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おしゃれって怖くね?

おしゃれが怖い。するのが怖い。おしゃれな人も怖い。

たまに、自分もおしゃれしてみたいなとか思うことがある。服屋行ってビビッとキた服買って着るの楽しそうだなって。

でもそれで外に出るって考えると急に「イヤ、無理~」ってなる。自分がいいと思ったものをただ着るだけで見苦しくない格好になるならそれでいいんだけど、ファッションの何が怖いって「組み合わせ」というものが存在することだ。自分が好きだな~と思って買った服たちの組み合わせが実はちぐはぐで、そんなこととは知らずに外に出ておしゃれな人に「あいつダッサw」とか思われるの超怖くないですか。

「服屋に行く服がない」っていう話があるけどそれってまさにこれだと思う(それだのこれだの、、、。どれだよ)。服屋の店員はおしゃれな人だし服屋に来る客もおしゃれな人だから間違った服装で行くことが許されない。だから組み合わせの知識とかなんもないオシャレベル1の新規ユーザーは服屋に行ってレベル上げをすることができない。そしてレベル上げができないから服屋に行けるようにならない。この循環から抜け出すことができず地味な服装で誰かのモブとして生き続ける。まさにオシャ煉獄だ。

最近は通販で服が買えるので敵(おしゃれ人(おしゃれびと)(かっこだらけだね。))とエンカウントせずに服が買えるZOZOTOWNやら、店員が話しかけてこないので心理的負荷が低いユニクロやらとレベル1でも服に手が出せる環境は揃っている。しかしこれらによって服は手に入るが組み合わせの知識は手に入らないのでオシャレベルは上がらない。なんならユニクロオンリーでおしゃれにしようとすると結構なオシャレセンス(組み合わせの知識)が問われるとか聞いたことがある。それじゃ結局服が手に入っても意味ねえじゃん!

あれ、てことはこれ、仮にオシャレベル1で服屋に行けたとしても同じ話じゃないか、、、?好きな服を買うけど知識がないから組み合わせがちぐはぐになってダサいままっていう、、、。服屋に行けたとしてもオシャ煉獄からは抜け出せない、、、俺たちはいったいどうすればいいんだ、、、?まてよ、それならばなぜ「おしゃれ人」は発生するんだ?おしゃれという概念を作ったやつ=おしゃれ人なのか?それともおしゃれ人が選んだ服が後天的におしゃれだと認知され、それを着ている人がおしゃれ人だとされるのか?卵か先か鶏が先か、、、。

なんだか哲学じみてきました。やっぱりおしゃれって怖いね。僕は明日も下はスウェット上は好きなアーティストのライブTシャツを着て近所のコンビニに行きたいと思います。それではおやすみなさい。


記事を書きながら聴きたくなった曲

考え事をしてるとだいたい何かしらの曲が聞きたくなります。今日はこれでした。好きをもっと信じましょう。


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