2021.7.11 （日）

良く寝た。午前中に色々やりたいことがあったような気がするけどのんびり、ゴロゴロ、過ごす。

れいちゃんからLINEがあって、西荻で会うことに。用事があって家族みんなで車で来るとのこと。

夜、結婚祝いで食事をするのでおばあちゃんからもらったお祝い金などを使おうか、なったけどそれがどこにあるか分からない。てんやわんや。だいたいそういうお祝いのお金やおこずかい、あると私は使っちゃうかも、ということで藤本が持っている。けど、さっぱり見つからないし、管理能力を問われるハメになってて面白い。あるような気がしているけどいつかの食事や帰省の交通費とかで使ったか、銀行に入れたかしたのかな？お互い全く覚えてない。こういうのはちゃんと帳簿をつけないとダメだね、となる。家計簿、つけなきゃかな。どんぶり勘定の私たち。みんなはどうしてるんだろう。気になる他人の事情とやら。忘れていた臨時収入の封筒がひょっこり出て来たのでそれを足しにしようとなった。

ツナのぶっかけそうめんをサッと食べて出かける。あまりにも暑いので高円寺まで歩くのはやめた。

れいちゃんたちは西荻のムーハンでランチ中だったので近くにあった謎に設置されたベンチで休みながら待つ。ほんとは三人灯に行きたかったみたいだけど日曜日はやってなかったみたい。

ちょっと散歩しようか、と歩いてFALLへ。店主の三品さんてほんとすごい。たぶん会うの半年ぶりくらいでマスクもしてるのに遠目でもすぐ分かってくれる。そしてセンスも人柄も抜群に良い。ここに来ると外国に行きたくなるというか、もうすでに外国にいるような気持ちになるというか、不思議な感覚になる。かわいいな、と思った鍋つかみと鞄がウィリアム・モリスだった。そういうのがさりげなく置いてあるのもハッとする。陶器も作家物とアンティークが混在していて、でもしっくりくる並び。店主本人も面白い。波田野くんは飼い主を待ってる犬のポスターと本、うーちゃんはてんとう虫のクリップを買ってもらっていた。

本屋ロカンタンへ。波田野くんは元々知り合いて、写真集を置かせてもらいに行くというのに便乗して藤本も詩集の営業。2人とも5冊ずつ取り扱ってもらうことになった。ありがたい。映画の批評をやりながら本屋さんもやっているそう。小さな空間にたくさんの本、どれも興味深くてこんなに幅広く色んな本を扱っているのすごいなと思った。藤本は詩集を買っていた。うーちゃんはブルーナのクリスマスの本。

雲行き怪しい、と思っていたらいきなり土砂降り。しかも雹まで降っている。雷もすごいし、最近の天気は恐ろしい。しばらくロカンタンで雨宿りがてらのんびり過ごす。タイミングを見て波田野くんが近くに停めてる車を取りに行ってみんなで乗り込む。

デニーズでひと休み。ファミリーレストランて最強だと思う。桃の小さなパフェを食べる。夏の過ごし方など話して、私たちは5時過ぎにバイバイ。のらぼうへ。

のらぼうまでの道のり、善福寺川は雨で水位が上がって流れも速い。そこをカモが流されるまま流れていく様が可愛かった。楽ちん〜。大雨でカモの子どもたちは大丈夫かな？色々心配事が多い。

のらぼうは営業が時短のせいでお客さんも注文もずっと満ちている状態。いつも以上に大変そうだった。でも店主の牧夫さんはいつもと変わらず色々話しかけてくれるし料理も美味しかった。あまり記念日のこと、考えてなかったけどギリギリに行きたいね、と予約出来て良かった。好きなお店で美味しい料理と飲み物。最高です。この大切な時間を国はなぜか集中攻撃してきて、いったい何なんだろう。お店だけじゃなくてその向こうにいるいろんな業者や問屋の人たちもかわいそう。色んな話をして、満腹で、のらぼうの帰りはいつもホクホクしている。

結婚して丸5年。あっという間。結婚願望があまりない2人だったけど、結婚して良かったなと思うことも多いし、なりより楽しい。

駅まで歩いてるうちに珍しくシャックリが出た。数年に一度しかないシャックリがなぜかこのタイミングで。シャックリに慣れてないから下手くそなのか、藤本は怪訝そう。少し水を口に含んで10秒息を止めるのを何回かしたら止まる、というので西友で水を買う。やってみたけどよく分からない。分からないうちにいつの間にか止まっていた。

家に帰ってサッとシャワーを浴びて、ウィンブルドン男子決勝、観戦。めちゃくちゃ良い試合だった。どっちも素晴らしい。3時間半の試合、ジョコビッチがウィンブルドン3回連続で優勝、グランドスラムは20回目の優勝！めちゃくちゃすごい。絶対王者なイメージだけど、きっとジョコビッチだって緊張していただろうし、私たちも緊張した。最後決まった時、感動して泣いた。トム・クルーズが決勝を連日観戦しに来ていた。いつどんなときに映っても抜かりなく、カッコいい。