
レンガのリソスフェアは
形を崩さず
そのまま
木綿豆腐の上を
すべっていく
といった感じでしょうか
![](https://assets.st-note.com/img/1653873705080-fNyDeGnUFN.jpg?width=1200)
アセノスフェア、
メソスフェア、
外核、内核に似ているの見つけた!
メソスフェア=長期的に流動する固体岩石の層
マントルの
最下層に到着しました
大っ変、高温・高圧に
なっておりますので
くれぐれも外へ出て
地底人を探さないよう
お願い申し上げます
![](https://assets.st-note.com/img/1655616771949-QNaoorMW2T.png?width=1200)
上部マントルの底の部分と
下部マントルを合わせて
メソスフェアと呼びます
とてもとても深い
地球深部のお話です
高温、高圧で
固体ではありますが
長~い時間をかけて
流動しています
プルームテクトニクス
![](https://assets.st-note.com/img/1655687886385-rkhtLdeW3I.png?width=1200)
海溝の沈み込み帯で
大陸の下に消えていった
海洋プレートは
その後、
核との境目まで落ち込みます
⇒ コールドプルーム
やがて
上昇流にのって
ふたたび地表に
マグマとなって噴出し
プレートや火山を形成します
⇒ ホットプルーム
プレートの変動による
地球表面の変化を
プレートテクトニクス
というのに対して
地下2900㎞内を対流する
マントルの活動による
地球の変化を
プルームテクトニクス
といいます
このサイクルはなんと
億年単位、
といわれています
中からメアリー
力学的区分は
似たような単語ばかりで
覚えられないよ~
というそこのあなた!
いい暗記法が
ございますよ
え~、でも
お高いんでしょう?
いえいえ、
今回は読者限定サービス
なんと無料での
ご提供です!
どうぞこの機会に
ぜひ
お試しください(*^-^*)
![](https://assets.st-note.com/img/1655687783916-TfZDXGJnmh.png?width=1200)
地球の内部から
メソスフェア
アセノスフェア
リソスフェアの順番なので
「中からメアリー!」
でいかがでしょうか( *´艸`)
![](https://assets.st-note.com/img/1653539099675-uMG4kpnnqL.png?width=1200)
メソスフェア、アセノスフェア、リソスフェア
夢だったのかな、、、
〇〇フェアだと思っていた私へ
ところで
〇〇フェアって
オラ、わくわくすっぞ!
と密かに思っていたのは
わたしだけでしょうか?
語源を調べたら
区切る位置が違ったんです
リソ+スフェア
アセノ+スフェア
メソ+スフェア
らしいです(;'∀')
リソは岩石
アセノは柔らかい
メソは中間の
という意味のラテン語
じゃ、スフェアって何!?
これは、どうゆーことだ?
球、球面、領域とか
そーゆーことです!
だから
クリスマスフェアでも
全国駅弁フェア
でもなく
岩石の層(リソスフェア)
柔らかい層(アセノスフェア)
中間の層(メソスフェア)
だったのです、
ガックシ○| ̄|_
![](https://assets.st-note.com/img/1653538446063-mzMnqDGVEL.png?width=1200)
こうしてみてみると
地球は外側から
硬い(リソスフェア)
柔らかい(アセノスフェア)
硬い(メソスフェア)
柔らかい(外核)
硬い(内核)
のように
交互に
違う物性の層が
重なっている
ということが
分かります
地球の中身は
とっても
複雑なんですね
いや、
他の星だって
私たちが
知り得ないだけで
地球以上に
複雑なのかも
しれません
謝辞 ~星屑の子供たちへ
地殻と、上部マントルと、リソスフェアと、アセノスフェアと、モホ面がごちゃごちゃになりつづけています!
あさせさんが配信でコンラッド面も言ってましたし、面も多すぎる(ノ_・、)
これはそのまま覚えるべし!
あさせさんの復習回♪
○○フェアは、やっぱり心踊るワードですよね!
味噌煮込みうどんの助くんは、無事クリスマスフェアに行けたかな?
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