紫外線が見たい
って言ったら、『こいつ頭おかしくなったんだな』って思われるんでしょうね。
正解だ。
こちとら生まれた時から欠陥品ですよ。
閑話休題。
紫外線って、見えないですよね。
じゃあ存在しないかっていうとそんな事はなくて、夏の日差しで肌が赤くなったり黒くなったりするのはソレの仕業だし、一部の植物なんかはソレを利用して虫を呼び、繁殖(?)に役立てていたりするそう。
人間には見えなくても、そこには確かに存在して、きちんと影響を与えている。
それが紫外線。
最近、情緒というか、精神面の不調が続いてましてね。ふと思ったわけです。
『僕にとって人間の感情は紫外線みたいなもんだな』
みたいな笑
見えないくせして確かにそこにあって、ソレは自覚できないうちに僕の身を焼いて傷つけている。
なんて言うと自分が被害者ぶってて嫌なんですけどね。病んでる時の発想なんで、ご容赦頂いて…。
人間からすればどんな感じか分からないと思うんですけど、マジで分からないんですよ。人の感情。空気が読めない。
読めないというより認識出来ない。
虚空を指差して『あそこに幽霊がいるぞ?かわいい顔してんなぁ』と言われるような?
説明する事さえ困難なんです。
……別種の生き物だろ絶対。
つか犬でさえ人と心を通わせることがあるというなら、僕は人間にとって犬にも劣る生物なんだな……。いいけど。今更だし。
自分に影響を与えるのに結果しか見えなくて、その実態を見ることが出来ない。
それが、なんだか人間の心と一緒だなぁ、と思えてしまったんですね。
そんな機能がついてない以上、外部パーツというか、機械とか道具を通せば見ることが出来るのでしょう。
そんな道具、誰が作ってくれるの?って話ですけど。
なんかの本に出てきたアイテムを思い出します。
人の表情から感情を割り出して、ポケットの中で形を変える、という不思議な道具です。
それ、本当に欲しいなぁ。
表情なんてよっぽど大きく分かりやすく変わってくれないと伝わらないんです。
笑ってたら『笑ってる』と認識してしまうし、泣いてたら『泣いてる』と認識する。
分からないって事を伝えるのは難しいですね。
難しいなぁ。
分かんないなぁ。
人間になりたい。
好きな相手を不必要に傷つけないように、人の心が分かるようになりたい。
今日はここまで。