![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/146874839/rectangle_large_type_2_70952ab573f838c47c2e3fa022ce2e29.jpeg?width=1200)
神奈川沖浪裏と私の意外な接点
私は両親とも早くに地元を離れ
父の転勤で引っ越しをしていたため
ふるさとと言える土地はありませんが
ある事で私の先祖の姿を知りました。
葛飾北斎の有名な浮世絵
「神奈川沖波裏」
そうです、あの大波越しに
富士山が見えるやつです。
あの絵の中で
身を低くして船に乗っている人達
昔からどこに行くのかなと思ってました。
私の母方の親戚は、代々神奈川の
三浦三崎で漁師をしていました。
この船は、三崎で採れた初鰹を
江戸にいち早く届けるべく
突っ走っていた押し送り船だそうです。
ライバルは、房州の漁師たちで
お互いに高値がつく一着を競っていたのです。
なんだか感動しました。
私の先祖が懸命に生きていたことを
こうして知る事ができました。
「神奈川沖波裏」は大好きな浮世絵ですが
加えて親しみを感じる作品になりました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?