夜明け
生理周期管理アプリのルナルナよれば、キラキラ期のここ数日。たしかにわたしの心は安定している。
精神安定剤クロチアゼパムのおかげかもしれないし、毎晩寝る前に飲んでいるテアニン、GABA、トリプトファン、エクオールのサプリが効いているのかもしれない。
陽気がいいのもある。
こうやってたまの晴れ間があると、かつて出口のない夜道を彷徨っていたことを忘れてしまいそうになる。
不安や焦燥感を抑えるエストロゲンと妊娠のための体づくりで守りにはいろうとするプロゲステロンが入れ替わるだけでなく、その二つとも低下する3つの期間で体は構成されている。
それを無限に繰り返しているので1週間ごとに気分が変わる感じだ。知らぬ間に闇夜に包まれて八方塞がりを強いられる。それが悲しいことに年々闇夜が深く濃くなっている気がするから年齢を感じずにはいられない。
気分がいい今はなんだってやれるし、どこにだっていける気がするんだよ。
…だけど、夜明け前は存在価値さえ見失ってしまう。
この落差をなるべくなだらかにできないだろうか。
あるいはその不安定さが女性性としての魅力なのか。
仕事やめたい辛い期からこうして抜け出たことを思えば(仕事なんてどーだっていいさ。)、わたしは心療内科ではなく婦人科に行くべきなのかもしれない。
心療内科の先生に聞けば婦人科のピルで良くなる人もいれば、精神安定剤で良くなる人もいるとのことで、生理を1回回してみて様子を見ることにした。
エストロゲンのせいで買い物をたくさんした。
絵を描き進めたり
家族で焼き鳥を食べに行ったり
週末は楽しく過ごした。
さて、来週はどんな気持ちで過ごせるだろう。
大丈夫、きっと大丈夫。
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