規格外農作物

私は、「規格外」という言葉が好きではない。
マスコミや広告で、あたかも規格外の作物を、救い出す事が美徳であるように語られる。「規格外」を購入する事が良いことだと語られる。
「安く購入すること」が…。
規格を作り出したのは、消費者なのに、規格がある事で、様々なコストを抑える事ができているのに、そこは語らず、規格がまるで悪のように語る。
規格外の作物を規格で売られている品物の値段でかうのだろうか?
虫食いを、綺麗な作物の値段で買うのだろうか?
海外のように、個包装されていない作物を非難する人が、美しく山積みにした作物から、わざわざ虫食いや小さな作物を選んで買うのだろうか?残った、作物を買ってくれるのだろうか?
規格外を、使うことを美徳として語るのであれば
当たり前のコスト分の金額を払って買って欲しい。
どんか形でも、どんな見た目でも当たり前の対価を払って買って欲しい。

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