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人類補完計画

絵日記の宿題が残っていた学生が慌てて書いた拙いものになっております。


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我々はなぜ、タンパク質のスープからイカやエビになったり、サルやトカゲになったりしたのでしょうか。 

生命がどうやって生まれたかは今でも謎です。もともとタンパク質のスープだったことくらいしかわかっていません。

エヴァンゲリオンというアニメを語る上で外せない単語である「人類補完計画」。これは、人類を原初のタンパク質のスープに還そう、そのために神様の力を使おう(違っていたらごめんなさい)と、いう壮大な計画です。

みんな別々だから衝突したり悩んだりするんだ、みんな一緒の生き物になっちゃえば苦悩しなくて済むんだ!という考えがベースにあります。

わからなくもないです。僕とて「人類補完計画を発動しよう」と言いたくなる時があります。このエッセイを書き殴っている時もそうです。


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職場の悩みの原因の多くは人間関係だったり、他人は悩みの種「でもあります」。

他人と分かり合ったりしようと一生懸命だから、みんな他人との関係に悩むんですよ。みなさんはミドリムシの研究家でもない限り、ミドリムシと分かり合えなくてもいいやと考えるでしょう。 それはみなさんがミドリムシにさほど、いや、全く関心がないからです。


一切他人と関わらないといったこれまでの生活を根本からひっくり返さざるを得ない考え方に傾倒すると、「人類補完計画」を発動しさてしまうんだろうなあと思いました。

他人を欲している自分にまず気づいてあげる。碇ゲンドウがこのことに気づいて手を打っていればシンジ君たちはあんなに苦労せずに済んだのに、と思います。



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