ハチの針

14歳の時。地元鹿児島を離れた修学旅行先で地元の中学生たちを見かける。

知らない人達であるが私たちと変わらずに友達と話していたり、一人で歩いていたりする。

私もここに生まれていれば鹿児島で流れている日常なんか全く知らずに生きていのだろう。

私にとっての故郷が誰かにとっての知らない土地で知らない日常であり逆も然りである。

人の数だけ知らない無数の日常がある。





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