飛行機に乗るようなノリで人間関係構築してる話
飛行機が飛ぶ、という事は知っているけれど、じゃあどんな理屈であの鉄の塊が空を飛ぶのかは知りません。
調べたこともないです。
航空力学、物理学、工学?その辺の知識の結晶なのかな?くらいで、どんな金属で出来ているかも知らない。
でも、飛行機に乗ったことはあるんです。旅行の時なんですが、窓際の先に座って離陸の瞬間や遠ざかっていく地面を眺めて、雲の上の景色を楽しんで。
僕には、他人に共感できない、という欠陥があります。
人に感情があることは知っていても、それを理解出来ません。
高度な数式を見ても読み解けないような、と言ったら伝わるのでしょうか。
それでも、人間関係を構築しようとします。
当然、失敗するんですけれども笑
飛行機は乗ってるだけで目的地に着けるのに、人間関係は分からずに踏み込むとそのまま床を踏み抜いて真っ逆さまなんですね。
……当たり前だバーカ。
飛行機は、人を乗せて運ぶためにあるわけで、『乗る』『移動する』の2つが満たされればあとはどうとでもなります。
人間関係は、どうなんでしょう。
『肯定されたい』『仲良くしたい』『相手を知りたい』『自分を知って欲しい』『好きなものを共有したい』『日々の鬱憤を晴らしたい』『楽しく時間を過ごしたい』『嫌な事を話して忘れたい』『困った時助けて欲しい』『辛い時に頼って欲しい』『慰めてほしい』『守ってほしい』
コミュニケーションには正解がない、と言う人がいますが、確実に相手がまとめているリアクションは存在するわけで、正解が無いなんて嘘ですよね。と思ってしまいます。
正直に言って欲しいとかも困ります。
感情って多分、誰かと一緒に育てるものなんですよね。
親とか、友達とか、教師とか、その他とか。
僕の周りにも、自分の感情を分けてくれる人はいたんだと思います。
どれだけ貰っても認識出来なかったんですけどね。
育つはずもない。
そんなこんなで、自分の感情があるかどうかも分かってない有様で、見えもしない相手に突撃してた事に、最近気がつきました。
うん。危険人物。
上手くいかないわけですよね。
伸ばした手が握手なのか握り拳なのか、お互いに分かってないんですから。
寂しいって感情、本気でどうにかしたいなぁ。
これがなければ独りでも気にせず生きていられたのに。
飛行機に乗るの、怖いですか?
僕は、乗った回数が少ないので、不安が大きかったりします。
慣れれば、平気なんでしょうけれど。
慣れるほど乗れば、の話ですけど。
飛行機はあんなに事故る確率が低いのは、事故の原因を死ぬ気で分析して対策を打ってきたからだと聞いたことがあります。
僕も、人間関係サボってなかったら、もう少し人間らしい関係を構築出来てたのかなぁ、と思います。
うまくいかない事を認めてしまっているので、「まあいっか」と考えてる節がありますが。
利害とか、そういうシンプルな関係なら誤魔化し切れるかもしれませんね。人格が絡まない部分で手を取り合うなら出来るかもしれない。
それで何が助かるのかって言われたら、何も助かってないんですけどね。
飛行機に乗るノリで人間関係やってんなぁ、と言いたかっただけなので、今日はここまで。