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タワマン居住の実際:5つの誤解を解く

今回は、一般に批判されているタワーマンションの居住環境について、実際に都内のタワマンに住む私が実情をお伝えします。

タワマンを購入する際、高価であるため、私たち夫婦は本当に購入してよいのか悩みました。ネットやYouTubeでタワマンについて検索すると、ネガティブな批判がたくさんあり不安が募りましたが、実際にタワマンに住む人や医師などの専門職の意見を聞き、購入を決断しました。実際に住んでみて、その批判のほとんどが嘘であることを実感しています。

タワマンに住むことを検討している多くの人が同様の不安を抱えていると思いますので、その解消の手助けになればと思います。それでは、5つの誤解をご紹介します。


①高低差で子供の発育が遅れる

タワマンの上層階に住むと、地上との高低差が大きく、気圧差が子供の耳の発達に悪影響を与えるという説があります。しかし、私たちはタワマンに住んでから子供を授かりましたが、現在2歳の娘は全く耳に影響を受けず育っています。また、他にも多くの子供が居住していますが、みんな健康で元気です。

また、地上よりも低気圧の空間にずっと居住していることが大人にも良くないという説もありますが、地上100mでも気圧の差は約12hPa程度です。これは天気における弱い低気圧程度であり、私や周囲の人々が気分が晴れないとか頭痛がするといった話は聞いたことがありません。

さらに、外出の機会が減り、子供の運動不足を懸念する声もありますが、タワマンは都市部に多いため、車を使わずに歩いて駅まで行ったり、周囲で買い物することが多く、むしろ運動機会が増えます。また、広いロビーエリアやラウンジで雨でも運動できるので、運動面でもプラスだと感じています。


②地震で大きく揺れる

最新のタワマンは地震に対する耐震性や制震構造が非常に優れており、むしろ一般的な低層住宅よりも安全性が高い場合があります。揺れを最小限に抑える技術が導入されており、実際には地震時の不安感は少なくなります。


③エレベーターの待ち時間が長い

これは完全な嘘ではありませんが、実際にはそれほど問題ではありません。私の経験では、エレベーターの待ち時間は平均して約1分、長くても最大約3分程度です。低層階・中層階・高層階ごとにエレベーターが2基ずつあり、1基当たりの住民数比は一般のマンションと大差ありません。長く待つ場合は、待ちながらストレッチを行うなど、運動のチャンスと捉えています。


④ベランダに物を干せない

マンションによるかもしれませんが、私のマンションではそのような規約は全くありません。毎日洗濯物をベランダに干しています。地上から離れている分、排気ガスなどの影響も受けにくいと感じています。


⑤管理費・修繕積立金が高い

金額面だけで見ると管理費は一般のマンションより高い場合もありますが、都内でタワマン以外のマンションに住む友人と比較しても、管理費や修繕積立金に大差はありません。また、金額以上の価値が十分にあります。

例えば、ゴミをいつでも居住階で捨てられるのが最大のメリットです。ゴミが家に残らず、片付いた状態が保てますし、虫も出ません。自治体指定のゴミ袋を購入する必要もありません。さらに、毎日清掃員が各階のフロアや玄関周りを掃除してくれるので、常に綺麗な状態が保たれています。ゲストルームやパーティールーム、ジムやスパなどの設備も充実しています。

修繕積立金は少なければ良いというものではありません。適宜修繕され、資産価値が失われない状態であることが長期的に見て金銭面にプラスになります。修繕積立金が少ないために、大規模修繕や建て替えができないという老朽マンションも話題になっています。


総じて、タワマンに住んで本当に良かったと心から思います。便利すぎてもう戸建てには戻れません。今回の内容が、タワマン購入で迷っている方の後押しになれば幸いです。質問等あれば気軽にコメントをください。

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