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【1番カンタン!お金の知識⑦】「為替」とは?株価と為替の関係

こんにちは、あごパパの妻です!

読み飛ばしたくなるような小難しい経済用語などを、小学生でもわかるように短くザックリ説明します。

今回は「為替」についてです。
為替と株価との関係についても触れますよ!

「分かる気もするけど…為替の説明は難しい」という人は、こっそりチェックしてみてくださいね!

投資初心者も、チェック♪

為替とは?

為替とは、現金の代わりに、手形・小切手・証書などで決済をすませる方法のことです。

国内間での取引の場合は「国内為替」。
異国間で為替が行われる場合は、通貨の交換をともなうため「外国為替」と名称が変わります。

-内国為替と外国為替

「内国為替」は、郵便為替や銀行振り込みなど、現金の移送を行わず、遠くにいる人とお金をやりとりする方法のことを言います。

一方「外国為替」は、通貨が異なる国同士で、現金を直接輸送することなく、為替手形や送金小切手などを使って決済する方法です。

一般的に「為替」と言った時には、この外国為替をさします。

-為替レート

為替レート(為替相場)は、外国為替市場において異なる通貨が交換(売買)される際の交換比率です。

<例>
為替レート:1ドル=100円
└バナナ🍌3ドル=300円
└バッグ👜100ドル=10,000円

2023年12月18日時点では、為替ルート1ドル=142円です。

-円高・円安

外国の通貨(ドルなど)の価値に比べて、円の価値が高くなることが「円高」、反対に低くなることが「円安」と言われます。

例えば、円相場が1ドル=100円から1ドル=90円になれば、円の価値が上昇したことになるので「円高(ドル安)」と呼ばれ、1ドル=110円となれば、「円安(ドル高)」と呼ばれます。

円高・円安どちらがお得?

円高と円安のどちらがお得かは、その人・企業の立場によって変わります。

-個人

個人の場合は、円高の方が恩恵が増える人が多いです!

円高になると海外製品が安く買えたり、海外旅行の価格が下がったりします。

円安でも恩恵を受けられる個人は、海外資産を保有している場合です。

円安は個人よりも、企業の経済的なメリットが大きいといえるでしょう。

-企業

円高では、原油や天然ガスなどを扱う輸入企業は仕入れコストが減り、業績アップに繋がります。

一方、自動車や半導体などを扱っている輸出企業は、円換算するときに売上が減り業績がダウンしてしまいます。

逆に円安では、輸出企業は売上が増加し業績アップにつながり、輸入企業は仕入れコストがアップしてしまい業績がダウンします。

株価と為替の関係

為替の動向は、株式市場にも影響します。
逆に株式市場の動きが為替に影響を与えることも。

日本経済を率いる大企業は海外に輸出するメーカーが多いので、「急激な円高になると、経済に悪影響が出る」といったニュースが増え、株価にも悪影響します。

ほかにも為替は、金利の動向や経済の良し悪し、政治動向など、さまざまなものの影響を受けます。

-輸出企業

自動車や半導体などの輸出企業の売上は、円安になると増え、円高になると減ります。

つまり輸出企業にとって円安は、売上が増加して業績にプラスの影響を与えるめ、株価の上昇要因になります。

例:米国で5万ドルの車を販売
円高:1ドル 90円|売上450万円(5万ドル× 90円)
現在:1ドル100円|売上500万円(5万ドル×100円)
円安:1ドル110円|売上550万円(5万ドル×110円)

-輸入企業

原油や天然ガス、食料品などの輸入企業のコストは、円安になると増え、円高になると減ります。

つまり輸入企業にとって円高は、コストが減少して業績にプラスの影響を与え、株価上昇に繋がります。

例:1万ドルの食品を輸入する
円高:1ドル 90円|コスト 90万円(1万ドル× 90円)
現在:1ドル100円|コスト100万円(1万ドル×100円)
円安:1ドル110円|コスト110万円(1万ドル×110円)

投資知識は生活にも役立つ!

・急激な円高で経済に悪影響が出るかも。
・海外旅行をするなら円高の時期がお得!

為替からこれからどうなるのかを見通せるようになると、投資だけでなく私生活にも役立ちますよ!

為替相場は刻々と変動し続けています。
ぜひチェックしてみてくださいね♪

今後も経済用語などを分かりやすく説明していきたいと思います!

一緒に少しずつ経済に詳しくなっていきましょう!

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