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鳳虹庵日記 34

2012年02月08日

マナの鶴と亀

先週末に伊勢へお参りした記事を書いたところ、
「亀は甕に通じるのでは・・・」
とコメント頂きました。
これは、ビンゴだと思いました。

伊勢では、亀のシンクロが凄かったのですが、
少し前、今年に入ってから、
「亀が来てる」という話は聞いていました。

僕は、甕から壷をイメージしました。
甕と壷は、定義されていますが、
なかなか厳密に区別できないようです。

で、壷となると・・・
伊勢外宮の神宝としてマナの壷があるという話があるそうです。
マナとは、旧約聖書に出てくるモーゼの祈りによって神が降らせた神秘の食物です。
それを入れておく壷がマナの壷ですが、
これに「モーゼの十戒石板」と「アーロンの杖」とを合わせて
古代イスラエルの三種の神器となるそうです。

マナというと、外宮の元宮、籠神社の奥宮に真名井(マナイ)神社があります。
そこには、ダビデの紋章(=六芒星=籠目紋)があったとか・・・
佐美長神社の由来は、稲穂を咥えた真名鶴(マナツル)が現われたからです。
籠神社のある丹後地方には、舞鶴(マイヅル)という町があるのは偶然でしょうか・・・

マナは、愛(マナ)でもあり、眼(マナコ)にも通じてるようです。
三角形の中から、瑠璃色の目が飛び出してきたビジョンも意味がありそうです。

かなり昔からユダヤと日本の繋がりのことは、様々な本や記事で知っていましたが、
あえて、追求しませんでした。
しかし、ここにきてどうもその繋がりが無視できなくなってきました。
昨年の剣山は、アーク伝説との関係が語られています。
僕達は、ノアのアララト山に見立てましたが・・・
というか、ノアの箱舟の事をノアズ・アークと呼ぶようで、
はずしている訳ではなくて、Qちゃんは、剣山本宮の祭りの日に、
空から舟が降りてきて消えていくのを見ています。

アーク(聖櫃)の中には、モーゼの十戒石が納められていたといいます。
また、ちょっと気になるのは、
聖櫃を安置する移動式の神殿である幕屋ですが、
ここに神が現われるとき、雷が轟くといいます。

ずっと雷神の話は続けてきています。
特に、賀茂別雷命や、武御雷神(武甕槌神)です。
賀茂や春日の神は付いてまわります。

賀茂の神、賀茂建角身神は、別名ヤタガラスといいますが、
先日見たHPには、カラスの語源は、クロスだそうです。

話を鶴と亀に戻すと、
鶴は、たてに飛ぶ鳥であり、
それは縦に燃せあがる火です。
亀は、横に水を泳ぎます。
鶴亀で、縦と横のクロスを意味し、
これは、火水です。

剣(つるぎ)は、鉄を火と水によって打って作成します。
それゆえ、神聖なものなのだと思います。
陶器等の焼き物や、瓦もそうだと思います。


余談ですが、住吉大社にグラナダで参拝したときに安曇氏の話が出ました。
その安曇の神、安曇磯良(アズミノイソラ)のイソラは、
イスラ・エルから来ているもかな・・・と想像しています。
エルは、エル・シャダイのエルで神の意味ですから、
イスラ神→イソラ神とならないかな・・・
・・・・まだ、わかりません。
しかし、イソ(磯)が古代ユダヤに関係するとなると、
石上(イソノカミ)も繋がってるかもしれないですね・・・


なんとなく、甦りとは、
失われたイスラエル十支族の甦りか?
と感じています。
僕達だけでなく、今、様々な人たちがルーツを追っています。
それぞれが、十支族の一つなのでは・・・と妄想してしまいました。


さて、アークとマナが出てきました。
残るは、アーロンなのでしょうか・・・

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