【スタッフ紹介】Reth,Khemrith,Makara,Chhay
本日はPhnom Penh 勤務のメンバーが新しいProjectであるBuddy WalletのTrainingのために来ていたので、一緒にTraining Meetingに参加していました。
(写真)MentorとBuddy Depotを集めてのMeeting
Buddy Walletの説明は数回しているので今回は内容は省きます。
今回はMeetingでは新しい内容の話は無かったので、スタッフ紹介の後にスタッフとカンボジアの農家について話した内容を書こうと思います。
【スタッフ紹介】
Reth
Department: procurement
Buddy DepotのマネジメントとBuddy、FarmerとSupplier、Buyer間のお金のやり取りを管理するDepartmentです。
Buddy Walletができる前は彼の部署(彼)がお金の動きの管理をしていたらしく、毎日他のDepartment、Buddy・Mentorから催促やクレームの電話が絶えなかったようです。
めっちゃ忙しいということを強調してたので、相当だったのだと思います。
もしかしたら、彼が一番このProjectを喜んでいるかもしれません。(笑)
写真をブログに載せて日本のインターンを希望する方が閲覧することを説明すると、「日本の女の子から連絡くるかな」と言っていたので、もしインターンシップの機会があれば声をかけてあげてください。
Khemrith
Department: agronomy
僕がプノンペンでずっとお世話になっていたスタッフです。
以前はNGOで働いており、ずっとカンボジアの農業の発展のために働いています。
今日も種の質のチェック方法の説明のためにMeetingに来ていました。
とても優しくて、いつも僕をご飯に誘ってくれたりMeeting中にクメール語でさっぱり分からんという顔をしていると、英語で内容を教えてくれました。
コーヒーが好きで常に飲んでます。
あとサッカーも好きです。
Makara
Department: Operation
いつも声をかけて話しかけてくれます。
彼と一緒に農地に出向く話もあったのですが(そのためにプノンペンに行っていた)、僕がプノンペンにいるときに交通事故で左足を骨折してしまいました。
松葉杖生活ですが、ProvinceでのMeetingにも来てMentorや農家さんに話をしています。
Phnom Penhオフィスの中では一番農家には近い立場で仕事ができる部署です。
サッカーと自転車が好きで、いつもその話で盛り上がっています。
Chhay
Driver
お腹のぽっこり出たチャーミングな専属ドライバーです。
AGRIBUDDYには彼以外にもう一人運転手がいます。(名前忘れた…)
とても優しいです。いつも穏やかな笑顔をしていて、スタッフはみんな彼のことが好きみたいです。
いつもちょっかいをかけられてます(笑)
【カンボジアの農家が抱える問題とAGRIBUDDYについて】
せっかくPhnom Penhオフィスのメンバーが来てくれたので、僕が問題だと感じている部分をぶつけてみました。
1. 農家の問題で最も解決しなければいけないこと
2. 農家が成功したと実感するために
3. 水不足について
1. 農家の問題で最も解決しなければいけないこと
(Rethと話しました)
農家の抱える問題は何だと思う?と聞かれた時に、日頃思っていることをぶつけてみました。
もちろん、雨水頼りの農法や伝統農法のせいもあると思うけど、やっぱり「外の世界を知らない」ことと「自信がないこと」が根本にあると思うと伝えました。
その時彼が「その通りだ」と言ってくれて、とても嬉しかった。
彼も他のスタッフも同じように農家の問題は自立できていないことにあると考えていました。
AGRIBUDDYの目的は農家が自信を得て、自分で考えられるようになって、自分のビジネスとして農業を営むことができるようにすることだと彼は考えていました。そのために必要な技術やProductを提供するけれど、最も大切なのは農家自身が変わること、自分たちで自分たちのすることをコントロールできるようになることだと言っていました。
農家が自分たちで考えることができ、誰かが投資してくれれば彼らは貧困から脱することができます。
現在、ローンを組む形は出来てきていますが、農家がentrepreneurshipを持って働いていくためにはまだまだ時間がかかりそうです。
2.農家が成功したと感じるために
(RethとMakaraと話しました)
AGRIBUDDYが目指しているのが農家の自立だとしても農家が成功体験を実感してくれなければ始まりません。
客観的なデータとしてはAGRIBUDDYは成果を上げています。収量は上がっていると言っていいと思います。
しかし、農家さんにはそのことは伝わっていません。昨年登録していたのに今年度は登録してもらえないケースがあります。
そして、その理由の多くは「Productの値段が高い」ということです。
スタッフたちは総合的にサポートするために必要なコストであるし、質を高く保ち農家さんを守るためのコストなので高くないと考えています。僕もそのとおりだと思います。
しかし、input とoutputの差額が利益になるという話は理解してもらいにくいです。
また、収量や収益が昨年度や例年に比べて上がったということは更に理解してもらいにくいです。
RethとMakaraはその点を改善するためにMr.Pakkに提案しているようですし、自分たちのDepartmentでも解決策を練っているようです。
3.水不足について
(Makaraと話しました)
もちろんですが、スタッフは今年大規模に干ばつが起きていることを理解しています。そして干ばつによって肥料を使えなくなっていることは理解しています。
やはり、解決策が無いのでどのスタッフも困っていました。
しかし、アプリで管理ができるようになってから迅速にProductを提供できるようになり、支払いも問題なく行われるようになったので技術的な問題はかなり解消されてきたようです。
今後はいかにCrop Insuranceを農家さんに浸透させていくかが彼のDepartmentの大きな課題になってくると言っていました。
p.s.
真面目なスタッフも仕事から離れれば、みんなおちゃらけたいい友だちです。
Lunchの休憩時間は男子大学生みたいなしょうもない会話をしてみんな大爆笑でした(笑)
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