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出世しないことでの弊害

出世すると給料は上がりますが、その分、責任などがついてまわり、大変なことの方が多い。

だったら、今の地位で行ければそれでいいや…なんて話、よく耳にします。

これはよくわかります。確かに、その一面があることは否めません。一方で、出世しないことでの弊害も考えてみたいと思います。

第一に、金銭面。
昇給も頭打ちですし、使えるお金が増えません。私生活の充実のため出世しないことを選択したとしても、その私生活の広がりが制限されることになります。

第二に、いつまでも、同じレベルの仕事をしないといけないこと。
ある意味、とても楽ですよね。同じ杵柄をずっと使っていればいいわけですから。

出世するには(したあとも)、自分の武器を増やす努力を続けなければなりません。ただ努力の分、自分の裁量も増え、知識も増え、技術も増え、新しい世界に飛び込んでいけます。

それに、ずっと同じレベルの仕事では、自分の成長を感じる喜びもなくなります。常に無難であることを最上とする思考になりかねないように思います。

第三に、組織における立ち位置が苦しくなること。

いつまでも若手社員と同じでいるわけですから、気を使われ、少々奉ってくれることはあっても、あまり有益とは言えないような状況にあると思います。

ひとつの仕事を、ひとりの人間がずっと担当することは、いわゆる「属人化」と呼ばれる状況です。はっきり言えば、煙たがられる可能性があります。血流を良くするためにも、ある程度の成果を挙げたら、次に移ることがよいのではと思います。

そんなわけですから、目指せるうちは出世を念頭に置いた働き方がベターかな?と考えています。

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