見出し画像

変えられないものこそ変えたくなる

変えられないものの代表と言えば、「他人」と「過去」。 
こんな風に言われているのは、世の中に、他人と過去を変えたいと願っている人が多いことの証拠ではないかなと思います。

他人を変えたい!とは思わないまでも、一歩引いてみれば、他人を変えようとするための行動と見なされる言動もあるのではないでしょうか。 

例えば、議論。
これは、よりよいものを作るためには不可避ではあります。しかし、その裏には、自分の意見を通したい、もしくは、あなたの意見は違うと言っている部分も多いはず。

大まかに分けるのであれば、議論も他人を変えたいという行動のひとつと敢えて言ってみました。 

昔、漫画、稲中卓球部のワンシーンにあった台詞。
「人生をリセットできるスイッチがあるとすれば、あなたは押しますか?」 

タイムマシーンの開発を願うことも、過去を変えたいという思いがあることも否めないでしょう。
下世話ですが、「あの宝くじが当たりなんだよ」なんて。 

「他人」と「過去」。変えられないとはわかっていつつも、変えるための行動をしてしまいます。

ただ、この記事を書いていて、自分の考えや行動が、「他人」を変えたいことに根ざしていることに気付けたのは収穫です。

自分は、自分のことを、どちらかといえば、生きにくい人間だと考えています。この生きにくさ、もしかすると、「他人」を変えたいと思わないことで改善できるかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?