VALISが大好きなオタクの話

はじめに

皆様おはようございます、秋霖です。
この記事では拡張メタモルフォーゼを現地観覧してきた感想を書こうとしたのですが、いろいろありまして内容が膨れ上がりました。

というのも私は拡張メタモルフォーゼにより人生で最大の浮き沈みをしました。ならちょうどいい機会だしVALISとの出会いから、今に至るまでを書いてしまおうと思った次第です。

感情をそのまま書き出したびっくりするぐらいの長文です。(11000字超え)
キモいくらいの自分語りも推しへのクソデカ感情もたくさんあります。
予防線をたくさん張りますが、最後まで読んでいただければ幸いです。




私がVALISに出会ってからこれまでの話

私がVALISの存在を知ったのは残響ヴァンデラ―の広告です、本格的に好きになったのは本当の意味で出会ったのは道化師ブランケットあたりです。

と言っても最初は「なんかいい雰囲気のグループあんじゃん、とりあえずメンバーくらいは覚えておくか」くらいでそこまで熱はありませんでした。
今思えば最初の時から追っておけ、と過去の自分に言ってやりたいですね。

ただかわいいだけで構成されたものに飽きていた私には、VALISのダークな部分がぶっ刺さりでした。まあ大前提として彼女たちはとてもかわいいんですがね。なんだかんだ言っても最初に惚れたのはあの見た目ですし。
喋り声や歌声も大好きなのでDRAMAなんかは感情のこもった声とストーリーを同時摂取できる超お役立ちアイテムでしたね。



さてそんな中出てきたVALIS生配信(現在は視聴不可)の告知。彼女たちの素の一面が見れると思いテンションが爆上がりしまして、クッソかわいかったしクッソ面白かったし...アーカイブ復活して、どうぞ。

生配信という事はこちらの声がリアルタイムで伝わり同じ時間を生きていることが感じられる最高。日々の感謝を伝えたくてスパチャをしたのですが、難読な名前故、読み方を調べさせるという事態に。うれしさと申しわけなさで頭がおかしくなりそうでした。

はい、ただの自己満足ですね。なんせ私は創作が不得意で、愛を伝える方法は金しか知らない悲しきオタクなもので。



私はこの年が社会人の始まりといったこともありVALISには本当に助けられました。
辛いことがあれば歌やTwitterのボイスに癒やされ、VALISの活動を日々の楽しみとして生きて、ツイート1つで命が救われるはまり込みっぷりでした。

各3DMVは音だけで映像が浮かんでくるぐらいには見ましたし、初のグッズ販売の時も全買い即決でした。
真夜中コンツェルトのアクスタは本当に思い入れが深いです。
みんな仮想旅団オーヴァチュア買おうね。

気付けば時間もお金もたくさん使って心が豊かになって、VALISがなければただの灰でしたね間違いなく。



ヴァンデラ―との交流の話

ここで少しVALISが関係ないネガが入った話をします。

私事ですが今年の4月くらいからヴァンデラ―の方々と交流する機会ができました。新生活に入り、コロナ禍でほとんどの人と疎遠になっていた私はこの交流にものすごく救われました。人と好きを語り合えるのがこんなにも楽しい事とは思ってもみなかったですね。


実は私はオタクが大嫌いです。リプする人、推しをアイコンにする人、ファンネームを名乗る人、しょーもないコメ、オタク同士のなれ合い、上げればキリがない程に。それしなかったらどうやって応援するんだよってものばかりで、どう考えても同族嫌悪なのですが。


ヴァンデラ―との交流も最初は馬鹿にする気持ちで始めました。最初に私を誘ってくださった方、交流してくださった方本当に申し訳ありません。
しかし話をしてみて皆様がもつ推しへの大きな愛を強く感じました。
好きを語り合い共感して、本当にVALISが好きな方達なんだなと、ここにいるのはみな同士なのだと気が付きました。自らの愚かな考えが変わって行きました。

その中でも特に、ファン同士ではなく”友人”と呼べる存在も出来ました。
そんなきっかけになったVALISにはいくら感謝してもしきれません。ヴァンデラ―の皆様、VALIS様本当にありがとうございます。



VALISのワンマンが成功してほしい僕の気持ちの話

そろそろ話を戻して、ワンマンライブとクラファンの話。

この頃の私はVALIS狂いといっていい程、真の髄までVALIS一色でした。
そこのタイミングで公開された決意表明。メンバーの本気の思いを受け取ってしまったらプラチナ以外の選択肢はありませんでした。

今ままで自己満足でしかなかった行為が求められ、本当に力になれるとなった時は喜びが応援の気持ちがクソデカくなっていきました。
この時からメンバーそれぞれが持つ熱い気持ちに応えたい、どうか幸せになってほしいと強く思うようになりました。

爆速目標達成にストレッチゴールの出現、力になれているのが本当にうれしかった。絶対に成功してほしい、という思いでルビーでの追加支援。
全編無料配信、ストレッチゴールの達成がきまった時のワクワクは止まることを知りません。

どこ目線だよ何様のつもりだよって思われるかもしれませんが、彼女たちの夢に1歩近づいたことたくさんの人がVALISを推してること、こっからまた多くの人に知ってもらえることが凄くうれしかった。



カバーライブとミニライブ

ワンマンの現地の話の前に旋律コレクションと感情プレステージの話を少し。こうやって生歌を聴ける機会は少なくとてもありがたいことです。

旋律コレクション
今まで支えてくれた曲をもう一度歌ってくれて、聞きたかった歌も歌ってくれて気分は爆上がりです。成長と進化を感じるその声に、VALISに出会った頃を思い出しとても心が満たされました。

感情プレステージ
三人でわかれていたのもあり、6人のパフォーマンスが光るVALISというよりはそれぞれの個としての魅力を大きく感じるライブでした。これでミニってマジ??自分の魅せかたを理解ってるソロの輝きにはもう全員好きって、お前らが揃って踊ったら最強じゃねえかってなりましたね。フォニイ大好き。




拡張メタモルフォーゼのお話

さてここからやっと現地観覧のお話です。
先に言っておきますが僕はVALISが大好きです。好きだからこそ葛藤し泣きます、こちらもまた本気でVALISを推します。人生を彩ってもらい生かしてもらってます、僕の人生そのものです。



さて現地観覧となれば用意は万全に。ペンライト7本とライブタオル、ライブパンフレットを鞄に詰め。ライブパーカーも着込んで完全装備、いつでもばんぜん、伝説をこの目に焼き付けましょう。
ライブへの熱い気持ちも忘れずに、ライブ前ドキドキが止まらなかったのでどうやら平常心は忘れてしまったようです。

ライブ開始より結構早くつきまして、友人たちと合流。
皆ヴァンデラ―ですが今日ばかりは彷徨っていられません,さあ楽しみましょう。時間が進むにつれ続々と集まるヴァンデラ―、傍から見たらこの集団はどう見えてるんだろうなんて考えていたら時間が来ました。

本人確認が済み受付で渡された証明書には名前と座席が書いてあり「あぁ、ついに来たんだこの時が」と感情のバロメーターが振り切れました。一生の宝物をありがとう。


余談ですがこの証明書、ほかの皆様は名前も席順も特殊なフォントで記されていたのです。が、秋霖の”霖”が常用漢字外のせいで名前の部分だけがきれいな明朝体で記されていました。

無駄に常用外の小難しい漢字を使っていて本当に申し訳ないです。でもこういうのもプレミア感あっていいですよね?




さていよいよ開演の時間です。




座席は中央からやや右寄り、そして前列。一番前で推しの姿を焼き付けれるのはなんとも贅沢な、ライブ中に涙で見えないなんてことが無いようにしないとですね。

ライブがはじまるまで会場に流れていた音楽に「Lets show the world girls!」やカウントダウンが入っていたので、物換星移カタルシスのRemixかな?じゃあこれはどの部分だ?なんて思いながら。心臓が口から飛び出ないように必死でした。
焦燥感のあるこちらを掻き立てるような雰囲気は、VALISのもつダークなイメージを思わせるようで非常に好きです音源下さい。



さあライブがはじまり一曲目は残響ヴァンデラ―

目の前で推しが踊っていることようやくワンマンライブをすることが出来たこと、それを今現地観覧していることいろんな感情が湧き上がってきます。


しかしそんなことを考える余裕のなくなるほどのステージ。ライブ場に鳴り響く分厚く刺さる音源最高のリミックス。
歌声はこちらの身に心に沁みわたり、絶え間なく騒がしい鼓動は血ではなく彼女達の歌声を全身に廻らせるために動いてる。美しく揃った踊り、6人でのダンス全員は同然の事3人づつや2人づつに分かれるフォーメーションすら恐ろしい程の統一感。

私が惹かれたのはVALISの目まぐるしく入れ替わり、それでいて主役が目を引くフォーメーションダンス。
6人の統一感が目を引くと思えば3人に分かれる静と動の緩急、表裏一体。
ペアのダンスは賑やかさ華やかさを一番感じ、舞台を限界まで使ったダイナミックさを強く感じ。
フレーズのボーカルを主とした5:1のダンスは、それぞれの良さを引き立てながら主の切り替わりは自然に滑らかに。

思えばVIRTUAFREAKの真夜中コンツェルトcメロのニナヴィッテの入れ替わりは凄く目を惹かれました、あれ大好きなので今回もう一回見れて本当にうれしかった。

出会った曲というのもあり道化師ブランケットが一番好きなんです、あの曲の持つ軽快な音と滲みでる狂気と心の弱みを感じる牙の雰囲気が大好きなんです。ライブリミックスでは軽快さに拍車がかかり弾みのある踊りにはこちらが狂いそうでした。
今回初のダンスだったんですがボーカルの主とした5:1の動きと全体の目の離せない統一感が大好きです。最後のウインク助かりました。

存流ちゃんはVALISがいなかったら最推しになってるくらい好きなので、こうやってライブという場でコラボしてくれたのはハイパー俺得環境だった。歌と踊りのVALISだけど、踊ってない歌のゆらゆらが狂おしく好きなんでけどわかる人いない?あーそれわかる。

超常現象ダンスダンスはMVを隅の隅まで見た思い出深い曲なのでここで見られて泣きました。しなやかさとキレが増してて成長を感じたし、やっぱ好きだなって思いました。
再構成ウィーバー...今聞くと涙腺が...この2曲でボロボロにされたところでたたみかける鈍色リグレット...あぁ、VALISよ幸せになってくれ...

待ってました新世界ピグマリオン。
最初の”ピグマリオン角度”を見に来ました。説明するとピグマリオン角度とは前奏部分のララ様の曲がり具合です、あれは是非オリジンの方で見てみたいですね。

そして最後の一曲は革命バーチャルリアリティー
僕はVALISと言えば?と言われれば間違いなくこの曲が出てきます。VALISを象徴するこの一曲これを聞いてヴァンデラ―になった、なんて人は結構いるんじゃないでしょうか。
歌詞も今聞くと印象変わりますね...妄想側......ダンスなんかは6人の美しさの出かたがえげつない、2番サビなんてあのフリのオルゴールほしいもんね。この曲聞くとVALIS好きだってなるんです。ありがとうVALIS 。



と、ここでAct1は終わりAct2へ



Act2へ

ここから先は皆様も知っての通りの衝撃がありました。私は今でこそ受け入れていますが最初からは受け入れませんでした。ネガティブな事も言います。なのでどうか注意してお読み進め下さい。
それと何度でも言いますが僕はVALISが大好きです。



アンコールの手拍子中これから何がはじまるんだろう、どんなことが起きるんだろうといったワクワクが溢れ出て、手を叩くたびに感情が高鳴って行きました。
その熱意を受け取ったと言わんばかりに流れ出す映像、浮かび上がる「Sow a character reap a destiny」の一文、続いてVALISの世界観を彩ってきた文字達、メンバーの名前。



               そして”Act2”



ついに伝説がはじまると確信しました。




舞台の暗転が解け、出てきたのはリアル体の人間。私が最も嫌いな存在。
最初は目の前の光景に理解が追いつきませんでした。
この人達はなんだ?コスプレか?本人なのか?なんとための演出だ?こんな人間を見に来たんじゃない。は?クソライブか?
いろいろなことを考えましたがその中に肯定的な思想は一つもありませんでした。

永遠にも感じられた静寂を破り流れてくる天命系メルト。動き出す舞台上の人間、聞こえてしまった聴きなれた声。その声が、嫌に美しい踊りが、目の前の存在は紛れもなく本人達なんだと、脳に気付かせてしまいました。

裏切られたような気分、満たされていた心に空いた穴は私を正気にしてしまいました。騒ぎ立てた鼓動も廻る血もすべてが冷え切って全身が冷たくなっていくのを感じました。

目が耳が全身が存在を拒絶し、情報を遮断し私は静寂に取り残されました。

ステージ上で踊る人、いやに眩しいタイポグラフィにステージライト、空間に鳴り響く音、歌声も。淡々と流れる演目を見たいと思えなかった、一度落とした視線を舞台に戻すことは出来なかった。
曲が終わり拍手の音がする、手を叩こうと思ったが動かない。
メンバー一人一人がここに至るまでの経緯や思いを涙ながらに語ってくれているときも怖くて見ることはできなかった。
最後の一曲革命バーチャルリアリティー、この曲を聴いてこんなに心動かないのは後にも先にもこの時だけでしょう。

私は最悪の現地民でした。



ライブが終わった時の正直な気持ち

ライブが終わりまだ動くことのできなかった私は、友人に声をかけられ逃げるように会場を出ました。ライブ後に感想会を予定していたのですが、こんな状態じゃ出れないと思いお断りしようと友人に声を掛けました。

口を開くと声よりも先に涙が出そうになり、必死にこらえながらなんとか言葉を絞り出しました。
が、私を今一人にするのはまずいと思ったのか友人に引き止められました。

確かにあの時の私は一人になると何をするかわからなかった。無事に帰れるかもしれない、電車を乗り過ごすかもしれない、もしかしたら最悪の選択をしてしまうかもしれない。
自分が何をしてしまうのかが本当にわからなかった。
引き止めてくれた友人、本当にありがとう。


現地組の感想会中、私は一言もしゃべることができませんでした。ライブ後のメンバーのTwitter更新もみたいと思わなかった、開く気にならなかった。

俺はこのまま推していけるのか、好きになれるのか、厄介になるから界隈から身を引くか、いろんな問いが浮かび何一つ答えを出せぬまま時間と脳を無駄遣いしていました。
今思えば気を使わせてしまっていたことを本当に申し訳なく思います。

2.3時間ほど経ち終電の時間になり、人数が減ったくらいで友人が声をかけてくれました。
今思っていることを吐き出して少し落ち着いた僕は、正常な判断力を失い、徹夜カラオケに挑みました。



日が昇り、気も晴れ、友人たちと解散して帰路につきました。
ライブ後から何も食べていなかったので帰宅中朝食を食べましたが、すべて吐いてしまいました。気なんて晴れてなかった、一人になるのは良くないですね。
無事帰還することのできた私は正気に戻ってしまい、またライブの事をグダグダと考え始めました。徹夜明けで気も病み心身ともにズタボロな僕は気絶のような形で眠りにつきました。
ようやっと休息を得ることが出来ました。



拗らせオタクの昔話

ここでなぜ私がこんな風にまでなってしまったのかをお話ししします。
痛い中二病拗らせオタクのクソキモい戯言です。そんな戯言が今の僕を構成しています、どうぞ笑ってください。

私がもともとヴァーチャル、もっと言うと二次元にはまり込んだのはそちらの方が美しかったから。一切の汚れのない見た目が、見ていて”嫌”という感情が沸いてこなかったから。
当たり前です、二次元はそう思われるように作られたのだから。そうやって作られたものに勝てるわけがありません。
その考えは次第に拗れて行き現実の人間を醜いものと思うようになりました。自分も十分醜いのに何様のつもりでしょうか。

私は人間の顔が大嫌いです。しわや肌、口に鼻、歪んでいて汚くて。人間頭を切り落とした姿が1番美しいとそう思っています。

エスカレートした思想は段々と行動に現れ、極力顔を見せないように見ないようにを徹底し、テレビも終いには身内の顔すら見るたびに嫌悪感が襲ってくるようになっていました。
その嫌悪感を避けるように二次元を摂取し、のめりこんでいきました。そうやって逃げ道心の支えとしていた絵たちをやがては神格化するようになっていきました。立派な拗らせオタクの完成です。

そんなのが続いてた中、突然出てきたVという新たな存在。
もとより声や性格等の人の温かみは好きな私。完成された見た目に生の人間の温かさを感じるVは完璧の存在、求めていた理想郷をようやく見つけました。

推しを勝手に神格化し、それが自分の嫌いな姿になったから勝手に裏切られた気分になっている。なんとも気色悪い。
これが私が灰になるに至った原因です、くだらないですね。




好きという事に気が付いた

身も心も十分に休まらぬ内に起きてしまい、もう一度眠ろうにもいろいろと考えてしまい眠れなず。そんな私はライブパンフレットの存在を思い出しました。
必ずライブ終了後にご覧ください、と運営直々の警告が入った1冊。あのリアル体が出てきたらどうしようといった不安もありましたが、好奇心に後押しされページを開いてみることに。


まず書かれていたのはこれまでの楽曲。自分はこれから先この曲たちを聴くことが出来るのか、なんて心が乾いていくような寂しさを感じました。
それでも曲の説明やサムネイルにMVのワンシーンは、懐かしさを感じさせ”V体の方にでも縋ってくか”と思わせる力がありました。

読み進めると出てきたのはメンバーのプロフィール、そこに書かれていた一人一人の熱い気持ちに涙が出ました。
決意表明で受けた熱い思いをもう一度受け、自らの下らなさに怒りがわいてきました。
この子達が本気でやってきたことをくだらないエゴごときで受け入れようともしないで。あの時サイリウムを振って応援できていればどれほど良かったか。自らの愚かさがとても憎い、一生モノの後悔です。

クラファンの時の決意表明、私はこの子達の熱い思いに惚れました。そしてライブへの思いを受け取り、惚れ直しました。
思えば新しいものが合わなかっただけで、私はVALISを嫌いになったことなんてなかった。ずっと大好きなんです。

PIEDPIPER様と操桃様の対談、ここでVALISが最初から二つの世界を行き来するグループとして結成されたのを知りました。正直これが立ち直れた1番の要因かもしれません。
ぽっと出の身ではなくこのために努力してきたこと、一直線に進んできた思い、大好きな子達が本気でやってきたこと、ここで背中を見送ってしまっていいのか。そんなことは到底許せるわけもなく私は一生をかけてついていくことを誓いました。



特別再放送視聴の話

と、その前に「A HISTORY OF VALIS」こちらを見なければなりません。
ここではメンバー達が、VALISで活動するにあたっての葛藤やワンマンライブへの想い、オリジンを出すことへの決意等を語ってくれます。
オフなテンションだからこそ言葉一つ一つが本心として伝わってきます。
どんな思いでここまで進んできたのか、あの場に立つのかのリアルな声。
一人一人の今まで見たことのない1面、私はVALISがもっと好きになりました。

さてそんなことを言ったばかりですが、正直再放送を見るの怖かったです。もしAct2をみて受け入れることが出来なかったら?好きを上回るほどの嫌が来たら?また現地のようになるのか?そんなことばかり考えてました。
それでも彼女たちの本気の声を聴き入れなければいけない、今度こそ想いを受け取らなければいけないと、いざ視聴開始。




まずはAct1、3D体の方ですね。
席の都合上現地は歌詞のタイポグラフィが見ずらかったので、こうやって見ることが出来てまた違う感動が生まれました。全体を見渡せるという点で言えば、こちらの方がステージの完成度としては高いのでしょうか。
とはいえ現地は最推しをずっと目に焼き付けることが出来るので、甲乙つけがたいところ。みんな違ってみんないい。
とそんな事言っているうちにAct1の終わり、1時間が短すぎる。



そしてやってきましたAct2

これから何が起きるのかがわかっているとはいえ、怖い。
わかっているからこその恐怖、このドキドキには慣れたくないものですね。
解ける暗転と静寂、浮かび上がるオリジン達のシルエット。
その姿を見て”美しい”という感情になったのは我ながら驚きです。

伸びのある手足に美しい指、抜群のキレとしなやかな腰つき。
最初はあんなにも嫌だったものに目を奪われ、心の底から美しいと思い、私は見惚れていました。
人というものは適当なものです、感情の変化一つでここまで見る目が変わるのですから。



メンバー達の素直な気持ち、私の素直な気持ち

曲が終わりMCパート、あの日私が聴き入れる事すら出来なかった素直な気持ち。涙ながらに語ってくれるメンバー、その言葉が私に突き刺さります。

すぐに受け入れることは難しい、どちらでの活動も応援してほしい、2つの姿を受け入れてほしい願い、過去の悔しいや思いかなわなかった夢、そのうえでVALISになる決意をした事、現地組のペンライト、こちらのすべてを受け止める覚悟、メンバー同士運営との衝突、人生を賭けてステージに立っている決意、今日来ている人がいなくなっちゃうかもしれない恐怖、私たちヴァンデラ―への感謝。


この言葉すべてが私の心には痛い、現地を思い出してしまい胸の中で後悔が肥大化していきます。

その思いを一度受け取れなかったこと、本当にごめんなさい。
とてつもない不安と恐怖が彼女らを襲い、過去を思い涙を流していたあの瞬間。ペンライトを振って気持ちに応えられたら、想い受け止め熱い拍手をおくれたらどれだけよかったことか。本気の想いに比べればカスほどにも満たないこんなエゴを捨てて、その姿を目に焼き付けられたなら。あなた達の不安を少しでも取り除くことはできたのでしょうか。
悔やんでも悔やみきれません、一生後悔します一生申し訳なく思います。



しかし心を刺す言葉たちは同時に私の背中を押してくれました。

これからも推したいずっとついていきたい、どうかその夢を見守らせてください。VALISになる事を、その姿でステージに上がることを決意してくれてありがとう。
一生あなた達についていきます、こちらも人生すべてで推します好きでいます。もとより貴方達に彩られたこの生をまた彩らせて下さい。
今は胸を張って言えます、私はVALISが大好きです。


最後の演目「革命バーチャルリアリティー」
入りの頭のおかしい片足立ち、手を握る1番サビ前、美しい回転陣形、6人の静と動。
普段は軽く感じるので使いたくない「エモい」という言葉も、今回ばかりは重く深く噛みしめることが出来ます。
最後、礼からの退場の流れが余りにも本人過ぎていくらでも見てられます。特にチノ先生、大好きです。




流れゆくエンドロール。ここに自分の名前が載っているのがとても嬉しい、誇らしいです。最高のステージを一生の宝をありがとうございます。
2月...絶対に行きます、今度はサイリウムを振りに愛を伝えに。



推しと喋って完全復活したオタク

こちらキモオタの幸せ濃度が非常に高い文になっておりますので、お気を付けて。吐き気を催した場合読まないという選択肢を。


さて無事再放送が見終わって翌日、10分間おしゃべり会です。
こちら1~6人の中から好きなメンバーを選び10分間お話ができるというもの。6人と話すというのも魅力的なのですが、私は極度のチノ先生推しのためそちらを選びました。他の方がだれを選んだのかが気になりますね。

して気が付いてしまいました、最推しと”1対1”という事に...

いやいや、対1でしゃべれるわけなくね??は?直接喋って伝えられるのなんて特大の好きしかないが?
なんて心の準備も出来ぬまま時間は近づいてきます。
1日目に終えている友人と話をして心を落ち着けましょう、俺も付き合ったんだから今度はこっちのも付き合え。
10分前になり友人に背中を押してもらい、ガクブルしながら会話の場へ...


定刻........!!!始まりました......!!!最推しとの対1会話が......!!!


こっからキモ感想なんですが、行かせていただきます。
特大の愛を直接伝えられたこと、これまでの私の愛が伝わっていたこと本当にうれしかったです。何回好きって言ったか、これが分からない。
今思い出すだけでもクソニヤけるんですが、名前を呼んでもらったんですよ!!!!私!!!!もう頭の中で一生響いてるんすよ、あの時の声が。
緊張で一生震えてたので「ここだけ震度5ですね」なんてくだらないことを言ったら笑ってもらえたのがもう人生の糧。これを書いているときはもう一週間たっているのですが、今もなお一生生きていけるそんなバフが続いております。へへへへへ.......
わたくし実は「かわいい」「大好き」「面白い」という言葉を頂きました。あーー!!!!!好き!!!!!かわいいと言われて喜ぶ人種ではないのですがこればっかりは死ぬほどうれしい!!!!!!!!!!
ちなみになんですがおしゃべり会28日の部は私が最後でした様で、一人だけ終了ツイが遅かった原因は私です。もうしわけねえ.....
私はこれからもずっと貴方の事が大好きです。その声が姿が笑顔が、私に生きる気力を与えてくれます。
一生ついていきます、一生をかけて愛を伝え続けます。生きていてくれて存在してくれて本当にありがとう、最も尊き存在に極上の感謝を......



感謝の気持ち

まずはここまで読んで下さった皆様、誠にありがとうございます。

私の人生を彩ってくれた、ここまで立ち直らせてくれたVALISありがとう。大好きだからこそ灰と化すほどの衝撃を受け、大好きだからこそまた向き合うことが出来た。一生好きなんです。

そして私が灰と化していた時に心配してくださったヴァンデラ―様及び話を聞いてくれたヴァンデラ―様、本当にありがとうございます。その言葉一つ一つがわたしの心を癒してくれました。
それとあの衝撃を一撃で受け止め、愛を叫び続けていたヴァンデラ―様にもとても救われました。その推しへの愛がこもったツイートが熱のこもった記事が、自分もVALISが大好きだという事を再確認させてくれました。

最後に現地で僕を引き留め、話を聞いてくれ、おしゃべり会の前の緊張を見ていた友人ヴァンデラ―。ありがとう、直接は言えないのでこの場を使って感謝を。これからもよろしく。



最後、締め

以上がリアルを嫌い二次元に拗らせたオタクの人生最大の浮き沈みです。

思えば新生活がはじまってからというもの、日々疲れを癒してくれ生きる糧になっていき、気の許せる友人に更には自分と向き合う機会まで与えてもらい、本当にVALISにはもらってばっかりです。

私の願いはVALIS6人全員が幸せになることです。そしてこの願いをかなえることが私のできる最大の恩返しだと思っています。
これからも彼女たちは力を付けて大きくなっていきます、想像のつかないくらい。もっともっと大きな存在になってヴァンデラ―も増えていって、世界中にVALISを刻み付けていきます。

その時に誇りをもってヴァンデラ―と名乗れるよう、これからも特大の愛を叫んでぶつけて、人生をかけて推していくことを誓います。
裏世界でも深脊界でもまだ見ぬ世界だって、どこまでもついていきます。
VALISと出会って良かった、VALISを推していて良かった。本当にありがとう。


チノさん、ミューさん、ネフィさん、ニナさん、ララさん、ヴィッテさん
大好きです、これまでもこれからも。


                               
                             

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