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【衝撃】当たり前がぶち壊された話 in the Philippins
去年の夏に僕はフィリピン🇵🇭に行っていた。
これは当たり前だと思っていた僕の価値観が180°変わった話である。
皆さんの当たり前とはなんですか?
僕の当たり前の生活は、
毎日3食食べれて、寝る場所があって家族がいる
ことだと思っていた。
日本の憲法第25条には
健康で文化的な最低限度の生活が国民の権利として保障されている。
その中で僕たち日本人は個人差はあれど
当たり前に生活ができる環境にはある。
⚪︎アジア最大級といわれるスラム街に行った話
去年の夏にトンドと言われるスラム街に行ってきた。
首都マニラの北西部にあり、約600,000人が暮らす人口密集地域。ゴミの最終処分場である『スモーキーマウンテン』もかつてこのエリアにあったが、政府によって閉鎖させられた
とホームページには書いてあった。
スラム街には自分たちで行くのは危険なので、現地の警察が前に2人、後ろに2人ついてくれた。
それほどしないといけない場所である。
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第一声目が正直「なにこれえぐっ、くさっ」だった。
日本では嗅いだことがないような異臭がそこには広がっていた。
なぜならそこはフィリピン中のゴミが集められているからだ。
なのでマスク着用も必須だった。
しかしそこに住んでいる人はもちろんマスクなどしていない。
それが当たり前だからだ。
正直住んでいる環境はひどい。
こんなところで暮らせるのかなと思うほどである。
服を着ていないこと人もちらほら
裸足で歩いている人もいる。
何よりも子供の数にびっくりした。
フィリピンは日本と違い、一家族に何人も子供がいるのが当たり前。
・フィリピンでの世帯の平均人数は5人ですが、貧困層の世帯になるほど人数が増える傾向にあります。 貧困層の家庭では8人や10人を超えることも、珍しくありません。
驚くことに貧困層の方が人数が多い。
なぜだろう?
おそらくスラム街の子供達は学校に行くことは当たり前じゃないと思う。
近くに学校らしきものはあったが全員行けているのかはわからない。
若くして働いていた子もいた。
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そのスラム街を見ている途中ずっと動画を撮っていた。
noteに動画が載せられないのが残念である。
動画の方が伝わるのに、笑
でも1番衝撃だったのは
みんな子供達は楽しそうで笑顔で
エネルギッシュだった
予想とは全く逆だった。
そんな彼らからとてつもなくパワーをもらった
僕はスラム街で子供達に会うたびに「Hello! Hi!」
と言い続けた。
みんな元気よく返してくれる。
しかし大人の視線は怖かった
「誰だこいつら、何しにきたんだ」
といった目で見ているのがわかる。
動画を撮っていると「撮るな」と言った英語も聞こえてきた。
僕の立場が逆だったら思うだろう。
子供達はまだ純粋だから返してくれたのだろう。
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この話が1つ目の当たり前がぶち壊された話である
⚪︎フィリピンの孤児院に訪問
フィリピンには日本に比べてたくさんの孤児院がある。孤児院とは、孤児や世話をしてくれる身近な大人がいない子どもたちを収容して生活の世話をする施設の事です。
フィリピンに行く時によく言われていたのが、
ストリートチルドレンの存在。
日本ではほとんど見ない光景がフィリピンにはあった。
街の中で大人にお金を求める子供たちがいた。
車に乗って渋滞などで止まっている時に車と車の間から子供たちが出てきて、窓を叩きお金を求めているのだ。
こういう子達が保護されて暮らしているのが孤児院だ。
フィリピンでは2回孤児院に訪問した。
この子達には両親がおらず、生まれた時か少し育てられてかわからないけど、捨てられた子供たちなのだ。
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この写真がその時の様子である。
子供達によって表情や動きは様々だが、
だんだん打ち解けてくると本当にパワフルで元気をもらった。
最初は人見知りっぽい子もいたし、最初からすごく元気な子もいた。
元気すぎて僕たちがついていくのに必死だった笑
僕たちが訪問するとすっごく嬉しそうだった。
僕がここで1番感じたことは愛情の欠如。
僕たちは生まれた時からお父さんお母さんに愛情とともに育てられた。そしていっぱい愛情をもらい育ててもらった。
正直これが当たり前だと思っていた。
でもこの子達は生まれた時からその愛情を受けずに育っているのだ。
その代わり、この施設の先生たちから愛情をもらい育っているのだろう。
でもどこか不思議な感じがした。
めちゃくちゃハグを求めてきたり、抱きついてきたり。日本の子供達とは何か違うものを感じた。
昔から子供と遊ぶのが好きで、今でもボランティアとして子供とよく遊んでいる。
だからこそ何か違いを感じた。
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僕は将来この子達のために何かしたい!
と強く思うようになった。
だから今ソーシャルビジネスを少し勉強して、
将来自分にできることがないかと考えながら生活をしている。
日本で暮らしていると当たり前だと思っていた
お父さんお母さんからの愛情。
その当たり前が当たり前ではなく本当にありがたいことなのだと改めて感じた。
⚪︎フィリピンの貧困地帯の子供達の夢
日本の小学生はよく将来の夢は
男子だったらプロ野球選手や消防士など
女子だったらケーキ屋さんなど
一人一人それぞれ違った将来の夢を持っている。
僕は小学生の卒業の時に僕はプロ野球選手になる。と書きました笑
フィリピンに行く前にふと疑問に思ったのが
フィリピンの貧しい世帯の子たちは自分の夢を持っているのかな?と。
そこで僕はある施設に行った時に道端にいた子たちに聞きました。
英語はあまり通じませんが、タガログ語が喋れる先生に協力してもらい、聞いてみました。
返ってきた答えが
お医者さんや消防士、警察官、army、など
決して日本の子供と変わらない立派な夢を持っていたのです。
国境を超えて経済格差などはあれど、
みんな子供達はそれぞれの夢を持っている。
何も変わらない。
これが答えでした。
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⚪︎最後に
今僕にできることはないかもしれない。
でも絶対にこの経験を活かしたい。
ここで感じたことを何かに活かしたい。
これが僕の今の本音です。
人それぞれ住む環境や金銭面などいろいろな関係で当たり前があると思います。
その当たり前を当たり前だと思って過ごしてはいけない。それはありがたいことである。
と僕はフィリピンでこのような経験をさせてもらい痛感しました。
今の当たり前に感謝してこれからも過ごしていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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