鳳虹庵日記 44
2012年03月13日
金木製のミロク神
昨日、3月12日の夕方7時頃、家の前から空を見上げると、
二つの明るい星が西の夜空に横並びになって輝いていました。
あまり見かける光景ではないので、調べてみると金星と木星でした。
(3/13撮影)
木星の神というと神々の王ジュピター(ゼウス)を思い浮かべますが、
今のナガレで浮かび上がってくるのは、バビロニアの主神マルドゥークでした。
木星がシンボルですが、その神質は、太陽神、暴風神、豊穣神等様々な属性を持ち「50の名を持つもの」とされ様々な別名を持つようです。
その名の意味は、「太陽の雄の仔牛」と言われるように牛神でもあります。
また、今注目していますバール神の原型でもあり、その変遷はミトラ神、マイトレーヤ(ミロク)へと変化していきます。
その妻神は、金星をシンボルに持つサルパニト「輝くもの」という名の女神だそうです。はっきりとはしませんが、その原型はイシュタルだとも考えられているようです。
その男女の夫婦神が12日の夜に並んで輝いたのには、意味がありそうな気がします。
なんとなく今年の春分の日は大事なエネルギーが流れるかもしれないなと予感しています。
金星の象徴には、ルシファーもいますが、四国旅ではルシファーとスサノオが重なりました。
スサノオは牛頭天皇、牛の神でもあります。
前回の日記「星のサイクル」をアップした頃より、様々なものがどうしてもミロクと重なってきます。
僕はその時に「ついにコトが動き出した。」と感じました。
何のことかはわかりませんが・・・
そのコトと呼応して京都に注目しています。
今、意識が向いている古代の神と京都の主神が、僕の中で重なっているからです。
巡礼を始めて3年目ですが、毎年葵祭りに引き寄せられます。
今年の葵祭りは、エネルギー的に重要かもしれないと考えています。
話は、変わりますがキンセイとモクセイで、
キンモクセイ(金木犀)になりますね。
駄洒落みたいですけど・・・
金木犀は、桂花とも言われるようです。
そうすると桂の木も気になってきます。
葛木(カツラギ)氏も繋がりそうですが、
桂の木を神木としている日吉大社西本宮を思い浮かべます。
何度か書きましたが日吉大社の神紋は葵紋であり、
東本宮の神々は下鴨神社の神々とスサノオのファミリーです。
また、桂は月に生えている木と考えられており、月神信仰とも繋がっていきそうです。
ちなみに金木犀を指定の木としている市町村は多いのですが、
地元滋賀県では、先日天日古ブログで取り上げたばかりの草津市というのも奇遇なものです。
また、話によると豊川稲荷にも金木犀の紋があると聞きました。
賀茂氏と秦氏が繋がるように稲荷神へも繋がっていきそうです。(豊川稲荷は密教系ですが・・・)
稲荷神は保食神であり、月神(月夜見神または、スサノオ神)に殺されることによって五穀をもたらしています。
愛知県名古屋市天白区の木も金木犀です。
天白は、太白でもあり、金星(神)であるのも符合が面白いです。
そして、艮神=丑寅の金神でもあり、
瀬織津姫とも繋がっています。
あくまで僕の生活上の話ですが、
なんだかパズル鍵のように、ピースが組み合わされ、
キーが繋がってきました。
そして、扉が開いてきたような気がします。
まあ、僕には見えない世界や神の世界のことなどわかるはずもないので、
単なる妄想日記鳳虹庵のお話です。
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