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ポッドキャスト#010収録しました

女友達エミリーとはじめたポッドキャスト。今回は3本立て!!

今日は、実はあんまりよくわかってなかった女性のホルモンバランスからPMSが起こる理屈を紐解いてみたいと思います。


2つのホルモンがあってだな

人体にまつわるホルモンというのは40種類もあるそうですが、その中で女性ホルモンと呼ばれるのはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2つ。

卵胞ホルモン(エストロゲン)とは
子宮に作用して、受精卵のベッドとなる子宮内膜を厚くする働きをします。また、女性らしさを作るホルモンとして、乳房の発達、皮膚、骨、筋肉、脳、自律神経などの働きにも関係しています。思春期から分泌量が多くなり、30代でピークに達し、更年期になると減少します。
黄体ホルモン(プロゲステロン)とは
子宮内膜を受精卵が着床しやすいように整え、妊娠を助けます。また、体温を上昇させる働きがあります。妊娠した場合は分泌が続き、赤ちゃんが育ちやすい子宮環境を整えます。妊娠していなければ分泌量が減少し、子宮内膜を体外に排出させるのを助けます。

生殖を誘発するためのホルモン(エストロゲン)と、繁殖するためのホルモン(プロゲステロン)が分かれてるっていう感じかな。


排卵日を境に優位性が変わる

排卵日の前はエストロゲンが優位だから生理がひどくなければ、凪の状態が2週間は続く。排卵日を過ぎると、荒れ狂う波の如くプロゲステロンが優位となり妊娠するために体温を上げ、母親鳥が卵を温めるように全神経を子宮に注ぐ。身体に植えられたかもしれない種を全身全霊で探し繁殖するかどうかの判断を行っているのだから、理性的な判断などできるはずがない。誰に命令されたわけでもないのに月の半分・1年の半分は人類という種の保存のために体を張っているのだ。その上、男性と同じように学んだり働いたりして子まで産み育てているんだからすげー。としか言えない。

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ちなみに排卵日というのは生理のような目に見えてわかるものではないのでいつなのかわからない。基礎体温をつけているマメな人ならば体温がガクッと下がるタイミングだし、人によっては排卵痛というものがあるらしい。基礎体温は妊娠中にしか測ったことがないズボラなわたしにはわかるはずがない。


妊娠の可能性がないのなら控えめにしてくれてもいい

一昔前のような「産めよ育てよ」が女性の役割だった時代でなくなったのならば、一生にあるかないかの妊娠・出産のために月の半分をプロゲステロンに憑依され続けるのはいかがなものか。種の存続のために一生をかけてそこまでしないとならないのかと、正直なところ効率の悪さにうんざりする。禁忌だと思うけど、何なら妊娠の可能性があるときだけ通常のホルモンのプロセスを踏むというのができると助かる。普段はエストロゲン優位のまま楽しく落ち着いて暮らしたいのよ。


「わたしが悪い」の呪縛を解放せよ

身体に不調が現れると、生活スタイルを改よと言われることが少なくない。これだけストレス過多の世の中でストレスを受けず、夜更かしをせず、カロリーを抑えて欲にまみれることなくつましく暮らせよ、というのはあまりにも雑なアドバイスではなかろうか。社会の仕組みそのものにも改善ポイントはあるはずなのに、結局いつも「悪いのはお前だ」と言われるだけだと思うと積極的に改善しようという気持ちが起こりにくい。PMSなどは自己責任、自助努力の最たるものであり、家族みんなの衣住いを整えるわたしのホルモン事情など誰も気にしてはくれないのである。

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sai+(サイプラス)のサプリを始めてみることにした。

自分の身は自分で守る、命を守る行動を。


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