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鳳虹庵日記 8

2011年11月27日

古代マリア信仰

前回の日記で、物部氏がイエスとマリア信仰を持っていたのでは・・・
なんて、とんでもない話をぶちまけましたが、
その後、
物部守屋(モノノベノモリヤ)は、その名が聖書に出てくるモリヤとの符合を言われますが、
以外と、物部マリアだったり・・・と思ってしまいました。
マリアは、女性の名ですが、 男性の名にも見かけられます。
僕の知っているスペイン人にホセ・マリアという男性がいます。
テレビには、ユースケ・サンタ・マリアなんていう人も出ていますね。
まあ、ファーストネームじゃないですけど・・・

守屋がモリヤ山を目指して諏訪に向かったのは、
モリヤに関係してかもしれません。
諏訪にも出雲からの日神と水姫の信仰があります。
それは、伊勢経由であった可能性があり、
出雲(イズモ)~伊勢(イセ)
伊勢は、磯宮(イソノミヤ)とも呼ばれていたそうですから、
石上(イソノカミ)との関係も繋がってきます。

今回の話は、五十(八十)のイソではなく、
マリア信仰のほうですが、
マリアという名はともかく、
母神や女神への信仰は、太古からあったように思います。
それらは、マヤ、マリア、イシス等と呼ばれてきました。
イシスは、イソの名になっていますが、
マヤ(Maya)もマリヤ(Maria)もMの女神です。
母は、英語でマザー(Mother)といいます。
他に僕の知る狭い範囲ですが、マドレ、ママ・・・
といったM音からはじまる母を意味する言葉があります。
モモもMOになりますが、Mです。

もしMI(ミ)も認めるなら、
ミコ(巫女)、イザナミもありますし、
ME(メ)もありなら、ヒメは確実に女性性です。

なぜ女神はMなのかというと、
Mは二つの山であり、女性のシンボルである乳房、
または、桃尻を表しているのだとおもいます。
また、Mを逆さにするとWになります。
WはWomenのWです。
Wもまた女性の両足とその股を表していると思います。
因みに男性はというとPだと思います。
Pは、男性自身を横から見た姿です。
Pは、PadreのPであり、パパのPです。


人格神はともかく、本来、目に見えない神に男性も女性もないと思うのですが、
これは、ラテン語系の男性詞、女性詞みたいなものと思いますが、
それでいて、物事のエネルギーには、+性と-性があるのかもしれません。

その女性性の神聖な部分を女神と喩えるのかもしれません。
それは、美であったり、母性であったり、時に荒々しい様を見せたり・・・
その姿は、大地母神であったり、海や湖や川の女神であったり、月や金星の女神であったりします。
全ては、水の女神であるのです。

その水の女神に対する信仰が、古代のマリア信仰であり、
日神と対になっていました。
太陽と水の恵みにより、食物が実り、保食(ウケモチ)の神となります。

私達は、自然界の中でいうと、例外なく母の胎内で命を授かり
羊水という水の中で育ちます。
水は、母であり、海なのです。
ゆえに生まれるわけです。

そんな水への信仰がマリア信仰なのだと思います。
日本の古代にマリア様が降臨していたというとナンセンスに思いますが、
そう考えるとすごく自然な信仰だったと感じてしまいます。

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