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鳳虹庵日記 16

サクヤ姫と道真さん

2011年12月18日

伊豆巡礼の二日目に、富士本宮浅間大社に参詣してきました。
最初は、そんなつもりなかったのですが、
地図を眺めていて、
伊豆―三島―富士ラインが目に入ってきました。

走湯修験では、伊豆大神と富士神である浅間大神は、同一と考えられていたと聞ききました。
そして、南からやってきた三島大神は、富士大神に伊豆の地を譲ってもらっています。

三島大神は、明治以降、事代主神として恵比寿さんとしても祀られています。
大黒さんに続き、恵比寿さんも意識の中に入ってきました。

大黒―恵比寿
大黒―弁財天

この組み合わせには深い意味がありそうです。
七福神ていったいなんなんだろう・・・

きっと、誰かがマスクを被せているような気がしてなりません。


しかし、浅間大社で気になったのは、天神さんでした。
お稲荷さん、大黒さん、恵比寿さんに天神さん・・・
私達の馴染み深い神様は、
その顔の奥にまた別の姿があるのかも・・・


さて、天神さん、
水の神様の上にいらっしゃいました。
富士本宮浅間大社参拝、参照)

実は、サクヤ姫と天神さんこと菅原道真のセットは、以前より目についておりました。
志呂志神社~櫻椅神社の旅、参照)

まあ、サクヤ姫―天神というより、
これも、水神―天神という構図なのかもしれません。

そして、水神は、おそらく天女なんだと思います。

近江で塩土老翁を祀る神社を、滋賀県神社庁のHPで検索すると、
塩津神社と下塩津神社がヒットしました。

ここは、天女伝説のある余呉湖の付近です。
続・天から舞い降りた月神たち、参照)
すなわち、天神信仰の聖地であり、道真が幼少の頃に学んだ地だと言われています。

また、ここは、物部の地であり、
中臣氏の先祖、伊香津臣命(=伊香刀美)の伊香の地なのです。

神様カードで塩土老翁が飛び出してから、
また、余呉の天女に繋がってしまいました。
やはり、余呉には何かありますね。。。

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