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羽田空港を観光してきた 2024年11月【2】

私は一度も外国に行ったことがない。いつかは行ってみたいと思っているが、お金を稼ぐことができないので遠い夢となっている。せめて雰囲気だけでも味わいたい。

それで先日、羽田空港に行ってきた。そこは外国への入口だから。所沢から西武新宿線に乗って高田馬場。JR山手線に乗り換えて品川。京急に乗り換えて第三ターミナルに着いた。

時代劇のテーマパークのような街並みを眺めた後、展望デッキへ。飛行場の広さと飛行機の大きさに驚いた。

意外だったのはガソリンのにおいがきつかったこと。ガソリンとは車に使うものであり、飛行機に使うものとは考えていなかったのだ。飛行機に対して、においのイメージがなかった。

今調べてみたところ、ガソリンではなくケロシンという燃料らしい。灯油によく似ているそうだ。整備車両のにおいも混じっているのかもしれない。

景色に心奪われたものの、においと騒音に参ってしまった。長時間いたい場所ではない。10分もしないうちに室内に戻った。その静けさにホッとした。

お腹が減ったが、空港内の食事処は高価で手が出ない。吉野家が目に入ったときには地獄に仏といった思いがした。並盛1500円とかだったらどうしようという不安がよぎる。幸い、やや高い程度だった。空腹を満たすことができた。

無料連絡バスに乗って第1ターミナルへ移動。第3と似たような感じだったので、まっすぐに展望デッキへ。より高い位置に設置された「ガリバーズデッキ」からの眺望も魅力的なものだった。

またバスに乗って第2ターミナルへ。ここには展望デッキはないようだったので、サッと眺めて終了。また京急、JR、西武と乗り継いで帰宅した。

お気付きとは思うが、私は飛行機にも航空業界にも関心がない。そういう人間にとって一番楽しかったのは第3ターミナルだ。私と同類なら第3だけ見れば十分だと思う。

行きは1時間40分ぐらいで着いたが、帰りは2時間半ぐらいかかってしまった。高田馬場で西武新宿線の急行に乗ったものの、混雑に嫌気が差し、途中ですいている各駅に乗り換えた。それで30分も余計にかかってしまった。

羽田は遠かった。実に疲れた。もう行きたくない。空港自体は楽しかったが、私が住む埼玉西部からの便が悪い。直通バスはあるものの高い。電車が891円(IC)であるのに対し、バスは2000円。しかも4列シート。

私はバスが苦手だ。閉じ込められている感じがして苦しい。その上、隣に人がいたら息が詰まるなんてものではない。だから積極的に乗りたいものではない。

池袋から羽田空港まで乗換なしの電車がほしい。切実にそう思った。私はお金がないから乗るかどうかわからないが、全席指定の有料特急もほしいところだ。現状ではそういう電車がないために、普通列車に大きなキャリーバッグがあふれている。

しかしググってみたら、既に着手しているそうだ。いつ実現するのかはわからないが、期待している。

https://www.jreast.co.jp/press/2023/20230404_ho03.pdf

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著者は1985年生まれの男性。 不登校、社会不適応、人付き合いが苦手。 内向型人間。HSP。エニアグラムタイプ4。 宗教・哲学(生き方)…

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