【映画感想】ウォンカとチョコレート工場のはじまり【ネタバレなし】
総括
「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」観た!
多種多様な服装キメたティモシー・シャラメをキメれます。最高です。
世界の表現がファンタジーでありつつ人間臭く、絶妙なバランスの映画。
ただ、個人的にはもう少しパキッとわかりやすく悪役を懲らしめてほしかったなって気持ちが強かったです。
感想
今作は、児童小説「チョコレート工場の秘密」が原作。
ティムバートン監督で、ジョニー・デップが主演した映画「チャーリーとチョコレート工場」で映画化されたことで非常に知名度があるよね。
その中で、登場するウィリー・ウォンカの若き日の物語が今作。
主演は、ティモシー・シャラメ。日本を楽しそうに観光してたよね!
監督はポール・キング。「パディントン」の監督さんやね。
なので、全体の雰囲気も監督の作家性が非常に出てるので、「パディントン」好きな人はオススメかも。
ストーリーは、若き日の天才チョコレートの魔術師、ウィリー・ウォンカが、夢にまで観たチョコレートの街で一旗揚げるぞ!ってやってきたが~?
という感じの物語。
まず、主人公が超魅力的、チャーミングで人懐っこくて人の善というものを信じているしリスペクトしている主人公。
発明と発想によって、苦難も軽快に飛び越えていく感じはすごく観ていて気持ちがいいし、映像もカラフル、おこることもファンタジックで満足感がすごい。
街の仕組みみたいなものが今作では全体のお話のキーになるんだけど、説明的ではあるんだけれどミュージカルなお陰でくどくない。
そして、ポップ。
全体的に本当に観やすい作品に仕上がってた。
個人的には、主人公がチョコレートで仕掛ける魔法が、基本的に誰かの背中を押すっていう作用がメインなのも暖かくてよかったな。
それにして、やはりティモシー・シャラメだからこそのこの輝きだと思うな。そもそもがお美しいんだけど、子犬のような人懐っこさ。
また、どんな服装も着こなすのよ。それがマジで最高。
くどくはないし、ポップなんだけど、悪役のやってることが非常に陰湿すぎて・・・もうちょって勧善懲悪で気持ちよくなりたかったなぁというのと。
正面から叩き潰してほしかった。
個人的にはチョコの魅力で街の人達が立ち上がるとかそっち方向がほしくなっちゃったなぁ。
ティモシー・シャラメはお美しいし、かわいいし、ストーリーも軽やかで色鮮やか。
もうちょっと気持ちよく終わりを観たかったながあるだけでいい作品でした。
(68点/100点満点中)
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