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スプラトゥーン2、ウデマエC−が対抗戦を経て、A−まで成長するためにやったこと

先日、2020年7月26日にガチエリアでA-になれました。2カ月前にC-だった私のこの2カ月の過ごし方をまとめたいと思います。

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2018年3月から2020年3月までのプレイ時間は60時間

私は、昔からゲームは大好きだけど、スキルからするとMOTHERやポケモン、どうぶつの森の方が向いていて、UNDERTAILの戦闘すらミスする人です。

はじめてスプラトゥーンで遊んだのは2018年3月23日(My Nintendoアプリ調べ)。コンセプトやデザインが好きで、スプラトゥーン2目当てにスプラトゥーンモデルのSwitchを買ったにも関わらず、プレイするのはフェスのときだけ。2018年の後半は0日、2019年は4日しか遊んでません。

今思えば、もともと向いていないタイプのゲームなので、一人でヤミクモにやっても勝てないからつまらなかったんだと思います。

スプラトゥーン部のある会社に入社→ノリでOPEN CUP参加

スプラトゥーンを強くなるために入社したわけではありませんが、結果として転職がきっかけでスプラトゥーンの実力がメキメキ上がりましたw

2020年3月に転職した会社には、スプラトゥーン部がありました。そして、一部のメンバーはSplathonという社会人コミュニティで活発にプレイしていました。当時は、スプラトゥーンで一緒に遊べる人ができたのがうれしかったので、自分の置かれている状況を理解できず、まったく準備もせず、誘われるままにOPEN CUPという1日だけの大会に参加しました。実は、それが私のSplathon参加のきっかけです。

これまで「ガチマは怖いところ」と思って避けていたのに、なぜガチマのつよつよ勢がいるところに平気で乗り込んでいったのか、無知って怖いです。

Rookie League#2に参加

やっと現実がわかって、同僚たちとのウデマエ差に愕然としていたところ、Splathonで Rookie League #2 が開催されることになりました。通常、Splathonは基本的に同じ会社でチームを組んで対抗戦をするのですが、Rookie Leagueの場合は、S+未満の人たちでチームが組まれます。

知らない人とチームを組む不安は大きかったのですが、私の実力ではいつまで経っても同僚とチームを組める日は来ないだろうし、少しでもうまくなりたいなと思って参加を決めました。

そして、2020年5月29日の初戦から7月17日の最後の試合まで、Rookie League #2 を過ごしました。長いようで短かったです。

キャリーされながら全勝するツラみ

さて、リーグの戦果はというと、私たちのチームは予選2位、最終順位3位という結果に終わりました。(優勝したスプラッシュ魔雲天とは、Round1では勝ち、最後の試合となった順位決定戦で負けという結果でした。魔雲天は、リーグ期間中のチーム力、個人のウデマエ向上、ともにすばらしくて尊敬しています)

初戦時の私のウデマエはC-。Round1が始まった時点での最低ウデマエだったと思います。

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対戦相手にいる魔雲天のニッシーさんは最近スプラトゥーンを始めたばかりということでしたが、この時点ですでにウデマエさを大きく開けられています。

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でも、チームとしては勝ってる。ウデマエ的に当然なのですが、私はずっとチームメイトにキャリーされ続けてきました。ウデマエ的に仕方がないことだと頭で割り切れるし、おそらくガチマだったら「キャリーされた、ラッキーっ!」という感じで気楽だったと思います。しかし、チームとして勝ちを収めたい、優勝したいという気持ちの強さを感じれば感じるほど、自分の弱さが重荷になりました。。

また、チーム練習はほぼ試合形式なので、迷惑をかけないようにしなくては…という思いが強かったです。

このままではダメだなと思い、練習方法を変えました。ただ、リーグに参加してチーム練習しているだけだったら、おそらくここまでウデマエは上げられなかったと思います。その背景には、Splathonの諸先輩方、ルーキーリーグで戦った他のチームのメンバーの存在が欠かせません。

意識が変わってきたのはこの辺から。Round1を終え、Round2の試合に向けて練習をしてたタイミングで、Round1打ち上げプラベのときに別のチームのおひるごはんさんが観戦の時に私視点にしてくれて、その動画に同僚のチャーリーさんがフィードバックしてくれたことがありました。

最初にアドバイスを読んだとき、指摘されて気がついたことはもちろんあるのですが、指摘されてもよくわからなかったこともありました。指摘されたことを直すためにどうすれば良いのか、ポカンとなったという表現が近いでしょうか。

はい。ここからやっと初心者がウデマエあげるために参考になることを書きます。私が強化したポイントは2つ。

ポイント1:センスを補うのが知識と基礎練

スプラトゥーンはルールとステージごとに定石の動き方があり、ブキによっては強ポジがある場合もあります。これをチーム練習でコーチに教えてもらってはじめて、「スプラトゥーンってセンス以外の要素で勝てるんだ!」と気がつきました。

もともとゲームがうまい人、スプラトゥーンなら対面が強い人は戦術を知らなくてもそれなりに勝てると思います。これが私の考えるセンスです。"運動神経の良さ"と言い換えると想像しやすいかもしれません。

センスを備えている人は、ガンガンガチマに挑み続けるだけでも次第に慣れてある程度までならウデマエが上がると思います。しかし、持ち前の強さがない人がウデマエを上げるためには、知識とそれを実行する基礎練習を身につけながら、実践(ガチマ)に臨んだ方が早いと思います。理由は後述します。

基礎力向上で、一番しっかりやったことは、試し打ちでのエイム練です。毎日欠かさず、忙しくて試合ができないときもブキ屋にだけは通いました。(ここまでモチブキを言及しませんでしたが)私はオーバーフロッシャー使いですが、試し打ちのブキは、シャープマーカーとロングブラスターとオーバーフロッシャーと毎回3つを持ち替えて練習しました。

シャープマーカーは「弾のブレが少ないから、正確さを高められる」というエイム練記事でオススメされていたという理由から、ロングブラスターは「1発ちゃんと当てる練習に良さそう」という自己流判断で加えました。

エイム不要ブキと呼ばれるオフロですが、これくらい上達しました。

エイム練で意識したのは、視点の切り替えです。2020年4月までRスティックを使うということを知らなかったので(苦笑)、ジャイロだけでなくRスティックも使って、90度離れた標的にエイムを合わせる操作をとにかく繰り返しました。最初はプロコンを操作する意識のが強かったのが、最近は自然とできるようになり、標的も2つだけでなく射程圏内の4つに連続して当てられるようになりました。

基礎練のもう1つはキャラコンです。キャラコンは今も苦手なのですが、ヒーローモードでクリア済みのステージを繰り返しやること、さんぽでイカ移動、ヒーローモードのエリアでイカ移動をしました。おにごっこ練習をしてみよう!と同僚が誘ってくれてイカ移動の練習をしたこともあります。

イカ移動はまだまだで、潜伏意識(が薄い)の克服という課題にも関連するため、最近は別のアプローチもしてますが割愛。

ポイント2:実践よりも観戦

実はルーキーリーグ期間中、あまりガチマはしていませんでした。試合のたびにリザルトに出るウデマエが恥ずかしかったのと、チームメンバーに少しは信用されたかったという理由から、最低限B帯にはなるようにしました。しかしそれ以降、意識的に時間を費やしたのは、観戦です。

観戦は「対抗戦の試合の配信を見ること」と、プラベの観戦チャンスで「自分の苦手なムーブが得意そうな人の視線になること」の2つをやりました。

ルーキーリーグは全試合観戦するうちに、知識の補強に役立ちました。合わせて、SplathonのLadderの試合も見てます。試合の観戦は、チーム力での勝ち方のパターンを知る蓄積ができます。瞬殺ノックアウトだったある試合は、試合を文字起こしもしました。1つずつの動きを動画を止めながら確認して、どんな動きが展開したのかを分析するのに良かったです。

プラベでの「ダレか視点」は、キャラコンのイメトレになります。自分では見られない景色(操作できないムーブ)が見られるので楽しいです。これ、普通はYouTubeで強い人の動画を見る人のほうが多いと思うのですが、探す労力が結構かかるので、やってません。

ヘタな人が勝てない理由「情報も対応も処理しきれない」

スプラトゥーンの要素は、大きく分けて「状況把握・判断」×「キャラクター操作による対応」です。

こんなこと、3カ月前の私は考えもしなかったことですが、試合の進み具合を把握することと、自分の周囲を警戒することをした上で、キャラクターを操作しなければ勝てません。正直、その処理速度の競い合いなんじゃないかなと最近は感じています。

”慣れ”でできることをどれだけ増やせるか、リソースを割く対象をどれだけ絞れるかが、強くなる秘訣だと思います。

分解していくと、

状況把握力 → スピードの早い展開をみておくと、目が慣れる
状況判断力 → 定石を知っておく、過去事例の引き出しがたくさんあると、とっさに何をすればいいか戸惑わない
対応(操作)力 → 目に入ったら勝手に手が動いている状態まで仕上げる

ウデマエが格上の人たちに囲まれて状況把握するのは疲れます。でも、そこにリソースを避けるように、判断力と対応力をできる限り仕上げないといけないんだなぁと感じています。

ガチマでの変化

ルーキーリーグが終わって、ガチマに戻りました。すると、動きがゆっくり感じられました。ルーキーリーグでの試合とX勢にプラベで遊んでもらっているときのスピードで把握しないければならない情報量と比べると、ゲーム中に掌握できる割合が段違いでした。

先ほどの状況把握の負荷がかなり減った状態です。

そして、ゲームの展開やカウントの進め方/止め方も理解できているので、味方になった人の動き方のパターンがわかれば、あとは自分が足りていない役割をしてゲームを運べることに気がつけました。(一人前のことを言ってますが、B帯のことなので許してください)

モチブキがオフロなので、もともとエリアでは活躍しやすいはずなのですが、エリアが最後までC帯から抜けられないルールでした。6月21日にやっとB-になって、約1カ月後に一番先にA帯になれました。

この成長の要因は、上で挙げた意識の変化です。ルーキーリーグを終えてガチマに復帰してからは、前線張ることも多く、この時、役に立ったのが、観戦とエイム練の経験です。

調べれば調べるほどおもしろい

正直なところ、もともとの運動神経的な素養(動体視力とかコントローラー操作とか)がまったくないタイプなので、この先どこかで伸び悩む時が来るんだろうなとは感じています。

でも、調べる → 練習する → 検証する といった繰り返しをするのが性に合っていて、今はとても楽しいです。

この先、モチベーションの持っていきどころに悩む日もきそうですが、これからも練習をしていきたいと思います。(ガジェットも好きなので、キャプチャーボードの購入も検討しています)

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