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鳳虹庵日記 25

2012年01月16日

比古から日古へ

もう20年位前のことになりましょうか・・・
当時愛読していた漫画に荻野真氏の「孔雀王」と「夜叉鴉」があります。
それらのコミックは、全巻所持していて実家の部屋に置いてあったのですが、
何故か今朝になって、オトンが処分するぞ。と言ってきました。
なので、それらを引き取ることにし、「孔雀王」と「夜叉鴉」は再び僕の手元に帰ってきました。


まだ、京都巡礼の何かが続いているようで、
Sさんは、まだ鴨の旅が続いているそうです。
またミクシのGちゃんのコメントに「扇」という文字を見た瞬間、
孔雀を思い浮かべました。
扇は、孔雀の羽です。
羽は、日吉から清水に移動する間に何度か出現しています。

僕の中で、いま持っているキーの中に鳥がありますが、
それらは、不死鳥であり、蓬莱、鳳来の鳳凰であり、
鴨や鷺等の水鳥であります。
そこに孔雀が加わりました。
孔雀(クジャク)は、クジュウク(九十九)かも・・・

Sさんが、八王子山で引いた神様カードは、菊理姫でした。
御所にある白雲神社で引かれたおみくじは、99番でした。
白雲神社の祭神は、妙音弁才天です。音の女神です。
音により開かれ、音により結ばれる。
ムスビとヒラキは、音によって為されたのかもしれません。
日吉大社の白山宮でQちゃんは、ククリ姫による新しい次元の統合がなされるというような話をしていました。

また、「夜叉鴉」のモデルは八咫烏です。
これも京都巡礼に深く関わっていました。
八咫烏は、賀茂建角身命のことです。
鴨で烏です。また鳥です。


今まで書き忘れていたのですが、
日吉では、黄泉比良坂やヨミガエリの話が出ていました。
黄泉比良坂は、出雲にあると言われているそうですが、
日吉大社は、坂本にあり、比良坂の本と捉えました。
日吉大社の北側には、比良山があります。
そこは、比良明神の住む霊山です。
比良(ヒラ)はヒヨシとも読め、日吉(ヒヨシ)と同じになるのです。

僕の旧ブログは、七色堂といいますが、サブタイトルは、時々変わり、
その最初は、「イザナミのヨミガエリ」でした。
イザナミは、女神の代名詞ですが、男神から引き離され、黄泉へ葬られたのかもしれません。
黄泉では、イザナミの体から八雷神が生まれています。
雷は、またキーです。
春日大社の建御雷神。
日吉大社の子神、賀茂別雷命。
天満宮の菅原道真は、雷神(天神)です。
それらは、京都巡礼にも関わっており、
僕の巡礼にいつも付きまとっています。
+と-で発生する雷は、錬金術のイメージが付きまとっています。


ともにずっと受けているキーは、男神と女神の統合です。
それは、古い太陽神の日神と水の女神である水姫の統合です。
引き離された、両者の統合であり、イザナギとイザナミの和解であると言えます。

古来日本は、女王の統べる国でした。
しかし、いつしか男尊女卑が支配し、
女性の復興は、社会における女性の男性化に置き換えられてしまったと感じます。
女性は、社会に出るなという意味ではありません。
本来、男と女は、補い合うべき存在で、優劣はありません。
それぞれに特性があるのです。
それを存分に生かした男女の融和が本来あるべき社会だと思います。


神の世で統合が行われるなら、人の世でもそれを行わないといけません。
天にあるものは、地にもあるが、真理だからです。

僕のHNは、ここでは柚子房ですが、元々というか今でも別のところで天比古を名乗っています。
柚子房の進化のために、これからは、
天比古ではなく、天日古と名乗ることにしました。

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