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【映画感想】AIR【ネタバレなし】

「AIR」観た!
おもしろかった!現在のナイキのブランドとのギャップも、そして伝説的ブランドである「エア ジョーダン」が生まれる経緯はマジで面白かった。
靴の制作サイドの物語ではあるんだけど・・・今作を観て思ったのは・・・20年後、大谷翔平はこういう感じで映画化されるんだろうなっておもったよね。

今作は、ベン・アフレック監督作。監督として作品とるのは結構久しぶりな印象だよね。
あのNIKE(ナイキ)の傑作「Air Jordan(エア・ジョーダン)」が生まれるまでを描いた作品です。
1984年の不振だったナイキのバスケ部門から生み出されたこのシューズ。
正直、自分はにわかなので、罰金を負担しマイケル・ジョーダンが履いたことで斬新でとてつもないマーケティング手法だったとして有名なことぐらいしか知らなかったんだよね。
だから今作で、当時のナイキの立ち位置、またバスケへの関心も含めどれも情報が新鮮だったんだよね。
電話とポケベルが最先端なこの時代に、どう取り組んだかも含め非常に面白い映画に仕上がってる。
また、全編を通してナイキの社訓になぞられていることで、破天荒な主人公ながら一貫したストーリー性を生み出してるのはマジで見事。
また、出てくる俳優陣は少ないからこそ、実力のある俳優陣を並べることで厚みをもたせるのは本当に巧すぎる。
まぁ正直、ベン・アフレックとマッド・デイモン親友コンビってのも信頼感アツいよね。
あとは、マイケル・ジョーダン自体は描かずに周りの人々のリアクションで期待や偉大さを表現して、合間に史実の映像を挟む感じは素晴らしすぎたね。

そんなわけで、面白かったです。
あの時代を知ってる人も見た方がいいし、シューズ好きなら間違いなく観た方がいい。
また、バスケ好きにもおすすめできるね。桜木花道が履いたのもジョーダンだったしね!(出せる限界のバスケ知識)
どうせなら映画館で楽しむべき作品でした!
(79点/100点満点中)

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