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おかんチェコへ行く②空港から街へ繰り出す

いよいよ、息子の住むプラハに到着。飛行機から見える景色にウルウルしながら、いやもう、気持ちは小学生くらいに戻った感じ。
見るもの全てが、初めてで、そして一人で大冒険・・・、言葉すら小学生並みの会話力ですから笑。

これから綴っていくこの記事を、どういう視点にするかちょっと迷っていました。(歳のせいだか、帰国後の時差ボケの修正に、めっちゃ時間がかかり、記事をかくのも遅れがちっていうのもあります・・)

おかんエージェントは、留学している子どもをもつ親の目線を大事にしたいブログです。
なので、11泊するプラハでの時間の中でも、その目線を大事にした記事にしたいな・・・というのは変わりませんが、
あまりに素晴らしいチェコの景色や文化が多すぎて、単なる旅行記になってしまいそうだからです笑。

全体として感じているのは、住みやすい国だなということや、チェコに留学していることへの安心感と憧れ。そんなこんなを描いていきたいと思います。きっと、私の一人旅旅行記になっちゃったとしても、それを読むことで安心される親御さんもいらっしゃるかと思います🎵

空港からの移動手段

まず、空港はプラハの市街地から結構西側(北西?)にあるので、何らかの方法で移動せねばいけません。
旅慣れた方であれば、ウーバーとかでタクシー予約したりすれば楽ちんかもですね。でも私は、プラハでは小学生カテゴリーなので、普通のバスを選びました。

ヴァーツラフハヴェル国際空港は、コンパクトでシンプルな空港なので、バスにのるにもとてもわかりやすいです!

リムジンバスと普通のバスがあり、リムジンバスだとプラハ本駅の方まで直接いくことができるようです。宿泊先によってはそっちが便利そうですね。

私の宿泊先は、Andel駅(アンジェル)というところだったので、そこまでだと191番のバスなら乗り換えたりせずに行けちゃいます!
しかも、普通のバスならば、チケットはトラムや地下鉄など全部共通のチケットでオッケー。
チケットは、空港だとそこらへんに自販機がたくさんならんでいて、クレカで購入可能。インフォメーション窓口でも買えます。
30分券から1日、3日券まで、時間で選べます。何回も買うのは面倒なので、3日券(72時間)を購入しました。
72時間のものは330czk(2024年4月時点)でした。

チケットは、最初に乗る時だけ打刻をします。バスの乗り場やトラムの中に、黄色い打刻用の機械があるので、そこに差し込むとジジっと昭和な音がして、日時を刻んでくれます。
あとは、その時刻から有効期間がスタートする感じで、そのチケットは携帯しておけば大丈夫です。
ほとんど、見せる場面はありませんが、私は滞在中に1度だけ地下鉄で検札にでくわしました!!
検札の人は、普通の服装(制服とかではない)の男性で、「ドブリーデン!」と元気よく乗り込んできたので、だ、誰??と思いましたが、他の人がみんな、定期やチケットを提示しはじめたので、ああ、そういうことか〜とわかりました。
チケットはその時に持っていないと、罰金になるので、かならず携帯しましょう!!

バスの話に戻りますが、空港から出ているバスは100番のバスが一番本数が多いようです。100番のバスだと、Zlicin駅まで乗ってから、黄色の地下鉄に乗り換えると便利。
地下鉄の話はまた、違う時に書こうと思います。

さてさて、191番のバスがやってきました!はじめてのバス。
スーツケースが重くて大きくて、でも座席のほとんどがちょっと高くなっている位置だったので、仕方なくベビーカーや車椅子のスペースに座りました。

そのバスが!!
カーブが多かったのもありますが、スピードが早すぎてスーツケース支えるの必死!!めっちゃ早かったです笑。
駅名は、前の方にある電光掲示板にも表示されますし、次に止まる駅などもバスの中に掲示があったので、ひたすらそれを目で追っていました。

途中で、ご年配のご婦人が隣に乗ってこられましたが、チェコ語でめっちゃ話しかけられました。
「あなた、大きな荷物ね」みたいな感じ笑、(ほんまか??)
子連れやらベビーカーやらの方が乗車してこられたので、
立とうとした時には、
「大丈夫大丈夫、あなた荷物もあるし、座ってていいわよ」みたいな笑(ほんまかいな)
人間、言葉も大事ですが、気持ちと顔芸と雰囲気というもので、なんとかコミュニケーションは成り立つんだな、とひしひしと感じます。


トラムの走る街並みに感動

ああ、こんなペースで記事を書いていたら、1年くらい連載できそうですね笑。

到着し、初めてのバスに乗り、チェコの地元の人とのコミュニケーションに、ああ、息子もこうやって初めての国で寮までたどり着いたんだなあと。
自分自身も、一人での旅なので、この旅行中、しょっちゅう息子もこうだったんだなあと思いを馳せることがありました。

Andel駅は、大きな商業施設があったり黄色の地下鉄の駅もあり、バスターミナルもあるため、降りる人も乗る人も結構多かったです。
ちなみに、チェスキークルムロフまでの高速バスも、このAndel駅近くのバスターミナル発着でした!

ホテルのチェックインは15時だけど、私は9時ごろにホテルに一旦到着し、大きな荷物を預けて、身軽になって、まずは息子の通う大学へ行ってみることに!

私の泊まったホテルでは、荷物用の部屋というのがあって、その部屋の鍵をもらうことができました。部屋の中は、ただのスペースがあるだけで、好きに荷物置いていいよ〜でも何かあっても責任とりませんがね、自己責任でよろしくっていう感じでした。

ホテルによって事情は違うと思いますが、世界的に有名な観光地ですから、荷物を預かってくれるところが多いと思います。

特に、プラハはそこらじゅう石畳なので、スーツケースを転がすというか、スーツケースに翻弄されるのはめっちゃ疲れますので、真っ先に荷物を預ける作成は大成功でした。

バスのあとは、初トラムに挑戦しましたよ!!
私が一番よく利用したのは15番のトラム。トラムの乗り場は、とってもわかりやすいですが、日本人なら気をつけたいポイントは、
「車は右側通行なので、日本の感覚だと反対向きの乗り場にスタンばってしまう」ということ。
私は、最初の頃、何回もトラムが来てから、あああ、反対方向だったと気づいて移動していました。
日本のバス停のように、進む方向の歩道にバス停やトラム停があるので、間違えないように・・・。

トラム停には、トラムの番号と止まる駅名が書いています!本当にこれは親切だと思いました。


これは帰りの空港行きのバスの駅と時刻


トラム停の看板

トラムは本当に便利だし、窓からの景色も楽しめるし、ちょっとした地元民とのふれあいもあったりするので、すごく乗るのが楽しかったです。

自分が降りたい駅名がわかっていれば、それを探せばどれに乗ればいいかわかりますし、グーグルマップで経路を検索すればトラムの何番っていうのが出てきますから、大丈夫!
乗り場だけ、気をつければ大丈夫笑!!

トラムに初めて乗った時に、駅で止まった瞬間に車内放送で、私のおりたい駅名を言ったので、焦って下車したのですが、
実はそれは、1つ前の駅でした。
車内放送では、「〇〇駅です、次の停車駅は**駅です」と言っているようで、私はその次の駅の名前に反応して、焦って降りてしまいました!
その車内放送は、リズミカルで、ワクワクするような歌のようなので笑、よく聞き取れませんが、「次の停車駅はヘリホヴァです」だとすると
「🎵プシザスターフィカ🎵ヘリホヴァ」
と、私には聞こえました笑。本当は、なんて言ってるんだろう??笑。

トラムを一駅はやく降りてしまった私は、学校まで歩くことに。
歩きながら、景色の美しさを時々横を通るトラムに大興奮。5歩歩くごとに写真を撮るというような、どこからみても観光客な状態で、感動と興奮を誰にも伝えられないもどかしさを感じながら、てくてく・・・


何もかもが思ったよりも大きい

ネットで散々見ていたから、あそこに学校があるってことは知っていたけど、思ったよりも、何もかもが壮大で大きい。
建物が、大きくて威厳がある。

ああ、わたし、息子の通う教室の目の前まで来たんだ!!
息子は毎日、ここに通っているんだ、この景色を見ながら学んでいるんだ!!

どんな表現も、うまくあてはまらないですが、
一人での渡航への不安や、長距離移動の疲労などが一気に吹き飛び、ただただ、来てよかったという気持ちと感動でいっぱいでした。

しかし、この時点では、息子と何の約束もきまっておらず笑。
課題の提出があり忙しいということだけは知っていたので、とりあえず息子側からの連絡を待つしかないなあという状態でした。

のんびりペースの記事ですが、おつきあいありがとうございます。
続きもお楽しみに〜


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