WEBプチオンリーを開催してみた話①(立ち上げ〜申込締切まで)

とっても自分用。
そしてもし今後誰かに「WEBプチオンリー開催したいけどどうやってましたか?」って聞かれたときに差し出せたらいいな。
多分そのときにはすっかり忘れているので。



先日某ジャンルのWEBオンリー内でWEBプチオンリーというやつを開催してみたので、その時の記録をつけておく。

もしかしたらまたやるかもしれないので、その時にまた一から企画立案するより良いかなあと思ったので。
何せ当方、忘れん坊さん検定五段保有者です。嘘ですけど。

ということでひとまずこの記事には、開催の検討〜募集締切までについて記録しておきたいと思います。

プロセス1   開催検討


きっかけはすごく単純かつ不純で……とはいいつつ、多分いろんなオンリーとかプチとかやられる方はこの発想で主催者になることが非常に多いと思います。

推しが出てくる作品を浴びたい!!!!!!!!
いちいち探しに行くんじゃなくて向こうから集まってきてほしい!!!!!!

これです。
これ思わんオタクおるか???(言い過ぎ)

ありがたいことに、参加申込をしていたWEBオンリーの中で、私が推しているディビジョン(どのジャンルか分かる人には分かると思いますが)……所謂チームみたいなものがあるのですが、そのディビ(と今後は表現します)を推してるサークルさんの割合が多いことに気がついたわけです。

これは、もしやたくさん推しディビキャラの二次創作が集まってくるのでは??
そこに気づいた二分後には、「そうだプチオンリーやろう」というアイディアが漠然でしたが浮かんできたわけです。

今回はWEBオンリー自体の主催がリアルでも遊ぶ仲のオタク友達だったので、ありがたいことに二つ返事で了承してくれました。
本当に、「プチやってもいい?」「いいよ」みたいな。
この間二秒くらいでした。誇張とか無しに。

というわけで、まずは「推しディビのプチオンリー」を開催することが決まったのでした。


プロセス2  市場調査

(市場……?)
これは単純に、WEBオンリー自体が初開催のイベントだったこともあって単純にプチの需要がどの程度あるか分からなかったのでアンケートを取ったという話です。

Twitterの私のアカウントで、下記3項目のうち一つを選んでもらう形式のアンケートをしました。

  1. 該当ディビジョンでスペースを取っており、プチにも参加したい

  2. 該当ディビジョン以外でスペースを取っているが、プチに参加したい

  3. プチには参加しないが遊びに来たい


このアンケートは本家WEBオンリーのTwitterアカウントや、フォロワーさんが多いアカウント様がRTして下さったこともあり、4日間で65件の回答がありました。

プチに参加したいという回答が19件ほどあったため、これなら実際にこの中の50%しか参加しなくても、自分を入れれば10spぐらいになるからプチとしては丁度いい規模感なのでは?と思いました。


プロセス3  企画立案

開催を決めたら次は詳細を考えないとなりません。
この時点で、今まで私が即売会関係で経験してきたことは下記の通りでした。

  • リアル同人誌即売会のサークル参加(コミケ、赤B、Y◯U)

  • リアル同人誌即売会内のプチオンリーサークル参加

  • WEBオンリー参加

  • 鍵付きWEBオンリー主催(所謂身内向けイベント)

実はこの中で、「WEBオンリー内のプチオンリー」というものは開催されておらず、自ずと私自身の参加も初めてということになりました。

とはいえ、

まあ……でもなんとか出来るやろ!

という「推しディビの作品を浴びたい」という邪で純粋な情熱からくる謎の自信があったため、じゃあどうやったらそれっぽくなるのかを考え始めました。

あとは仕事柄企画立案したり資料作ったりプレゼンしたりスケジュール組んだりPDCA回していくマン的な役割はしているので、抵抗が無かったというのも大きいです。
社畜経験もたまには役に立つ。


あと、過去に私が経験したものだけではなく、ピクスクで開催予定の様々なWEBオンリー様をかなり参考にさせていただきました。
いやぁ、みなさん本当に企画力がすごい。大変勉強になりました。

主に私が検討したのは下記の項目です。

  • プチの名前

  • ロゴやバナーを作るかどうか

  • 告知や事務連絡をどう発信するか

  • 参加基準はどのくらい緩くするか

  • プチオンリー内で企画をやるかどうか


プチの名前

これは大抵のオンリー、プチオンリーと同様に「推しディビ」と絡めたものにしたかったので、割とすぐ決まりました。
候補が二つあったのですが、推しディビちゃんたちの曲(音楽ジャンルなので)タイトルにこじつけたものにしました。

ロゴやバナーについて

ブランディングの観点(仕事みたいな言い方をすな)から、何かしら統一のロゴみたいなのがほしいなと思いました。
リアルイベントのプチオンリーだとサークルカットにプチのロゴを入れることが多いと思うのでそれを踏襲し、サクカの角に置けるよう、丸いロゴと細いラインのロゴを二種類作りました。

ロゴは赤(推しディビのカラー)地に白文字にして、白黒にも変換できるようにもしました。
WEBオンリーだとみなさんサクカはカラーなので赤で構わないと思いましたが、いかんせん赤って派手なので、もしサクカの雰囲気に合わなければ白黒にしてお渡しできるようにしました。

結果、みなさん赤で使ってくださいましたが。LOVE。

情報発信の方法について

本家WEBオンリー自体はピクスクのお知らせ機能を使用したり、Twitterにて発信されたりしていました。
こちらはプチなので前者は使えず、Twitterが一番見てもらえるしどのサークル主さんもアカウントを持たれているので迷わず選びました。

(しかしこのTwitterの仕様とは後々までずっと戦い続けることになります)

すぐにアカウントを作成し、専用ハッシュタグも決めました。
ハッシュタグについては事前に検索してみて、同じものが使用されていないか&今後も使用されにくいものであるかを検討しました。
TwitterのアカウントIDはこのハッシュタグと同じものにしました。
ブランディング〜!(?)

あと、Twitterだと問い合わせしたいけど匿名がいいという方からの質問に対応できないので、お題箱も作成しました。

誹謗中傷とか来たら嫌だから匿名は受け付けない、というイベント主催者様もいるようなのですが、それはそれでアリだと思います。
自分が楽しく無かったら主催なんて出来ないですもんね。

ただ私はそういうので凹むタイプではないので(どちらかというと理詰めで言い返すタイプ…めっちゃ嫌なやつですね笑)様々な忌憚ない意見をいただくのになるべくハードルは下げようと思いました。

後述の企画のところでも触れますが、これは作って良かったと思います。

参加基準について

プチオンリーなので最低でも「推しディビ」の作品を一つは置いてほしい。
でもそれ以外に色々基準を設けたら参加のハードルが上がってしまう。

ということで参加要件は一つだけの、シンプルなものにしました。

そもそも本家WEBオンリーの方で作品についての制約など色々要綱を出していただけているので、こちらとしてそれ以上の制約を設ける意義は無かったのです。
これがプチオンリー運営のやりやすいところですね。

本家WEBオンリー主催様には感謝しかないです。今度会ったときに彼女の推しキャラのグッズをプレゼントしておきます。

企画について

これが一番悩みました。

何せプチオンリーをやろうと決めたのはもうオンリー開催の三週間前ぐらいだったので、みなさん自分の原稿でいっぱいいっぱいなのでは?と。
かくいう私も無計画すぎて、自分でやる!と宣言した原稿が全然終わってませんでした。

今回は初の試みだったこともあって、最初の募集段階では企画は無い状態で告知したのですが、お題箱の方に「企画があったらいいなあ」「テーマがあった方が楽しいかも」というようなご意見をいただきました。

なんだと!?原稿を増やしたい?さてはみんなドMだな!?(歓喜)

ということで、任意参加型の企画を設け、後から募集要綱に付け加えました。
実は、やるならこんな企画かなあというのは元々考えていたのでこれにはさほど時間を要しませんでした。

実際に実行するかどうかは別として、事前検討の段階で色々と仮設検証しておくのは大事ですね。
いや、別に仕事の話はしてませんよ?ええ。してないってば。

でもこの企画も、結果的にやって大正解だったと思います。

匿名だからこそ意見も寄せやすかったと思いますが、こういった声を上げてくれる方はありがたいですね。

プロセス4  募集開始

というわけで、以下のような募集要綱を作成し、Twitterのアカウントにて発信しました。(一部抜粋)

これみたらもう何のイベントか分かっちゃいますね
1-4枚目の募集要綱画像を1ツイート目に流して、
5-6枚目の企画要綱は後からツイートしています。
私の邪な気持ちが少し見え隠れしています。
あとから追加した、企画の要綱です
企画のタイトルも、意見をいくつかいただいたのですが一つに選べず、結果元のタイトルのまま今回は開催しました…。

本家WEBオンリー主催様には告知ツイートをRTしてもらったり、ピクスク内で告知してもらったりしました。
ありがたや。今度会ったときに彼女と推しのツーショでも撮ってあげることにします。

募集した結果

結果的に自分を含めて14サークルの参加が決まりました!

WEBオンリー自体が69サークルだったので、約20%のサークルさんがプチオンリーに参加してくださったことになります。

このジャンルは大きく分けると6つのチームに分かれているので、そう考えると1/5って多いじゃん!と小躍りしました。

また、サークル参加してないけどプチオンリーが楽しみだと言ってくださるTwitterも目撃し(市場調査です、市場調査)とても嬉しかったです。


プロセス5  情報整理

ありがたいことにいくつか質問をいただいたりしたので、後からでも見やすいように質問への回答ツイートを「Togetter」にまとめました。

  1. 募集要綱ツイート

  2. 企画概要ツイート

  3. 質問への回答トゥギャッター

この3点へのリンクを1ツイート内に貼って、イベント開催日まで固定ツイートにしていました。




ここまで来れば、あとは自分の原稿と戦いならがら募集締切日を待つだけです。

締め切った後、当日を迎えるでの準備や当日の動きについてはまた別でまとめようと思います。
何せここまでが長くなってしまったし、次に開催するときもきっと、募集段階と開催段階で確認したいことが違うはずなので。

以上。
また何か思い出したら追加するかも。

続き↓

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