【映画感想】デッドプール&ウルヴァリン【ネタバレなし】

総括

「デッドプール&ウルヴァリン」観た!
面白かったしサプライズ満載だったね。
ディズニーに20世紀FOXが買収されたことをフルで活かしてるのもよかった。
ただ、アクションの魅せ方がゴア表現すごいだけで全体的にダサい・・・。
サプライズばかりに夢中で全体的に荒い仕上がり。
あと個人的にはオタクへのファンサはもう良いから知識がなくても単作で見れる作品作りをしてほしかったなぁとも思っちゃったね。

感想

今作は、「デッドプール」シリーズの第3作目。
監督は「フリー・ガイ」のショーン・レヴィ監督。
ディズニーに20世紀フォックスが買収され、制作がディズニーになった今作。
制作と監督の影響だと思うが、ストーリーの展開の仕方とか含めMCUっぽーい仕上がりになっています。
そして、ちゃんとMCUに世界も組み込まれました。
ストーリーはヒーロー引退していたデッドプールがVTA(ディズニープラスのテレビドラマ「ロキ」を観ると良いよ)に巻き込まれ・・・さらにウルヴァリンも巻き込んでいくそんな感じ。
MCUに組み込まれたこともあるが・・・オタク向けのネタもこれでもかって盛り込まれてます。
正直、過剰接待すぎる・・・。まぁ驚いたし感動し良かったんだけど、デッドプールの第4の壁を破る能力とあわせたことで正直・・・くどさを感じたんだよね。
サプライズばかりに夢中になってストーリー自体がおざなりな状態になってたね。
必然性とかそういうのが薄いのよ。
あと戦闘シーンがダサい割に長い。キレがない。
そして、シチュエーション変えただけのおんなじような戦闘をなぜ2回もやったんだ？
あとあの軍団雑に出して、雑に終わらせたけどマジでいらなくなかった？うまく扱えないならサービスにすらなってなくない？
正直、MCUは旧キャラ新キャラサプライズばっかりに意識を向けてないで単作としてしっかり面白くて友人に勧めやすい作品作りにそろそろ戻って欲しいんだけど・・・。

全体をみると文句が多くなるけど、ポイントポイントでみるとサプライズも豊富だったし、その衝撃もすごいので楽しめる。
20世紀FOXのマーベル作品が好きだった方はぜひ観るべき作品になっています。
ただ、これを単作として観に行くと大味な映画だなぁで終わるんじゃないかな。
(69点/100点満点中)

なんか、観終わった感覚はもう出てくれなさそうな有名になった俳優さんがサプライズゲストで出てきた仮面ライダーのお祭り映画と一緒だったなぁ。