Daisuke chan

バイタリティー 赴くままに綴っているだけの、その中には人間がおります。

Daisuke chan

バイタリティー 赴くままに綴っているだけの、その中には人間がおります。

最近の記事

この道 #10

「向き合うの、常に自分と」 そう、気がついたらそこからまた進んで行きます

    • この道 #9

      朝、命がある事に感謝している 大事な1分1秒だと感じてる 自分との約束を守ること、自分を信じられるように この道はいつかきた未知 選択をしてきた 全てが、自分の選択だったよ

      • この道 8

        海に降り注ぐ雨を見ていた 紫の世界に赤みが強くなっていく、陽の光が僕を奪って正しさを強制している 「そろそろ戻らないと、どこを見ても何も見つからないよ」 大事に守ってきたものなんて簡単に吹き飛ばされてしまった 「地下の部屋に戻りなさいよ、覚えていないでしょうけど君はそこで何度も生まれたんだから」 扉に鍵はないんだった、いつでも好きに入ればそれでいいみたい

        • この道 #7

          ここからの景色はまだ雨の日にしか見ていない 丘の上にある喫茶店、海が見渡せるけれど薄い紫の世界だけを覚えている 「僕はこっちの方が好きだよ、君もきっとそうだろ?」 大事なものを一つ一つ見つけてここにしまっているから、わざわざ探しに行くような事はしないけれどちゃんと見つけていく事ができるような気がしてる 「気が付いていないかもしれないけど、何もわかっていないんだよ」 悲しまないで、また歌ってね

        この道 #10

          この道 #6

          車で目的の喫茶店へ向かう Sun down 陽が沈む時間に待ち合わせ? 「はっきりしないから、曖昧になっていuw'wxx....」 怒りながら眠ってしまった 環八は20年前に比べれば混まなくなっている 「靴下をはいていますか? 国境を越えるんでしょ?」 環八は国境を越えない 「もう陽が沈んでいますよ」 そんな事は聞いていない

          この道 #6

          この道 5

          ビールが飲みたい 運転する予定があるけど6時間後だな 500ml1本、まぁ問題ないだろう 朝飲むビールは美味い 「Let's grab a beer!」 誰なんだろう? ビールを飲み干した もう1本飲んでも大丈夫だろう 「Let's grab a beer!」 とても親密だ 世界に、宇宙の入り口に 「いつでも行ける時が来るからね」 鳥が歌ってる

          この道 5

          この道 #4

          こんなに雨が降ったのは久しぶりだ。 「水を盗むのが君の仕事なんだから素直に感謝したらいいだろ、悪い事は何もないよ」 慣れるまで少しは時間がかかると思っていたのだけど、本当は一瞬でそこに行ける事を知っているんじゃないか? 「Morning moon」メロディーはとても自然に世界を包んでいる。 「あなたは初めから許されていたんだよ、何ひとつ間違いなんてなかったのに」 ただ忘れていただけだと気が付いたらすべてはそこにある。

          この道 #4

          この道 #3

          浅瀬のような眠りを繰り返していた 年が明ける頃までは確かにピントが合わない事に慣れすぎてしまっていたから 「それだって慣れすぎてしまうと、余程の事がない限りもう気がつく事もないのだろうね」 知りすぎたつもりの鳥が肩の向こう側から語りかけてくる。 「気の利く猫のような奇跡的な存在に出逢うとしたら、それはもう必然だよ」 必然以外に何があるというんだろう、この鳥は遠慮もなければ様子を見る事なんてしない。 「きっぱりとグラスを投げ捨てて今から歩いてもいい事しかないよ、勝手にしや

          この道 #3

          この道 ♯2

          眠りは短くとても深い 体温が上がる、いつかの砂風呂を思い出した 懐かしいところから瑞々しく現実に湧き上がる 泉が体を循環しているのが分かる 「Midnight sun」曖昧な切れ端のようにメロディーが語りかけて来るけれど、今自分に感じ取れる事を全て自分のものにしようなんて 「欲張るから何も残っていないじゃないか」 また厳しく声を浴びせかけられて目を閉じるだけだよ

          この道 ♯2

          この道 ♯1 この道はいつか来た未知 味覚から蘇るそれは、ギュッと心を締め付けて離さない。 遠いところ、宇宙の入り口で待っていた。 「怯えなくてもいいよ、全てはここにある」 「靴下にも味があるしね」 一旦落ち着いて、少し眠りましょう。

          この道 ♯1 この道はいつか来た未知 味覚から蘇るそれは、ギュッと心を締め付けて離さない。 遠いところ、宇宙の入り口で待っていた。 「怯えなくてもいいよ、全てはここにある」 「靴下にも味があるしね」 一旦落ち着いて、少し眠りましょう。