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のんびり地学基礎 # 07 プレートってなに?

プレートが動いている
とか
プレートが沈み込む
とか
プレートてくとにくす
とか
プレートプレートって
いうけれど、
そもそも
プレートって何!?

今回は
分かっているようで
分かっていなかった
プレートの本質について
復習しました

ここはプレート?地殻?岩盤??

前回までは、
地球の中身を
物質的なもので
分けてきました

つまり
ここは花こう岩
ここはかんらん岩
ここは鉄
といったように
何でできているかによって
区分しました
そしたら
地殻・マントル・核
となりました

プレートがないじゃないか!
プレートを出せ!
プレート呼んで来い!

責任者だせ!!

お、お客さま、
落ち着いてくださいっ

すぐプレートが参りますので!

物質的に分けると
プレートは出てきません

今回は地球の内部を
物性(力学的)に
分けることで
プレートに
ご登場いただきます

今日は力学的な分類を勉強!

さて、上の図
左側の物質的区分と
右側の力学的区分
気持ち悪いですが
ちょっとずつズレています

力学的な区分では
構成する物質の種類ではなく
力をかけた時のふるまい(物性)
で分けるので、
このまま覚えなくてはなりません

リソスフェア=硬い固体の岩石圏

地球の1番外側の
地殻とマントルの
ごく上の方を合わせた部分、

そこは
とても硬い物性で構成される
比較的低温の岩石圏です

この
地殻+マントルのごく上の部分

力学的区分で
リソスフェア
と呼びます

そして実はこれが
プレートなのです!!!

これは、
どーゆうことだ?
リソスフェア=プレート
そーゆーことです!

高校時代の
生物の青野先生の
真似なのですが
ぜんっぜん
伝わらないですね(^_^;)

浸透圧大好き!

うーむ、、、
プレート=地殻ではないんですね

プレートは
海側と陸側を
分けて考えることが
この先、
重要になってきます

海洋プレート
数十km~100kmほど
大陸プレート
100km~250kmほど
の厚さと言われています

表面~黒点線までがプレートの層
(リソスフェア)


プレートとは、                     物質ではなく物性です

プレートは
リソスフェアと
ほぼ同じ領域です

地球の表層にあり
地殻とマントルの最上部を
合わせた層で、
1つの塊として動く
とても硬い固体の岩石圏

がプレートの正体です

お客様、
ご納得いただけましたでしょうか?

それでは、プレートの下に参ります
閉まる扉にご注意ください

アセノスフェア=対流する水飴状の岩流圏

かんらん岩の水あめですか

リソスフェアの下の層は
柔らかい物性に変わります

粘っこい
固まりかけの水あめ
のような岩石の層が
対流している
と考えられています

そこを
アセノスフェアと呼び
100km~200kmほどの
厚みがあるとされます

木綿豆腐とレンガのふるまい

リソスフェアは硬く、
アセノスフェアは柔らい
この2つの物性の境目で
プレートが動いています

例えば、
同じ力をかけた時
木綿豆腐のアセノスフェアは
ずぶずぶと
崩れてしまうが
レンガのリソスフェアは
形を崩さず
そのまま
木綿豆腐の上を
すべっていく
といった感じでしょうか

リソスフェア、
アセノスフェア、
メソスフェア、
外核、内核に似ているの見つけた!


メソスフェア=長期的に流動する固体岩石の層

マントルの
最下層に到着しました

大っ変、高温・高圧に
なっておりますので
くれぐれも外へ出て
地底人を探さないよう
お願い申し上げます

ワレワレハ、チテイジンダ

上部マントルの底の部分と
下部マントルを合わせて
メソスフェアと呼びます

とてもとても深い
地球深部のお話です

高温、高圧で
固体ではありますが
長~い時間をかけて
流動しています

プルームテクトニクス

マントル内の大規模な対流による地球の変動

海溝の沈み込み帯で
大陸の下に消えていった
海洋プレートは
その後、
核との境目まで落ち込みます
⇒ コールドプルーム

やがて
上昇流にのって
ふたたび地表に
マグマとなって噴出し
プレートや火山を形成します
⇒ ホットプルーム

プレートの変動による
地球表面の変化を
プレートテクトニクス
というのに対して
地下2900㎞内を対流する
マントルの活動による
地球の変化を
プルームテクトニクス
といいます

このサイクルはなんと
億年単位、
といわれています


中からメアリー

力学的区分は
似たような単語ばかりで
覚えられないよ~
というそこのあなた!
いい暗記法が
ございますよ

え~、でも
お高いんでしょう?

いえいえ、
今回は読者限定サービス
なんと無料での
ご提供です!

どうぞこの機会に
ぜひ
お試しください(*^-^*)

ワオ!今スグ電話シナキャネ!

地球の内部から
ソスフェア
セノスフェア
ソスフェアの順番なので

「中からメアリー!」
でいかがでしょうか( *´艸`)


メソスフェア、アセノスフェア、リソスフェア
メソスフェア、アセノスフェア、リソスフェア

夢だったのかな、、、


〇〇フェアだと思っていた私へ

ところで
〇〇フェアって
オラ、わくわくすっぞ!
と密かに思っていたのは
わたしだけでしょうか?

語源を調べたら
区切る位置が違ったんです

リソ+スフェア
アセノ+スフェア
メソ+スフェア

らしいです(;'∀')

リソは岩石
アセノは柔らかい
メソは中間の
という意味のラテン語

じゃ、スフェアって何!?

これは、どうゆーことだ?
球、球面、領域とか
そーゆーことです!

だから
クリスマスフェアでも
全国駅弁フェア
でもなく

岩石の層(リソスフェア)
柔らかい層(アセノスフェア)
中間の層(メソスフェア)
だったのです、
ガックシ○| ̄|_

もしかして、クリスマスフェア準備中!?


こうしてみてみると
地球は外側から
硬い(リソスフェア)
柔らかい(アセノスフェア)
硬い(メソスフェア)
柔らかい(外核)
硬い(内核)
のように
交互に
違う物性の層が
重なっている
ということが
分かります

地球の中身は
とっても
複雑なんですね

いや、
他の星だって
私たちが
知り得ないだけで
地球以上に
複雑なのかも
しれません


謝辞 ~星屑の子供たちへ

地殻と、上部マントルと、リソスフェアと、アセノスフェアと、モホ面がごちゃごちゃになりつづけています!
あさせさんが配信でコンラッド面も言ってましたし、面も多すぎる(ノ_・、)
これはそのまま覚えるべし!

あさせさんの復習回♪

○○フェアは、やっぱり心踊るワードですよね!
味噌煮込みうどんの助くんは、無事クリスマスフェアに行けたかな?


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